2021年04月24日
by ネスレ日本株式会社 |
公開:2021.04.24 00:00 更新:2021.10.04 16:23
スタンダード・シュナウザーのサイズ、性格、必要とされる運動量などの特徴、起源など、詳細データを解説いたします。
※FCI(国際畜犬連盟)やJKC(ジャパンケネルクラブ)のデータをベースとし、有限会社グラスウインドが監修しております。
※数値は目安です。あらかじめご了承ください。
このスタンダードを基礎にして、ミニチュア、ジャイアントの3つのシュナウザーが発展していきました。シュナウザーは、ドイツ語で「小さなあごひげ」を意味しています。嗅覚や聴覚、視覚などの五感も優れていて鋭敏なので、あらゆる仕事をオールマイティにこなせます。
■旅行・移動に対応する適応力:高め
■留守に対する適応力:高め
■子どもに対する適応力:高め
賢く、活発ではありますが、落ち着きもあります。子どもにも優しく対応してくれます。見知らぬ人には愛想も悪く、警戒します。多くの運動量が必要で、毎日長時間の散歩は欠かせません。やや頑固な面もあるので、トレーニングをしっかり行いましょう。
さまざまな能力に長けている犬種です。また、筋肉質でもあるので、その身体を健康的に維持するためにも、毎日の運動は欠かせません。最低30分の駆け足や自由運動を取り入れた散歩を、毎日2回は行いましょう。
■原産国:ドイツ
■犬種分類:使役犬
■色・模様:純黒、ペッパー&ソルト
■毛質・毛の長さ:セミロング(中毛)
■抜け毛:中程度
■サイズ:中型
■目安となる体高・体重
体高:45~50cm、体重:14~20kg
■一日に必要な散歩量:中程度
■活発度:中程度
非常に健康な犬種で、特になりやすいとされる重大な疾病はありません。毛質などから考えられるものとして、眼疾患や皮膚疾患があります。また、遺伝的に関節疾患がみられる可能性があります。犬の行動をチェックし、異常があれば、動物病院で検査してもらいましょう。
ミニチュア、ジャイアント・シュナウザーのプロトタイプとなったスタンダード・シュナウザーの歴史は、1400年代までさかのぼります。そのルーツは、今は絶滅したブラック・ジャーマン・プードルとワイヤー・ヘアード・ピンシャー、キースホンド(ウルフスピッツ)から誕生したと考えられています。1879年、ドイツで広く紹介されました。19世紀の終わりにはアメリカへ輸入され、テリアグループとして、1904年に公認されました。1948年にはイギリスでも公認されました。
頭部スカルは頑丈で、額は平らで、しわはありません。ストップは眉によってはっきり目立ちます。鼻の色は黒色で、歯の咬み合わせは上の切歯の内側に下の切歯の外側がわずかに接するシザーズ・バイトです。目は中くらいの大きさでオーバル(卵型)で、色はダーク(暗色)です。耳はV字型で、付け根の位置が高く、折れて垂れています。
胴体はトップラインはキ甲から後部にかけて、わずかに傾斜し、背や腰は短く、幅広です。尾は自然の状態です。前肢は前から見ると、前脚はまっすぐで、両脚は接近していません。後肢は横から見ると傾斜していますが、後から見ると両脚は接近することなく、平行に立っています。
提供元:ネスレ日本株式会社
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