2021年06月07日

初心者でも心配いらない!花・野菜の病害虫を総まとめ

by DCM 編集部

公開:2021.06.07 09:50 更新:2021.10.04 16:23

楽しみに植えた花や野菜に突然襲ってくる病気や害虫。
元気がなくなった野菜や花を見るととても心苦しいですよね。
そのまま放置してしまうと、枯れてしまったり腐ってしまったりとせっかく育てた植物がダメになってしまう可能性があります。

では、植物の病気や害虫はどのように対策すれば良いのでしょうか?
植物の病害虫について、「原因」「予防」「対処」の3項目をまとめました。

病害虫の発生はなぜ起きる?

育てていた植物がしおれたり、白っぽくなったり、穴が開いていたら、それは病害虫が発生してしまっています。

では、そもそもどうして病害虫は発生するのでしょうか?

病気も害虫も一般的には「ジメジメした湿っぽい環境」を好みます。

その他に、病気と害虫それぞれ次のような場合に発生する可能性が高くなります。

<病気の発生原因>

① 日当たり・風通し・水はけの悪い場所

② 同じ場所に同じ植物をつくり続けた(連作)

③ 土の状態が悪い

④ 土に有機物が少ない

<害虫の発生原因>

① 天敵が少ない

② 肥料のやりすぎ

もし、病害虫による被害が多くて困っている場合には、ぜひ1度土や場所の環境を見直してみてみましょう。

植物にとって最高の環境を整えることで、植物自体が病気や害虫に強く育ちます。

もっと詳しく知りたい!という方は下の記事をチェックしてみてください♪

https://mirateo.jp/recipe/53e1fba1-9010-486b-bea0-e5f2a96d937c/readings

「どうして病害虫が発生するの?原因を知って植物にとって最高の環境をつくろう!」

病害虫の予防は何ができる?

病害虫が発生しやすい原因を知った後は、さらに予防をしていきましょう。

病害虫対策で最も大切なことは、そもそも発生させないための「予防」です。

育て始める時にできる予防方法

育て始めるタイミングからできる病害虫の予防方法は次の通り。

① コンパニオンプランツに挑戦してみる[病害虫予防]

② スペースを空けながら植える[病気予防]

③ マルチを使う[病害虫予防]

④ 反射テープや防虫ネットなどを使う[害虫予防]

⑤ コンテナは地面に直接置かない[害虫予防]

トマトとバジルなど、違う種類の植物を一緒に植えることで良い効果をもたらす栽培方法の「コンパニオンプランツ」は、畑だけではなくプランターでも実践することができますので、初心者の方にもおすすめの方法です。一緒に植えるだけで、病害虫予防だけではなく成長促進も期待できます。

特にコンパニオンプランツの代表格であるマリーゴールドを植えれば、色どりも加わってより明るい雰囲気になりますよ♪

普段からできる予防方法

苗を植えて育て始めてからは本格的な予防が始まります。

普段からできる病害虫の予防方法はこちら。

① 定期的に花がらを摘む[病気予防]

② 株の周辺をきれいにする[病害虫予防]

③ こまめに除草する[病害虫予防]

④ 肥料をあげすぎない[病害虫予防]

⑤ 夏場は葉裏にも散水する[害虫予防]

⑥ 予防効果のある薬剤を定期的に散布する[病害虫予防]

病害虫が好む環境にしないように普段から対策をすることで、病害虫が発生しにくい元気な植物を育てることができます。

もっと詳しく知りたい!という方は下の記事をチェックしてみてください♪

https://mirateo.jp/recipe/8df39a19-7c29-425b-92bc-281df295edd4/readings

「病害虫は発生する前の予防がなにより大切!病害虫の予防方法を解説」

病害虫が発生した!何をすれば良い!?

どんなに大切に育てていても、病害虫はある日突然発生してしまうもの。

そんな時は、焦らず落ち着いて対処をしましょう。

病害虫が発生した時の対処の流れは次の通り。

① 病害虫が何かを特定する

② 特定した病害虫に適した処置をする

  →方法1)処理 / 方法2)治療

③ 経過観察し、必要に応じてさらなる治療を実施する

まずは病害虫が何かを特定することが大切。

正しい薬剤を使用しないと病害虫の治療・退治はできません。

初めて薬剤を買う時は、必ずパッケージに記載されている「適用病害虫」「作物名」「使用時期」を確認して使えるものを選んで購入しましょう。

病気の場合

病気にかかった場合、その種類によっては他の野菜に伝染してしまう場合があります。

そうなる前に患部だけを切って捨てるか、株ごと抜いて処分する必要があるので、まずは病気を特定しそれぞれに応じた対処をするようにしましょう。

対処法としては、処分のほかに「薬剤を使って治療する」方法があります。

薬剤には粒状でそのまま散布するタイプや、水で希釈してからスプレーで散布するタイプ、希釈不要でそのままスプレーで散布するタイプなど散布方法も様々なので、ご家庭の状況や病気のタイプに応じて選んでくださいね。

害虫の場合

害虫の対処法は「捕殺する」または「薬剤を使って退治する」です。

捕殺は虫が苦手な方にとっては結構大変かもしれませんが、大きな害虫の場合は捕殺が一番簡単な方法です。

ただし、周辺に卵を産み付けていることがあるので、卵を見つけたらその場で潰すか、産み付けられた葉ごと処分してあげましょう。

薬剤を使って退治する場合、まずはその害虫がなんなのかを特定することが大切です。

特定した害虫に効く薬剤を使って、退治しましょう。

もっと詳しく知りたい!という方は下の記事をチェックしてみてください♪

https://mirateo.jp/recipe/e9ea5891-6d3a-42a7-9561-6803e8dc2f7f/readings

「大事に育てた野菜に病害虫が!?全滅を避けるために今すぐやるべきこととは?」

あらゆる植物の天敵!うどんこ病の対処法は?

たくさんの花や植物に発生するうどんこ病。

葉の表面に白い粉のようなものが現れてくるのがうどんこ病の特長です。

そんなうどんこ病は「自然派薬剤」と「一般薬剤」のどちらかで治療することができます。

下の記事は、うどんこ病とはどんな病気でなにが原因なのか、発症した場合の対処法やおすすめの薬剤など、うどんこ病について詳しく説明していますので、気になる方はぜひチェックしてみてください♪

https://mirateo.jp/recipe/0bc32431-3e31-445e-ada3-74d3885446fc/readings

「花・野菜の天敵「うどんこ病」について徹底解説!」

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最後に

大切に育てている花や野菜に病害虫が発生したら落ち込んでしまいますよね。

でも、発生する原因や予防策、発生した場合の対処法をしっかりと理解しておけば、いざという時も落ち着いて対処することができます。

楽しい家庭菜園・ガーデニングライフを過ごしてください♪

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