2021年02月01日

パクチーを育てる

by 株式会社刀川平和農園

公開:2021.02.01 14:00 更新:2021.10.04 16:23

1年草の地中海原産のハーブ。
アジア料理などによく使われる香草で、パクチー・コリアンダー・シャンツァイ等様々な名前で呼ばれる。
比較的育てやすいが発芽率はあまり良くない。
真夏の猛烈な暑さには弱い!!

年間カレンダー

栽培カレンダー

【1月~2月】生長はゆっくりになります

秋まきの時期が遅くなったり、寒さが早く来てしまったりすると、生長が遅くなります。基本的にはこの時期は栽培に向かないので育てる時期ではありませんが、芽が出て生長し始めたものはこのまま冬越し出来ます。

・プランター栽培の場合は、室内や温室に入れて育てましょう。

・直播は寒さにさらされて生長がゆっくりになるので肥料や水は控えます。

・霜にあたると弱るのでマルチングなど工夫が必要です。

・冬越しすると3月くらいには収穫できるようになります。

【3月~4月】栽培は種まきから始めます

パクチーは植え替えを嫌う植物なので、慣れないうちは種から育てることをお勧めします。

また、種は1つの殻に2つ入っています。発芽率が悪いのは外側の殻が硬いためで、割ってから蒔くと発芽率が上がると言われていますが、割らずに蒔いても育てられます。ただし、その際は、1つの種から2本発芽しますので、本葉が3~4枚になったら1本立ちにします。

・発芽後は鉢土の表面が乾いたら、鉢底から水が出るまで水やりをします。

※水やりの注意点:水をあげる時は、気温が高すぎたり低すぎたりしないように!!プランター栽培で受け皿を使用している場合は、受け皿の水は捨ててください。

・地植えの場合は種まきの前に肥料を混ぜ込んでください。

割らずに種を蒔いた場合は間引きします

種1粒から2本発芽しますので、本葉が3枚~4枚になったら、1本立ちにします。

間引きせずにそのまま

育てることも出来ますが間引きすることで病気の予防や虫が寄りにくくなり、大きく育てることができます。間引きする時は、株を傷めないように、ハサミで

切り取りましょう。

日光によく当て、風通しの良い場所で育てます。

一日中日陰で育てると、徒長してうまく育たないことがあります。

・草丈が20㎝になったら収穫ができます。

・生長が速いので、早めの収穫をお勧めします。

・大きな葉から摘み取っていくと、長く収穫を楽しむことができます。

・種まきから30日後位を目安に追肥をしてください。液肥の方が扱いやすいです。

【5月】生育が旺盛になります

3月~4月同様に栽培が可能です。

生長のスピードは速くなります。気が付くと収穫しないうちに花が咲いて枯れてしまった。なんてことも起こりえます。強い日差しには注意しましょう。

・種子をとる場合は花が咲き実ができ、枯れた後もそのまま育てます。種が茶色に なって完全に枯れたら茎ごと刈りとり、逆さにつるして乾燥させます。

その後、種を取ります。

・葉を長く収穫したい場合は、早い段階でとう立ちした部分を切り取ります。

【6月】雨は要注意です

3月~4月同様に栽培が可能です。雨の多い時期になってきます。

泥が葉に着くと病気にかかりやすくなってきます。気を付けましょう。

・まだ、種まきができます。5月と同様に収穫期であり、開花期でもあります。

・様子を見ながら肥料を与えましょう

・強い日射しや泥はねには注意しましょう。

【7月】強い日差しに要注意

まだ栽培が可能ですが、強い日射しで花が咲きやすく、適期ではありません。

また、6月同様、雨による泥はねに気を付けます。

※水やり時は気温が高い時間帯は避けるようにしましょう。

【8月】枯れる時期です

8月の強い日射しでぐんぐん育ち直ぐに花が咲きます。

育てられないことはありませんが適期ではありません。

【9月~10月】栽培は種まきから始めます

パクチーは植え替えを嫌う植物なので、慣れないうちは種から育てることをお勧めします。

また、種は1つの殻に2つ入っています。発芽率が悪いのは外側の殻が硬いためで、割ってから蒔くと発芽率が上がると言われていますが、割らずに蒔いても育てられます。ただし、その際は、1つの種から2本発芽しますので、本葉が3~4枚になったら1本立ちにします。

・秋まきでの栽培は長く収穫できます。

・寒い地域では霜対策をしてください。

・発芽後は鉢土の表面が乾いたら、鉢底から水が出るまで水やりをします。

※水やりの注意点:水をあげる時は気温が高すぎたり低すぎたりしないようように!!

プランター栽培で受け皿を使用している場合は、受け皿の水は捨ててください。

・地植えの場合は種まきの前に肥料を混ぜ込んでください。

割らずに種を蒔いた場合は間引きします

種1粒から2本発芽しますので、本葉が3枚~4枚になったら、1本立ちにします。間引きせずにそのまま

育てることも出来ますが間引きすることで病気の予防や虫が寄りにくくなり、大きく育てることができます。間引きする時は、株を傷めないように、ハサミで

切り取りましょう。

日光によく当て、風通しの良い場所で育てます。

一日中日陰で育てると、徒長してうまく育たないことがあります。

・草丈が20㎝になったら収穫ができます。

・蒔き時期が遅いと収穫が冬越し後になる場合があります。

・大きな葉から摘み取っていくと、長く収穫を楽しむことができます。

・種まきから30日後位を目安に追肥をしてください。液肥の方が扱いやすいです。

【11月】収穫期です

20㎝くらいの株は収穫期です。

大きな葉を摘んで収穫します。株は土が乾いたら水をたっぷり与えましょう。株の様子を見ながら追肥をしていきます。寒い地域では霜に注意します。

・収穫した葉は風味づけだけでなく、ソースにしたりサラダにしたり、様々な料理に使えます。

・パクチーはビタミンCを豊富に含み、美容効果や整腸効果などがあると言われています。

【12月】生長がゆっくりになります

寒さに強い植物なので冬越しも出来ます。ただし、この時期から目立った生長がみられなくなります。

水や肥料は控えるようにしましょう。霜に当たらない様に工夫しましょう。

・腐葉土やバークチップなどでマルチングします。

・種まきは適期ではありません。

提供元:株式会社刀川平和農園

http://www.tachikawa-heiwa.com/

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