2021年06月21日

おうちキャンプの心得5か条!グッズから楽しみ方まで

by DCM 編集部

公開:2021.06.21 00:00 更新:2021.10.04 16:23

自宅でキャンプ気分を楽しめる「おうちキャンプ」。グッズ、スペース、小物、料理…やってみたいけどどう始めようかな、と迷っている方のために、おうちキャンプを楽しむための5か条をまとめました!

心得1 テント、シュラフ、ハンモック…メインアイテム導入で一気にキャンプ気分!

おうちでキャンプ気分を味わいたいけど、まずは何を準備すればいい?いろいろ揃えてお金もかかりそう…そんな時におすすめの方法はズバリ、「メインアイテム1点投入」です。普段のお部屋の雰囲気が一気に変わる、わくわく感満載のアイテムとは?

テント:おうちでの秘密基地づくり

キャンプのアイテムといえば、真っ先に思い浮かぶのが「テント」。しかし、本格的なキャンプ用ドームテントやタープは、設置場所に条件があったり、多くのスペースが必要だったりして、お部屋に向いていないものも多い。

そんな時におすすめなのが「ポップアップテント」。ワンタッチテントとも呼ばれ、その名の通り、ワンタッチでポンっと広がり自立するタイプのテントです。簡単に設置できるだけでなく、必要となるスペースもそこまで広くない、しかもほとんどがコンパクトに収納できる、まさにおうちキャンプにとっておきのアイテムです。

色やデザインはシンプルなものから柄物までたくさんあり、お気に入りの世界観をお部屋に取り入れることができます。

また、子どもがいるおうちでは、あえて手作りスタイルの「ティピーテント」もおすすめ。ちょこんとした円錐形のフォルムはまるで秘密基地のようなスペシャルな空間!子どもも大喜び間違いなしです。例えば子供部屋に作っておくと、特に撤去する必要もなく、インテリアの一部としても魅力満点です。

作り方も工具がほぼ必要とせず、初心者でも簡単。下記URLから詳しい作り方が確認できます。

◆【簡単工程で作れちゃう♪ オリジナル「ティピーテント」のDIY術】

https://mirateo.jp/recipe/72f141e4-e874-41a0-b446-eb663508b016/diys

◆【工具は一切使わない!超簡単かわいい「ティピーテント」の作り方】

https://mirateo.jp/recipe/34192660-e1ac-4f14-a0c6-659d4de5bd85/diys

さらにホームセンターやインテリアショップに行けば、ティピーテントが簡単に作れるキットも販売しているお店もあります。オンラインショップでも主要メーカーの既製品が購入可能ですよ。

◆【CAPTAIN STAG 遊 ジュニアティピーテント オレンジ UX-2586】

https://www.dcm-ekurashi.com/goods/580753

シュラフ:そのままでも、緊急時でも

お部屋が狭くてあまり大きなテントを設置したくない、でもすぐにキャンプ気分を味わいたい方は、ふとんの代わりに「シュラフ」を使うのがいかがでしょうか。

「シュラフ」とは、いわゆる「寝袋」のことです。アウトドアではテント内でふとんの代わりに使うもので、使用シーンによってはクッション性、保温性などの高い品質が要求されるものも。でも、おうちキャンプで使うシュラフなら、雪山で使用するレベルの品質である必要はありません。きちんとした作りで一定のクッション性や保温性があり、ふとん代わりにそのまましっかり使えていれば、「なんかキャンプ気分♪」を好きなタイミングで味わえます。

シュラフは普段使いやおうちキャンプだけでなく、緊急時の防災グッズとしても注目されています。ほとんどのシュラフはコンパクトに折りたたむことができるので、避難所や非常時の寒さ対策の手軽なグッズとして常備するのもありですね。

ハンモック:子供から大人まで喜ぶくつろぎスペース

お部屋のブランコでゆらゆら。みんな小さい頃に1度は見る夢が、「おうちハンモック」で実現!

キャンプでは木の間にロープで結んで、人が入ると包まってゆったりと自然を満喫するハンモック。自立型のハンモックを導入すれば、そんな贅沢な時間をおうちで楽しめるだけでなく、インテリアとしても格調が高い。子どもがいれば、なんか争奪戦になる予感!大人一人暮らしのお部屋でも、一つ置いておくだけでくつろぎ感がアップします。

自立型ハンモックはスタンド(フレーム)部分と布地(座面)部分からなるものがほとんどで、簡単に設置できるものや収納がコンパクトなもの、座面生地にこだわるものと種類も多い。買う時は色、設置時のサイズのほかに、耐荷重もしっかり確認すると良いでしょう。

心得2 キャンプファニチャーでインテリアを格上げする

おうちキャンプでも、何かスペシャルなことをするより、普段の生活の中で少しずつキャンプ気分を楽しみたい。そんな方におすすめなのは「キャンプファニチャー」です。簡単に言えば、アウトドアで使うテーブルやレジャーチェア、スツール、小物などをご自宅で使うこと。使い方や使用シーンは普通のファニチャーと変わらないが、ちょっと特別な空間になります。

キャンプで使うファニチャー類は、デザインのスタイリッシュさ・かっこよさにこだわるものが多く、しかも軽量でコンパクトに収納でき、持ち運びも便利なものがほとんどです。インテリアに使うと、なんだか少し、格上げされた気分?

アースカラーのローテーブルとローチェア

数多くあるキャンプファニチャーの中では、取り入れやすいものとして「ローテーブル」と「ローチェア」があげられます。

「ロースタイル」キャンプの代表格ともなるキャンプファニチャーですが、大人も子どもも安心して楽しめることでじわじわ流行中。高さ30~40cmのローテーブルはセンターテーブルの代わりに、それより座面の低いローチェアは座椅子やソファの代わりに使えば、アウトドアチックなリビングに風変り!気分を盛り上げるだけでなく、室内でも圧迫感を与えにくく、リラックスした雰囲気になります。

色選びはインテリアに調和するナチュラルテイストで、カーキ、ベージュに代表されるアースカラーやモノトーンの黒がトレンド。少し前までのキャンプファニチャーは色が赤、グリーンはっきりするものがほとんどですが、最近はナチュラルカラーのものが増えてきたので、自分の好みやお部屋の雰囲気に合わせて選びましょう。

小物にはLEDランタンがおすすめ!

キャンプの雰囲気をぐっと上げる、あたたかい光を放つランタンはもはや不可欠なアイテム。キャンプで使うランタンはガスやオイルを使うものが多いんですが、おうちの中では、安全のために火を使用するランタンはおすすめできません。おうちでは、おしゃれなLEDランタンを灯してみてはいかがでしょうか。

おうちキャンプにおすすめのランタンを選ぶ基準としては、安全なLED照明で、インテリア性がありお部屋に飾れることを基本とし、そして機能やデザインなど1つでも楽しむ要素があればなお良し!

例えばこんなランタンはいかがでしょうか。

◆CAPTAIN STAG ツインライト LEDランタン

https://www.dcm-ekurashi.com/goods/445393

◆ロゴス ゆらめきクラシカルランタン

https://www.dcm-ekurashi.com/goods/625867

◆DAISHIN 懐中電灯にもなるLEDランタン アンティークゴールド

https://www.dcm-ekurashi.com/goods/562805

キャンプしたくなったら、まずおうちでランタンを灯そう。LEDランタンは充電式バッテリーや乾電池を使うのがほとんどなので、急な停電時に役立つ防災グッズにもなりますよ。

心得3 難しく考える必要なし!毎日の料理で「キャンプ飯」

キャンプの醍醐味って、何と言っても「飯」!焚き火やバーベキューで作る料理ってなんか格別な味がしますよね。では、自宅のベランダや庭でバーベキューするのはどうでしょう。洗濯物に臭いが付くか、音が気になるか、火の扱いが大丈夫か、いろいろ配慮が必要でなかなか…実は、そんなに難しく考える必要はありません!もっと手軽に「キャンプ飯」を毎日の料理に取り入れる方法があります。

調理道具をキャンプ用に変えるだけ!スキレットとダッチオーブン

最も簡単な方法として、いつものフライパンを「スキレット」に変えるだけです。スキレットとは、鋳鉄製のキャンプ用クッキングウェア。一般のフライパンと比べると少し分厚い感じで、その分蓄熱性が高く、食材にムラなく火が通りやすいのが特徴。グリルでもガスでも、最近ではIHヒーターで使えるものも多く、そのままテーブルに出しても料理が冷めにくく、黒い外観は食材映えも抜群。焼いてそのまま出すだけで、立派な一品!

形は円形、楕円形、四角などとさまざまで、クマやハートなどデザインされた形のものや底面に絵柄が刻印されたものも。使わない時にそのまま掛けておけば、インテリアの映えポイントにもなりますね。

スキレットと形は異なりますが、キャンプでよく使う調理道具の一つに「ダッチオーブン」があります。こちらも鋳鉄製の重厚感のあるものが多いですが、火の通りが早く蓄熱性が高いので、普段の煮物からお鍋、スペアリブ煮込みなどの豪快な肉料理も、短時間で美味しく調理できます。蓋をすれば密閉性もあるので、蒸し物や軽い燻製などの応用技も可能です。

普段の調理道具をスキレットやダッチオーブンに変えるだけ!いつもと一味違う、美味しく見栄えよくキャンプ飯の完成です♪

キャンプテイストのカセットコンロを使おう!シングルバーナー

調理道具を変えるのより少しハードルが上がりますが、調理時の「火」(熱源)をキャンプっぽいものに変えるのはいかがでしょうか。日常からちょっと離れた「キャンプしてる」わくわく感がより高まるかもしれません。

おすすめは上図のような「シングルバーナー」。専用のガスカートリッジを使う、ちょっと変な形のカセットコンロですが、スタイリッシュな外観で非日常感を醸し出すのにピッタリ!使い方は説明書をきちんと読む必要がありますが、基本はガスボンベをセットして、火をつけるだけ。お湯を沸かすのもここに乗せるだけで、なんだかソロキャンプしている気分です。

シングルバーナーには大きく分けて「一体型」と「分離型」の2タイプあり、一体型はガスカートリッジを本体に直接セットするタイプで、分離型は本体とガス缶がホースでつなぐタイプです。前者は軽量さ、コンパクトさ、手軽さが特徴ですが、ガス缶と調理器具の距離が近いので、安全のために輻射熱のある鋳鉄製品にあまり向いていない。後者は安定感があり火力も強めで、大きい鍋の調理もできることが特徴ですが、少し場所をとります。自宅の状況に合わせて選びましょう。

キャンプ用コンロの選び方について、下記記事で詳しく紹介されています。

◆【ウマいキャンプ飯を食うためのキャンプ用コンロの選び方!】

https://mirateo.jp/recipe/d51aa9ab-3539-434a-ba06-1726f730c680/dictionaries

人気のメスティンで簡単キャンプ料理

「メスティン」って何?キャンプで幅広く使われているクッカーです。もともとは「飯盒」としてご飯を炊くのがメインな用途ですが、実際はラーメンをゆでたり、いろんな調理に手軽に使われています。アルミ製で軽量、何よりシンプルな見た目で汎用性が高く、最近人気の調理器具です。

「メスティン」の最大な特徴として、火をつけて放置しているだけで「自動炊飯」ができ、そして美味しく炊けることです。さらに、アルミ製の熱伝導率の良さから、ご飯を炊きながらその上に缶詰などを載せておけば、おかずも同時に温めることができます。おうちキャンプを味わうのにちょうどいい手軽さです!

「メスティン」の詳しい使い方や使う時の注意事項などはこちらの記事から確認できます。

◆【万能キャンプギア「メスティン」の使い方&炊飯方法】

https://www.dcm-hc.co.jp/kurashimade/c_useful/20200708161102.html

コーヒーグッズを変えるだけで気分アップ

コーヒーを嗜んでいる方は、ぜひ普段のコーヒーグッズにキャンプ用を取り入れてみてください。キャンプ用コーヒーグッズは見た目がおしゃれなだけでなく、実はアウトドアでも本格的なコーヒーを楽しめるための機能や工夫が満載です!

例えば、アウトドア用のケトルを使ってみる。おしゃれさはもちろんですが、ハンドルが着脱可能など、携帯性にもこだわっているものが多いです。

例えば、カップを変えてみる。アウトドア用のカップは保温性・耐久性に優れているものが多いです。

例えば、ドリッパーを変えてみる。組み立て式で日常で持ち運べるだけでなく、効率よく粉を蒸らして雑味の少ないコーヒーを短時間で淹れることができます。

お外で楽しむ至福のコーヒータイムを、ぜひご自宅でも。

心得4 おうちの外側へ!庭キャンプとべランピング

おうちに一番近い「外」、それが「お庭」や「ベランダ」。ならば、そこでアウトドアを満喫しましょう!「庭キャンプ」や「ベランピング」がすっかり人気ワードになっている今、いよいよ我が家にも取り入れましょう。

「庭キャンプ」や「ベランピング」は決して難しくなく、上に紹介してきた心得1~3の実行場所をお庭やベランダにするだけで十分!テントがなければ、レジャーシートを敷いて。テーブルやチェアをお外に出して、スキレットで焼いたハンバーグを置く。あるいは何もせず、ただハンモックにゆらゆら揺れるだけ。何とも言えない、贅沢な気分。

ベランダが狭いかもしれませんが、それもレイアウト次第。床がコンクリートで殺風景なら、人工芝でも敷きましょう。室外機はチェアの背で隠して、レンガを飾ったり、ランタンをセットしたり。雰囲気もばっちりです。

日差しが強いなら、サンシェードを取り入れましょう。雨の日の少しの雨よけにもなります。こぼれる日の光で、まったり、のんびり。アウトドアの醍醐味、そこにあり。

心得5 これこそ極意:おうちキャンプで焚き火を楽しむ方法

キャンプといえば焚き火。炎の揺らめきがこの上ない癒しをもたらしてくれる。しかし、さすがにおうちで焚き火は…という方に、実は「プロジェクターを活用する」という手があります!

プロジェクターやスピーカーがあれば、動画サイトにアップされている焚き火映像を薪が爆ぜる音声とともにスクリーンや壁に映し出す。火の暖かさはないかもしれませんが、みんなで囲んで語り合えば、心もぽかぽかに。

さらにプロジェクターならではの演出として、焚き火以外に、「アウトドアシアター」も。お部屋に設置しているテントから、スクリーンに映し出される大画面映画をみんなで鑑賞。おうちキャンプの夜は楽しい。

日常の中で少し特別な時間をもたらす「おうちキャンプ」。無理なく、自分らしく、今日もキャンプ気分を味わいましょう!

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