2021年12月13日

LEDランタンを防災用として選ぶ時の5つの基準やメリット・注意点について解説!

by DCM 編集部

公開:2021.12.13 08:00 更新:2022.01.04 10:41

キャンプシーンや宿泊登山で大活躍するランタン。ランタンにはいくつかの種類があり、とくに有用性が高く、防災用としてもおすすめなのが「LEDランタン」です。

今回は、LEDランタンを防災用として選ぶ際の5つの基準やメリット・注意点について解説。

LEDランタンを防災用として選びたいかたや、メリットについて知りたいかたは、ぜひ参考にしてみてください。

LEDランタンを防災用として選ぶ際の5つの基準

LEDランタンは防水性や安全性・電池持ちなどの点でメリットが多いランタン。LEDランタンを防災用として選ぶ際には、以下の5つの基準に着目します。

①光量(ルーメン)

②給電方法

③連続して使用できる時間

④防水・防塵性が高い

⑤多機能が付いている

①光量(ルーメン)

暗い場所を照らし続けるLEDランタンであれば、1,000ルーメンを一つの判断基準として選ぶとストレスなく使えるでしょう。

「ルーメン(lm)」とは、LEDランタンの光量を表し、値が大きくなるほど明るさが増します。

また、足元やテーブルを照らすLEDランタンであれば、100〜300ルーメンを目安に選ぶのがおすすめ。

②給電方法

LEDランタンの給電方法は、電池式と充電式の2種類です。

電池式のLEDランタンは、手に入りやすい単三電池や単一電池を使用するタイプが多く、電池が切れてもすぐに交換できます。

また、充電式のLEDランタンは、USBケーブルで給電する方法が多いです。なかには手動のハンドルで発電するタイプや太陽光で発電するタイプも。

防災用として活用する場合には、「電池式と手動式」のように、組み合わせて使用するのがおすすめです。

③連続して使用できる時間

防災用として、LEDランタンを選ぶ際に一番大切なのが、連続で使用できる時間です。

災害が起きた時は、夜間に行動する可能性も考えられるため、できるだけ長い間、使用できるものがおすすめ。

しかし、種類によっては最大光量で使用し続けると、3時間ほどしかもたないものもあるため、しっかりと確認しておきましょう。

また、光量を調整できるLEDランタンもあるため、最大・最小光量時の連続使用時間もそれぞれ確認するようにしてください。

④防水・防塵性が高い

浸水や洪水などの災害の場合、防水・防塵機能が優れているLEDランタンだと安心して使えるでしょう。

防水や防塵性を保証する規格である「IPコード」が付いている商品であれば、防水性が保証されていると言えます。

防水性を保証する「IPコード」には、0から8までの合計9等級あり、IPX4以上の等級を選べば水濡れの心配をせずに使えるレベルです。

災害はいつ起きるか分からないため、その時に雨が降っている場合も想定し、防水・防塵性も視野に入れて選ぶようにしましょう。

⑤多機能が付いている

LEDランタンには、ラジオやモバイルバッテリーなどの多機能が付いているものもあります。

災害時の情報収集にかかせないスマホの充電切れを防いだり、スマホの回線が混雑して不安定な場合に、LEDランタンに付属しているラジオを聞けたりできるのです。

ただし、スマホの充電やラジオを聞くと、その分LEDランタンの充電も減ってしまうので、気を付けて使うようにしましょう。

LEDランタンを防災対策として選ぶ時の注意点

LEDランタンの選び方について理解できたら、注意点も併せて覚えておきましょう。LEDランタンを防災対策として選ぶ際の注意点は以下のとおりです。

・ランタンの種類を把握しておく

・ハンディライトと組み合わせる

ランタンの種類を把握しておく

LEDランタンは、乾電池や充電池を使用したランタンです。そのため、火災や怪我のリスクを心配する必要がありません。

ランタンには、ガソリンやガスを供給するタイプもあります。これらのランタンは、LEDランタンにはない燃料や明かりのあたたかさが魅力です。

一方で、燃料の扱いが難しく、火災や怪我のリスクも考えなくてはなりません。そのため、防災用として選ぶ場合には、種類を間違えないように気を付けましょう。

ハンディライトと組み合わせる

ランタンタイプの光源は、広い範囲を照らしてくれる一方で「一方向への光量が弱い」というデメリットが挙げられます。

そのため、災害時には「LEDランタンとハンディライト」のように、組み合わせて持ち出せるように準備しておくといいでしょう。

まとめ:LEDランタンを防災用として備えておこう!

LEDランタンは、キャンプシーンや宿泊登山だけでなく、防災用としても活躍してくれます。

しかし、正しく選ばないと、もしもの災害時に効果を最大限に発揮してくれません。

そこで、本記事で紹介した以下の選びかたを参考に、防災用としてLEDランタンを選ぶことをおすすめします。

①光量(ルーメン)

②給電方法

③連続して使用できる時間

④防水・防塵性が高い

⑤多機能が付いている

メリットと注意点もしっかりと理解して、LEDランタンを防災用として備えておきましょう。

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