2021年11月15日
by DCM 編集部 |
公開:2021.11.15 14:00 更新:2021.12.22 10:09
最近よく耳にするキャンプ場での盗難事件に、多くのキャンパーは危機感を持っているのではないでしょうか。
開放的な空間だからこそ気が緩んでしまいがちですが、キャンプにも盗難対策は必要です。
そこでこの記事では、事前にどのような対策を立てておけば被害に遭わずに済むのか、また、被害に遭った場合の補償を受けられる保険についてなどを紹介していきます。
盗難被害に遭うキャンパーはちょっとした「隙」を狙われています。
盗難のほとんどは転売目的で、手に入りにくい限定モデルや人気のあるブランド物は目をつけられやすいので特に注意しなければなりません。
犯人は的を絞ってチャンスを狙っています。特に次のようなときは盗難被害に遭う確率が非常に高いです。
・夜にキャンプ道具を出しっぱなしにしているとき
・ソロキャンプでテントを離れるとき
・高額なキャンプギアを持っているとき
これらのケースは、ほんの数分間のことでも油断はできません。ここからは具体的な盗難対策を紹介します。
夜寝る前には、どんなに疲れていてもキャンプ道具をきちんと片付けるようにしましょう。
何がどこにあったかという意識もないまま寝てしまうと、帰りの片付けをするときまで、何かものが失くなっていても気がつかない場合が多いです。
暗い上に人の目もないキャンプ場の夜は、盗難事故の発生しやすいタイミングです。大切な道具類の管理を怠らないようにしましょう。
ソロキャンパーはテントを離れなければならないタイミングが多く、盗難に遭うリスクが高くなります。
トイレに行ったり、道具のレンタルに行ったり、キャンプの道具を置いたまま、いろいろと用事をする必要があるためにどうしても不用心になりがちです。
テントを設営する前にできる用事は先に済ませて、トイレやお風呂、ゴミ捨てなどは、極力短時間にまとめておこなうようにし、テントから離れる回数を減らすようにしましょう。
キャンプ場に現れる犯人は、高額なブランドものや値打ちのあるアイテムに詳しい人が多いです。
転売が目的なので道具そのものというよりは、高額なもの、人気ブランドのものから狙われます。
キャンプが楽しくなってくると、道具にもこだわりたくなってきますよね。高価なキャンプギアを使うなら、保管と管理には十分気をつけるようにしましょう。
せっかくの楽しいキャンプで、盗難には遭いたくないですよね。そうならないためにできる予防策を考えましょう。ここからは5つの具体的な対策を紹介します。
・車の中にしまってロックする
・鍵をつけたテントの中にしまう
・目隠しシートでキャンプ道具を隠す
・人感センサーライトを設置する
・キャンプ用防犯ブザーをつける
安心して楽しむためにも、できる限りの対策をしておくべきです。
使わないキャンプ道具は車の中にしまっておきましょう。さらに、ロックしておくということも重要です。盗難被害に遭わないための一番の対策として有効な方法といえるでしょう。
車をテントの近くに置けるなら小まめに出し入れして使えます。離れたところに駐車している場合は面倒ではありますが、テントの周りに無防備に置いているよりは断然安心です。
そしてもちろん、車だからといって絶対安心というわけではありません。車上荒らしに遭わないように、車にしまった道具も布やシートを被せておくと安全です。
テントに錠がかけられていると、ほとんどの犯人は早々に諦めてしまいます。
しつこく開けようともたもたしているその姿をほかの人に見られることは、犯人にとって非常に危険だからです。
ただし、刃物でテントを切り裂かれたり、その他のものを壊されたりすることもあるので、長時間留守にすることは避けたほうがよいでしょう。
目隠しシートでキャンプ道具が見えないようにしておくだけでも、かなりの防犯効果があります。
犯人の心理としては、どんなアイテムがあるかわからないところよりも、確実に高価なアイテムがあるところのほうが狙いやすいからです。
犯人にとっても手間や時間のかかることはリスクになるので、不確実な部分にわざわざ手をつけたくないという心理が働きます。
ランタンやLEDの他に、人感センサーライトを持参しましょう。テントに設置しておくだけなので簡単です。
誰かが近づくと反応して光るので、犯人に目をつけられる確率が格段に下がります。
ただし、大きな効果は夜間にしか得られないので、昼間の防犯対策をもうひとつ別に考えておくと安心です。
大切なキャンプ道具を守るのに、ストラップが外れたら大音量ブザーが鳴るような、キャンプ用防犯ブザーをつけておくのも有効です。
キーホルダーのように小さなものなので、各アイテムに取りつけると安心です。
夜間は道具を集めてシートを被せ、シートを剥がされたらブザーが鳴るように仕掛けておくのもよいですね。
タイミングによっては、どうしても急にテントを留守にしなくてはならないこともありますよね。そんなときの対処法は4つあります。
・テントに人がいると思わせる
・近隣のキャンパーに見張っていてもらう
・防犯カメラを設置する
・キャンプ保険に入る
以上の対策法について詳しく説明していきます。
基本的にはテントに人がいる状態で盗みに入ることはありません。
テントの入り口に靴を置いておいたり、ライトをつけっぱなしにしたりして、人がいるような気配が感じられる工夫をして出かけると被害に遭いにくいでしょう。
また、テント内で小さくラジオをつけ、話し声がしているようにするのも有効です。
キャンプに来たときから、近隣のキャンパーに挨拶をして関係をよくしておきましょう。
テントを留守にする際に「侵入者が来ないか見張っていて欲しい」と頼むことができます。ただ、迷惑になるので短い時間にのみ有効な手段といえます。
近隣キャンパーとコミュニケーションをとっておくことは防犯面だけでなく、全体的なトラブルを考えても意味のあることです。
小型の防犯カメラを設置すれば、何かあったときに確認ができます。
スマホですぐに確認できるものもありますが、そうでないものでもしっかり録画されているので、問題が起こったときには後で証拠として使用できます。
もし、車をテントサイトのそばにつけられるのなら、ドライブレコーダーを起動させておくのもよいですね。
キャンプ保険とは、契約内容によって異なりますが、キャンプ時のトラブルによるケガや賠償責任、キャンプ用品の盗難などを補償してくれるという短期で入れる保険です。
キャンプをする人も増えていますが、キャンプ場での盗難も増えています。キャンパーの防犯意識も高くなり、キャンプ保険の需要も年々伸びています。
こうした被害に遭うことはないと思っていても、思わぬトラブルに巻き込まれることは予想がつきません。
1日数百円単位の掛け金で、難しい手続きもなく気軽に加入できる保険もあるので入っておくと安心です。
キャンプ場で盗難事件が起こること自体、悲しく思うキャンパーは大勢いることでしょう。ですが、現実がそうである以上、対策をするしか手がありません。
特に狙われやすいソロキャンパーは周りへの意識を敏感にし、トイレに近いサイトを選んだり、人の少ないところにテントを設営したりするほうがよいでしょう。
また、周りのキャンパーと適度にコミュニケーションをとるなど、できるだけ犯罪が起きないような環境作りをすることも大事なポイントとなってきます。
この頃はキャンプアイテムばかりでなく、食料品、特にビールなどの酒類の盗難も増えているといわれています。
盗難被害に遭わないために、この記事で紹介した予防策を参考にしながら、安心できるキャンプにしてくださいね。
新着記事
【新商品】 外出先でもワンプッシュ!アレルブロック触れるところウイルス菌ピンポイントクリア
by アース製薬株式会社
ダニはジメジメがお好き?
by 株式会社 UYEKI
遮光ネットは夏の強い日光と高温から植物を守り、最適な育成環境をつくります
by 株式会社イノベックス
DCMホールディングス
DCMホールディングス
DCMホールディングス
DCMホールディングス