2021年12月13日

秋の花でガーデニングをしよう!おすすめの花11選とガーデニングをする時のポイントを解説

by DCM 編集部

公開:2021.12.13 15:00 更新:2022.01.07 14:30

秋の花でガーデニングを考えていると「どんな花を植えればいいのか分からない」「おすすめの秋の花があれば教えてほしい」というかたもいるでしょう。

本記事では、秋のガーデニングにおすすめの秋の花11選とガーデニングをする際のポイントを解説していきます。

秋の花でガーデニングを考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。

秋のガーデニングにおすすめの秋の花11選

秋のガーデニングにおすすめな花を紹介します。どれも秋にぴったりの花なので、ぜひ好きな花を選んで育ててみてください。

①コスモス

②リンドウ

③百日草(ジニア)

④金木犀(キンモクセイ)

⑤秋明菊(シュウメイギク)

⑥パンジー・ビオラ

⑦葉牡丹(ハボタン)

⑧ウインターコスモス

⑨ポットマム

⑩千日紅(センニチコウ)

⑪オキザリス

①コスモス

コスモスは、メキシコを原産地とする秋の花を代表する花の1つ。やせ地で乾燥気味の場所を好み、日当たりが良ければ生育が旺盛です。

白・淡いピンク・濃いピンク・赤・淡いオレンジなど、色合いも豊富なのが魅力。ただし、移植を嫌うため、種をまく時には、春から初夏に直まきするようにしてください。

開花時期は6〜11月で、植え付け時期は4〜5月。

②リンドウ

リンドウも秋を代表する秋の花で、青紫色の筒状の花を数輪咲かせます。切り花としての人気も高い花です。

ただし、リンドウの花は晴れた日にしか咲かないので、蕾が咲かないまま茶色くなってしまい見栄えが悪くなってしまうこともあります。

そのため、日当たりを良くしたり、水やりの際に花に水がかからないようにしたりしましょう。

開花時期は9月下旬〜10月で、植え付け時期は3〜4月。

③百日草(ジニア)

百日草(ジニア)はキク科の一年草で、長い期間、花を咲かせ続けられることから「ヒャクニチソウ」とも呼ばれています。

カラフルな色合いから、アンティークなものまで、色が豊富です。ただし、百日草を植え付ける時は、根をあまり触らないようにしましょう。

太い根が真っ直ぐ伸びる性質(直根性)のため、根を少しでも痛めると上手く根付かなくなってしまうからです。

開花時期は5月〜11月で、植え付け時期は4月〜6月。

④金木犀(キンモクセイ)

金木犀(キンモクセイ)は、中国が原産地のモクセイ科の秋の花で、小さなオレンジ色の花を咲かせます。

「千里先まで届く」と言われているほどの強い香りが最大の魅力です。その香りは、秋の風物詩として日本でも親しまれています。

日当たりや水はけがよい場所で、腐葉土や堆肥などで土作りをしておいた場所に植え付けるとよいです。

開花時期は9〜10月で、植え付け時期は3〜4月。

⑤秋明菊(シュウメイギク)

秋明菊(シュウメイギク)は、夏の終わり頃から花茎が伸びだし、白やピンクの花を咲かせます。秋の花壇や切り花におすすめです。

秋明菊は、寒さに強い花ですが、高温や乾燥に弱いので土の温度上昇を防ぐとともに、株元には直射日光が当たらないようにしましょう。

開花時期は8月下旬〜11月で、植え付け時期は3〜4月。

⑥パンジー・ビオラ

パンジー・ビオラは寒さに強く、丈夫でお手入れも簡単なので、ガーデニングの初心者でも気軽に育てられます。

赤・ピンク・オレンジ・黄色・黒・紫・青などの色があり、色合いが豊富なのが魅力です。また、フリル咲きや八重咲きなどの個性的な品種もあります。

開花時期は10月下旬〜5月中旬で、植え付け時期は11月下旬〜12月末。

⑦葉牡丹(ハボタン)

葉牡丹(ハボタン)は、ヨーロッパが原産地のキャベツの仲間で色付いた葉っぱが特徴的な秋の花です。

結婚式のブーケやフラワーアレンジメントなどによく利用されていて、殺風景になりがちな冬をきれいに彩ってくれます。

また、フリル状やサンゴ状などの個性的な葉っぱの形を持っているのが魅力です。

開花時期は10〜5月で、植え付け時期は10〜11月初旬。

⑧ウインターコスモス

ウインターコスモスは、花つきがよく、株いっぱいに花が咲いて秋の花壇を華やかにしてくれます。

黄色・ピンク・白などの色合いがあり、特に、舌状花の先に白い縁取りが入る「イエローキューピッド」が人気です。

日当たりと水はけがよい場所で栽培するようにして、表土が乾いてからたっぷりと水を上げるようにしてください。

開花時期は10〜1月で、植え付け時期は3〜6月。

⑨ポットマム

ポットマムとは、鉢植え(ポット)に入れられたマム(キク)を指しています。

病気に強く育てやすいため、ガーデニング初心者の方におすすめの秋の花です。また、ブーケや切り花としても人気が高い花だと言えます。

ただし、キクは日照時間が不足すると花が咲かなくなったり、花色があせたりしてしまうため、気を付けましょう。

開花時期は9〜11月で、植え付け時期は3〜5月。

⑩千日紅(センニチコウ)

暑さと乾燥に強い千日紅(センニチコウ)は、初夏から秋深くまで長期間に渡って、花が開花するため、他の秋の花よりも早い時期から楽しめます。

一株あるだけで花壇や寄せ植えに動きを出せたり、ドライフラワーにしても色あせにくかったりするのも魅力です。

開花時期は7〜10月で、植え付け時期は4月下旬〜5月。

⑪オキザリス

秋から冬の間に花が咲くオキザリスは、秋のガーデニングだけでなく、冬のガーデニングも彩ってくれます。

栽培する難易度は、種類によって異なりますが、ガーデニング初心者の方でも無理なく育てられるものも多くあるため、おすすめです。

開花時期は10月下旬〜2月で、植え付け時期は8〜10月。

秋の花でガーデニングをする時のポイント

秋のガーデニングにおすすめの秋の花が理解できたら、あわせて秋の花をガーデニングする時のポイントも覚えておきましょう。

・花がらを摘む

・残暑に注意する

・冬越し対策をしておく

花がらを摘む

秋に限らず、どの季節でも共通しますが、花がらをこまめに摘むようにしましょう。

ただし、9月以降は大幅な切り戻し剪定はしないようにしてください。なぜなら、切り戻しをしてしまうと、最低でも2〜3週間は花がない状態になってしまうからです。

花が一番咲く時期に花がない状態だと困ってしまいますよね。そのため、秋深くなってから切り戻しをしないようにしましょう。

残暑に注意する

近年では、9月下旬になっても残暑が残っている場合があるので、その状態で植え付けなどをしてしまうと、球根が腐ったり蒸れて生育が悪くなったりすることがあります。

そのため、暑さを感じない程度に涼しくなってきてから、秋のガーデニングを始めるようにしましょう。

冬越し対策をしておく

基本的に寒さに強い秋植えの植物でも、寒風が常に吹きつける場所や、霜が降りやすい場所に植え付けことは、避けましょう。

また、苗は太くて締まった苗になるまで育苗するようにします。なぜなら、苗が幼いうちに定植してしまうと、寒さに耐えられなくなる場合もあるからです。

ただし、寒さに合うことで開花の準備を始める「球根植物」の場合は、冬越し対策の心配はほとんどありません。

まとめ:秋の花でガーデニングをして自分好みの花壇を作ろう!

今回は、秋のガーデニングにおすすめの秋の花11選を紹介しました。どの花も魅力的で、秋の花壇を彩ってくれるでしょう。

また、本記事で紹介した秋の花をガーデニングする時のポイントをしっかりと抑えて、きれいな花を咲かせてみてくださいね。

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