2021年09月28日

エンジン工具共通の安全上のご注意

by 工機ホールディングスジャパン株式会社

公開:2021.09.28 14:40 更新:2021.10.18 13:41

製品を安全にご使用いただくためのエンジン工具共通の基本的な注意事項をまとめたものです。
よくお読みいただき、正しく安全にご使用ください。

必ず取扱説明書を読んでからご使用ください

・取扱説明書を良く読んで内容を十分理解し、誤った使用で不慮の事故を起こさないように注意してください。

・店取扱説明書または機体に表示の危険、警告、注意などの項目に従って安全に使用してください。

・取扱説明書はいつでも見られるところに大切に保管してご利用ください。

火気に注意してください

爆発や火災、やけどを防止するために、下記のことを守ってください。

・燃料の補給はエンジンを停止後、機体が冷めてから補給してください。

・たばこを吸ったり、火気を近づけないでください。

・燃料がこぼれたら、よくふき取ってください。

・運転中は燃料タンクのキャップをはずさないでください。

・燃料、可燃性ガス、その他の可燃物のある場所では使用しないでください。

・乾燥地帯で使用する場合は、消火用具を準備してください。

・エンジンを停止してもマフラーなどが熱くなっていますから、付近に可燃物などがある場所には置かないようにしてください。

やけどに注意してください

運転中および停止直後は、エンジン本体やマフラー周辺部に素手で触れないでください。やけどする恐れがあります。

排気ガスに注意してください

室内・トンネル内・ビニールハウス内など、換気の悪い場所ではエンジンを始動したり、作業しないでください。

人体に有害な一酸化炭素中毒になる恐れがあります。

やけどに注意してください

・エンジン工具に触れさせないでください。

・作業場へ近づけないでください。

こんな時は運転操作をやめましょう

・疲れているとき、身体の調子が悪いときは、使用しないでください。

・視覚や敏しょう性、判断力に影響するような酒類、薬物を飲んでいる人は使用しないでください。

このような場所では使用しないでください

作業に適した作業服・保護具を着用してください(手持ち工具の場合)

・作業時は保護メガネを着用してください。

・そで口をきちんと閉めた作業服、すそ閉まりのよい長ズボンを着用してください。

・粉じんの多い作業では、防じんマスクを着用してください。

・耳栓、イヤマフなどの防音保護具を着用してください。

・業務でチェンソー(エンジン工具、電動工具とも)をご使用の場合には、下肢を防護する保護衣の着用が義務付けられています。

詳しくはこちらをご参照ください。https://www.hikoki-powertools.jp/products/accessory/engine/00601470/00601470.html

下肢を防護する保護衣の着用が義務付けられます!

2019年8月1日より労働安全衛生規則の一部が改正され、チェンソーによる伐木作業等を行う場合において防護ズボン、チャップス等の下肢を防護する保護衣の着用が義務付けられます。

エンジンチェンソーを使用する際の必需品

回転したソーチェンが接触すると、内部に入った繊維(切断防止素材)が引き裂かれ、ソーチェンとスプロケットに絡み付くことでソーチェンの回転を停止させます。それにより、作業者のけがを防いだり、けがの程度を軽減させます。

注意:電気チェンソーをお使いのお客様へ

本製品はエンジンチェンソーでの作業を前提としています。電気チェンソーを使用する場合は、充分な性能を発揮できない可能性があります。

使用上の注意

ソーチェンが停止する条件は、ソーチェンが接触したときの回転速度やエンジンチェンソーの出力、スプロケットの構造などにより変化します。必ず停止するものではありません。

燃料およびその取扱いについて

2サイクルエンジン(混合済みガソリンを使用する場合)

・混合済みガソリンはよく振って(混合して)から給油してください。ガソリンと2サイクル専用オイルが分離していることがあります。

・混合済みガソリンは、容器の内圧が高くなり、こぼれたり、飛び散る場合がありますので、キャップ、中栓をゆっくり開けガスを抜いてから使用してください。

2サイクルエンジン(自分で混合する場合)

・使用燃料は混合燃料25~50:1(無鉛ガソリン:2サイクル専用オイル※)の割合で混合の上、使用してください。

※JASO規格 FC級オイル混合量は上表を参考にしてください。

・別容器でよく混ぜてから燃料タンクに入れてください。こぼれないように、燃料タンクの口元一杯まで入れないで8分目程度にしてください。

・燃料は、必要以上に混合しないで、作業に必要な量を準備してください。1ヵ月以上経過すると揮発したり、腐敗してエンジンが故障する原因になります。

・燃料はガソリン専用の容器に入れて、火気のない場所で保管または運搬してください。

・ガソリンだけで絶対に運転しないでください。エンジンが故障する原因になります。

給油について

・エンジンを停止後、機体が冷えてから給油してください。

・給油前に、エンジン工具本体、給油用の容器、作業者に帯電している静電気を除去するため、多少湿り気のある地面に接地してください。

・給油は風通しのよい場所で行ってください。

・燃料タンクキャップを急に開けると内圧でタンク内に残っていた燃料が吹き出す場合がありますので、キャップを開ける時は、ゆっくりと行ってください。

・給油中はタバコを吸ったり、その他の火気を絶対に近づけないでください。

・燃料がこぼれないように注意し、こぼれたときは燃料タンク・機体まわりをきれいにふき取ってください。

・燃料タンクキャップは、確実に取り付けてください。給油後にキャップから燃料が漏れていないことを確認してください。

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