2021年06月15日

温水洗浄便座の取り付け

by DCM株式会社

公開:2021.06.15 19:10 更新:2021.10.04 16:23

やってみよう!

修理に便利な道具

①温水洗浄便座(付属品一式)

②バケツ

③メジャー

④プラスドライバー

現在使用している便座は、便座取り付け用のナットを図のように外して、便器から取り外します。

※転居時などのため便座・便ふた・ナットの保管をおすすめします。

ベースプレートを便器に仮止めし、便座が真っすぐに取り付けられるか確認してから本締めをします。次に便座をベースプレートに確実に取り付けます。

①取り付けピッチが140mm以外の便器

便器のサイズは、便器の取り付け穴の幅が140mm、取り付け穴から便器の先端までの長さが440~470mmのものがほとんどです。便座を購入の際にはあらかじめチェックしておきましょう。

※特殊な形状・寸法の便器には 取り付けできません。

②ワンピース便器

タンクと便器が一体式のもの

ロータンクの止水栓を閉じ、給水ホースを取り外します。給水ホースを外した際に、水がこぼれる恐れがありますので、バケツなどの水受けを置きます。

温水洗浄便座の給水ホース先端についている分岐金具に付属のパッキンをのせ、止水栓に取り付けます。

ロータンクの給水ホースにパッキンをのせ分岐金具に取り付けます。

各部で水もれがないかをチェックし、漏水箇所があれば、再度ナットを締め直してください。問題がなければ、コンセントを差し込んで各操作スイッチなどの試運転を行います。

①取り付けを行う便器は、TOTOの場合レギュラーサイズ(小型)とエロンゲートサイズ(大型)の2種類があり、サイズの違いは便器の穴の大きさで判別できます。便座を持ち上げて、便器の穴の縦サイズを測ってください。

②トイレ内部の寸法(A・B)を確認して、設置可能かチェックします。

③トイレ内にコンセントがあるか、確認しましょう。

給水各部に水もれがあり、何度締め直してももる場合は、中のパッキン本体が傷んでいる可能性があります。パッキンを新しいものと交換してみましょう。

4人家族で使用した場合、1ヵ月の電気代は約1,000円。なんと冷蔵庫並みの電気代でトイレタイムが快適になります。

おしり・ビデ洗浄に使用する水は1回あたり約0.5ℓくらい。便器の洗浄に使用する1回の水量が約8ℓなので微々たるものです。

エアコンをそのままにして引っ越しされる方はまずありません。温水洗浄便座も取り外しが簡単。賃貸住宅にお住まいの方も安心してお使いいただけます。(ただし、便器のサイズや種類により取り付けできない場合もあります。)

簡単お手入れで汚れがすっきり落ちる、除菌剤配合の温水洗浄便座専用クリーナー、または市販の温水便座用洗剤(中性)をご使用ください。温水洗浄便座や普通便座にもお使いいただけます。

「貯湯式」はタンク内の水をヒーターで温めて貯めて使用します。常に保温するため電気代がかかりますが、本体を手ごろな値段で買うことができます。

「瞬間式」はタンクがないため、使う時に瞬時にお湯を沸かします。タンクがない分コンパクトな設計で、貯湯式に比べると本体の値段は高くなりますが、電気代が安く経済的です。

提供元:DCM株式会社

https://www.dcm-hc.co.jp/

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