2021年02月25日

ニンジンの栽培方法

by 株式会社髙儀

公開:2021.02.25 17:40 更新:2021.10.04 16:23

料理の彩りに欠かせないニンジン。

発芽までがとても重要な野菜です。

ポイントを押さえて美味しいニンジンを収穫しましょう。

1.ニンジンの基本情報

栽培データ

科名:セリ科

連作障害:あり(2~3年くらいあける)

スタート方法:タネから

収穫まで:3~4ヶ月位

土壌酸度:pH6.0~6.5

主な病害虫:アブラムシ・キアゲハの幼虫・うどんこ病など

栽培スペース
栽培カレンダー

※目安です。天候や地域により異なります。

栽培面積

幅15~20cm、高さ30cmくらいまで大きくなります。

土づくり

にんじんは土の中に育つ根菜類。

最低でも30㎝くらいの深さまではよく耕作鍬などで固い土の塊がなくなるまで耕しましょう。

土の塊が残っているとまた割れなど原因などになります。

土壌酸度計などを使用して、phの測定をしましょう。

必要なら苦土石灰を100~150g/㎡まき、酸度の調整をします。

植え付けの1週間前から当日までに、全面施肥で

堆肥:3L/㎡

化成肥料:100g/㎡

熔リン:50g/㎡ をまきよく混ぜます。

2.ニンジンの育て方

①種まき

●栽培スペースを参考に、畝を立てましょう。

●種まき用の筋を作ります。

ひもで目安を作り、三角鎌の先端を使い、筋蒔き用の筋を作ります。

にんじんの種は光が当たらないと発芽しないため、

約1cmほどの溝で大丈夫です。

●種をまきます。

つけた溝に約1cm間隔で種をまきましょう。

●土をかぶせます。

にんじんは光がないと発芽しないため、

たねが見え隠れする程度に薄く土をかぶせましょう。

その後、しっかり上から押えます。

●もみ殻をまきます。

手に入れば、乾燥防止のため、もみ殻を土の上から土が見えなくなるくらいまでまきます。

こうすることにより発芽率がアップします。

②間引き

●種まきから1週間から10日後、

双葉がそろったら間引きを行います。

不織布を外し、株間が3cmくらいになるように間引き、しっかりと土寄せします。

●2回目の間引きは、本葉が2~3枚になったら。

2回目の間引きは株間が6cmくらいになるように間引きます。

このときもしっかり土寄せしましょう。

●3回目の間引き

種まきから約1か月。

本葉が4~5枚に成長したら最後の間引きです。

しっかりと土寄せも行いましょう。

これ以降は2週間に一度追肥と土寄せを行います。

③収穫

地際の根の直径が約4~5㎝になったものから収穫を行いましょう。

根元をしっかりもって引き抜くだけで簡単に収穫できます。

提供元:畑サイクル

http://product.takagi-plc.co.jp/hata-cycle/

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