2021年03月10日
by DCM株式会社 |
公開:2021.03.10 00:02 更新:2021.10.04 16:23
猫の体調の変化を知るいくつかの方法のひとつとして、おしっこに係わる事柄のチェックが挙げられます。特に疾患として多い下部尿路疾患に関してはおしっこに係わる事柄に変化が出やすいため、せひ日々のチェックをおすすめします。
おしっこの色は通常うすい黄色をしています。おしっこが、赤っぽく血液が混じったような色や濃い黄色、白濁した色などは注意が必要です。また細かい結晶のようなものがおしっこに混ざっている場合なども同様です。
おしっこの回数は通常1日2~3回程度です。個体によっても回数は異なります。必要以上に多かったり、おしっこをしたくて頻繁にトイレに行くのにほとんど出ていないような場合は注意か必要です。またおしっこをする際に痛がっているような鳴き声や素振りをする場合も同様です。
※子猫は成猫と比べておしっこをする回数が多く1日3~5回程度のため、成猫とは区別してください。
おしっこの量は1㎏あたり20~30ml程度といわれています。水分を取る量や回数によっても影響を受けます。ただいつもよりも多かったり少なかったりする場合は注意が必要です。
おしっこでできた固まりを処理する際に、色を確認してください。
紙製の砂(色が変わらないタイプ)は色の変化が非常にわかりやすくおしっこの色をチェックするには最適な猫砂です。また薄いおからの砂やひのきの砂なども赤っぽい尿への変化に対しては比較的見えやすい猫砂です。
逆に濃い色の素材でできた木の砂や活性炭タイプの砂は色の変化が見えにくいため、おしっこの色をチェックするには不向きな猫砂といえます。
※再生紙を原料とした紙製の砂に関しては、色のついた原材料の破片が含まれることがあるため原材料片の色なのかおしっこの色なのかは確認が必要です。
システムトイレは上段と下段の2段構造となっているため、下段のトレーに落ちるおしっこで確認します。下段のトレーに敷くおしっこ吸収シートを吸収帯が白色のシートをすると非常にわかりやすい状態で吸収されます。またシートを敷かずにそのままトレーに落とす場合も直接おしっこの色が確認できます。
ただシステムトイレ上段の猫砂(チップ)の色がおしっこの色に影響を与える場合もありますので、注意してください。
またトレーにシートを敷かず直接落としたおしっこの㏗値を測る場合も、上段の猫砂(チップ)の影響をを受ける場合がありますので注意してください。
●固まる砂をご使用の場合
日々処理をする固まりの大きさを把握し、固まりの大小を確認してください。また猫砂のタイプによって形成される固まりの大きさが異なるため、猫砂を変えた場合にはその点を加味してください。
●システムトイレの場合
トレーに敷いたシートの吸収量は重さと見た目(膨らみ・広がり)である程度推察することができます。ただシステムトイレの場合、数日~1週間程度取り換え不要のシートが多いため固まる砂と比べて、おしっこの量を日々把握することが困難です。
猫の体調管理のためこれまでに挙げた3つの項目に注意して、通常とは変化が見られる場合は獣医師への相談をおすすめします。大切な猫ちゃんのために日々のチェックをぜひ習慣にしてみてください。
記事協力:株式会社スーパーキャット
提供元:DCM株式会社
新着記事
【新商品】 外出先でもワンプッシュ!アレルブロック触れるところウイルス菌ピンポイントクリア
by アース製薬株式会社
ダニはジメジメがお好き?
by 株式会社 UYEKI
遮光ネットは夏の強い日光と高温から植物を守り、最適な育成環境をつくります
by 株式会社イノベックス
DCMホールディングス
DCMホールディングス
DCMホールディングス
DCMホールディングス