2021年04月27日
by ネスレ日本株式会社 |
公開:2021.04.27 00:00 更新:2021.10.04 16:23
柴犬は体が丈夫だといわれていますが、柴犬がかかりやすい病気も存在します。体の具合が悪くても、柴犬は我慢してしまうことが多いため、なかなか病気が発覚しにくいこともあります。早期発見のためには、日頃から愛犬の様子を細かく観察すること。少しでも異変を感じたら、早めに獣医師の診察を受けるようにしましょう。
アトピー性皮膚炎は、ハウスダスト、花粉、ダニ、カビ、食物など様々なアレルゲンが原因で引き起こります。特に指の間、手首や足首、マズル、目の周り、わきの下やももの付け根、お腹や肛門周辺に発症しやすいです。顔をしきりにこすったり、体を引っかいたり、犬がかゆそうな素振りをしていたら、アトピー性皮膚炎を発症しているかもしれません。治療には投薬といった内科的治療が行われます。また、こまめに部屋を掃除してアレルゲンを排除したり、定期的にシャンプーを行い、体を清潔に保つことも重要です。
膝のお皿の骨(膝蓋骨)が、正常な位置からずれたり外れたりする病気です。形成異常がある先天的なケースと、転落や打撲などの強い衝撃で誘発される後天的なケースがあります。3本足で歩いたり、スキップのような状態だったり、足を引きずるような歩き方をしていたら要注意。発見が遅れると足が曲がってしまうこともあるので、早期発見・早期治療に努めましょう。治療の際には脱臼した膝蓋骨を元に戻す処置が必要となります。予防するには、できる限り足に負担をかけないこと。屋内飼いは床に絨毯を敷くなどして滑りにくくし、階段の上り下りやジャンプを頻繁にさせない、肥満にさせないことなどが有効です。
ホルモンを分泌する甲状腺の機能が低下することで、ホルモン異常が起こる病気です。寒がりになる、動きが鈍くなる、食欲不振なのに体重が増加する、皮膚病が起こるなど、様々な症状が表れます。発症すると、甲状腺ホルモン製剤を投薬する治療が必要になります。
提供元:ネスレ日本株式会社
https://nestle.jp/brand/purina/
※2021年1月時点掲載内容
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