2021年11月07日
by DCM 編集部 |
公開:2021.11.07 05:00 更新:2021.11.29 10:45
「家庭菜園で夏野菜を育ててみたいけれど、何を選べば良いかわからない」
「家庭菜園で夏野菜を育てる際の注意点は何があるの?」
とお悩みの方もいるでしょう。
野菜によって苗の植え付け時期は異なります。野菜ごとの植え付け時期を把握して、どの野菜を育てるか検討しましょう。
そこで今回は、家庭菜園におすすめの夏野菜を11種類紹介します。
また、家庭菜園で夏野菜を育てる際の注意点も説明するため、自宅で夏野菜を育てたいと考えている方はぜひ参考にしてください。
ここでは、植え付け時期は5~6月の夏野菜を紹介します。紹介する夏野菜は、以下のとおりです。
【植え付け時期が5~6月のおすすめ夏野菜】
・ナス
・モロヘイヤ
・キュウリ
・トウモロコシ
・ゴーヤ
・ミニトマト
これより各野菜の特徴について、説明していきます。
ナスは、便秘解消に役立つ食物繊維を多く含んでいる野菜です。また、紫色の皮の色素であるナスニンには抗酸化作用があるため、老化の原因となる酸化の抑制を期待できます。
炒めものや漬物、天ぷらなど調理方法はさまざまであるため、育てておくと便利な食材と言えます。夏の暑さに強く、初心者でも育てやすい野菜のひとつです。
【ナスの栽培情報】
・科目:ナス科
・植え付け時期:4月中旬~5月上旬
・収穫時期:7~10月
・収穫方法:枝が折れないようにハサミを使用する
・補足:6~10月頃に開花する
モロヘイヤはビタミンAやビタミンB2、ビタミンCなど多くの栄養素を含んでおり、美容効果を期待できる野菜です。スムージーやスープの料理が向いています。
5ヶ月もの期間、収穫が続く点も魅力です。病気にも強いため、初心者でも育てやすいでしょう。
【モロヘイヤの栽培情報】
・科目:シナノキ科
・植え付け時期:6~7月頃(苗の本葉が5~6枚になったとき)
・収穫時期:6~10月
・収穫方法:手で折る
・補足:9月頃に開花する
キュウリは、95%ほどが水分でできている野菜です。暑さから、脱水に陥りやすい夏には、水分補給もできるおすすめの野菜でしょう。
また、短期間で収穫できる点も魅力です。植え付けから収穫まで期間が短いことから、初心者でも栽培が成功しやすいでしょう。
【キュウリの栽培情報】
・科目:ウリ科
・植え付け時期:4月~5月下旬
・収穫時期:6~8月
・収穫方法:つるを傷つけないようにハサミを使用する
・補足:6~8月頃に開花する
トウモロコシは、炭水化物やミネラルやビタミンを多く含んでいる野菜です。その他にも、ビタミンB1やビタミンB2など数多くの栄養素がバランス良く揃っています。
また、調理方法によって食感や甘みが異なる点も楽しめるポイントです。水から茹でるか、沸騰させた湯で茹でるかで異なるため、栽培した際は両方の調理方法を試してみてください。
【トウモロコシの栽培情報】
・科目:イネ科
・植え付け時期:4月下旬~5月下旬
・収穫時期:6~9月
・収穫方法:実の付け根を切る
・補足:6~7月頃に開花する
ゴーヤは、モモルデシンと呼ばれる成分が含まれていることから、独特の苦みが特徴的な野菜です。モモルデシンは食欲を増進させる効果があり、暑さでバテやすい時期におすすめです。
また、ビタミンCや食物繊維やカリウムが多く含まれている点も魅力でしょう。一度食べると美味しく感じる苦みであるため、苦い食材が好きな人はぜひ栽培してみてください。
【ゴーヤの栽培情報】
・科目:ウリ科
・植え付け時期:4月中旬~6月初旬
・収穫時期:7~10月
・収穫方法:ヘタをハサミで切る
・補足:7~9月頃に開花する
ミニトマトは、ビタミンCや食物繊維、カリウムが多く含まれている野菜です。
また、赤色の皮に含まれるリコピンには抗酸化作用があるため、老化の原因となる酸化の抑制を期待できる点も魅力でしょう。
また、生の状態でも加熱しても食べられるため、多くの人から愛されている野菜です。比較的栽培も簡単であるため、初心者でも挑戦しやすくなっています。
【ミニトマトの栽培情報】
・科目:ナス科
・植え付け時期:5月上旬~6月上旬
・収穫時期:7~8月
・収穫方法:手で収穫する
・補足:6~7月頃に開花する
ここでは、植え付け時期は8~9月の野菜を紹介します。紹介する野菜は、以下のとおりです。
【植え付け時期が8~9月のおすすめ野菜】
・ジャガイモ
・キャベツ
・リーフレタス
・ニンジン
・ルッコラ
これより各野菜の特徴について、説明していきます。
ジャガイモは炭水化物を多く含んでいる野菜であり、満腹感を得やすい点が魅力です。
その他にも、ビタミンCも多く含まれており、肌に弾力を与えるコラーゲン組織作りに活躍してくれます。
また、1つの種イモで多くのジャガイモを収穫できる点も嬉しいポイントでしょう。
種イモの約15倍もの量のジャガイモを収穫できるため、大量の野菜を収穫したい方におすすめです。
【ジャガイモの栽培情報】
・科目:ナス科
・植え付け時期:8月下旬~9月上旬
・収穫時期:11~12月
・収穫方法:茎を束ねた状態で根本を掴んで引き抜く
・補足:花に栄養を取られるため、花が咲いたら小まめに取り除く
キャベツは、キャベジンと呼ばれるビタミンUを多く含んでおり、胃粘膜の修復を助けてくれる野菜です。その他にも、肝臓に脂肪が付着することを防止する役割もあります。
また、部位によってさまざまな調理法で楽しめる点が魅力です。主に外側の葉と内側の葉、中心の葉、芯の4つの部位に分かれます。
【キャベツの栽培情報】
・科目:アブラナ科
・植え付け時期:8月上旬~9月上旬
・収穫時期:11~12月
・収穫方法:結球を手で押し出しながら、株元に包丁を入れる
リーフレタスはカルシウムや食物繊維・カリウムを多く含んでいる野菜です。
その他にも、若返りのビタミンとも呼ばれるビタミンEが含まれていることから、老化の原因となる酸化の抑制を期待できる点も魅力です。
また、苦みが少ないため、生の状態で食べられる点も嬉しいポイントでしょう。色が綺麗であることから、料理の飾り付けにも良く使用されます。
【リーフレタスの栽培情報】
・科目:キク科
・植え付け時期:8月上旬~9月上旬
・収穫時期:11~12月
・収穫方法:1枚ずつ葉を手でちぎる
ニンジンはβカロテンを多く含んでいることで有名な野菜です。βカロテンには抗発ガン作用などがあります。
また、肌や髪の健康維持に活躍するビタミンAに変換される点も嬉しいポイントです。
高い美容効果を期待できるだけではなく、さまざまな調理法で楽しめるため、人気が高くなっています。
【ニンジンの栽培情報】
・科目:セリ科
・種まき時期:7月中旬~8月中旬
・収穫時期:11~2月
・収穫方法:茎の下を持って引き抜く
ニンジンは苗の植え付けではなく、種まきからおこなう必要があるため、上記では種まき時期を紹介しています。
ルッコラは、カルシウムやカリウム・ビタミンC・ビタミンEなど多くの栄養素を含んでいる野菜です。
ゴマのような香りが特徴で、美容に効果がある栄養素を多く含んでいることから、女性に人気が高くなっています。
なお、ルッコラに含まれるビタミンCは熱に弱いため、ビタミンCの効果を期待するのであれば生で食べることがおすすめです。
【ルッコラの栽培情報】
・科目:アブラナ科
・植え付け時期:8月下旬~9月(本葉が4~5枚になったとき)
・収穫時期:10~1月
・収穫方法:株ごと収穫する・外葉のみを収穫する
夏場は気温が高いことから、日中に水を与えてしまうと、土の中も高温になってしまいます。
土の中が高温な状態は野菜が育つ環境として適切ではないため、夏は涼しい時間帯である朝と夕方の計2回ほど水を与えてください。
また、水を与える量にも注意が必要です。夏は他の季節よりも日照りが強く、土が乾燥しやすくなっているため、たっぷり水を与えるようにしましょう。
今回は、家庭菜園におすすめの夏野菜を11種類紹介しました。紹介した野菜は、以下のとおりです。
【家庭菜園におすすめの夏野菜】
・ナス
・モロヘイヤ
・キュウリ
・トウモロコシ
・ゴーヤ
・ミニトマト
【夏から育てるおすすめの野菜】
・ジャガイモ
・キャベツ
・リーフレタス
・ニンジン
・ルッコラ
それぞれ苗の植え付け時期が異なります。植え付け時期を逃さないためにも、気になる野菜の植え付け時期を把握しておきましょう。
なお、夏野菜の栽培にはスコップやプランターなどさまざまな道具が必要となります。ぜひこの機会に、家庭菜園で必要な道具を揃えてみてはいかがでしょうか。
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