ふるさときゅうり 強四川（つよしせん）

通をうならすパリッとした歯ごたえと昔ながらの味

特徴

・従来の品種にはない甘さと歯切れのよさをもつ、昔懐かしいキュウリです。

・従来の四葉系にはない、うどんこ病に強い品種です。

・果実の長さは20cm～25cmくらいの四葉きゅうりで、花色は濃く、イボは高くて多いのが特徴です。

・適応作型は、早春から夏秋までと広く、作りやすい品種です。

上手な作り方～地植え編～

１．土作り

★ポイント★

土作りはあらかじめ

①定植の２週間前、石灰をまいてよく耕します。

（１㎡あたり150g）

②定植の１週間前、堆肥とカルシウム入り肥料を混ぜて耕し畝を作ります。

（堆肥１㎡４リットル・肥料150g）

※連作は避けてください。

２．定植

★ポイント★

マルチを張って地温上昇

③4月中旬以降、霜の心配がなくなってからが植え時です。

④定植後、2.1mの支柱を立てます。

茎と支柱をビニール紐で８の字に結びます。

※支柱の間にネットを張るとよい

３．整枝

★ポイント★

1本仕立てに整枝

⑤摘芯します。親づるが支柱の先端まで届いたら、先端の芽を摘み取ります。

４．摘芯

★ポイント★

早めに摘芯

⑥５節までの子づるは小さいうちに摘み取ります。５節より上に出た小づるは葉を２枚残して摘み取ります。

５．摘芯・追肥

★ポイント★

追肥を忘れずに

⑦子づるから出る孫づるも２枚残して摘み取ります。

⑧収穫が始まったら化成肥料を月に２回施します。

６．収穫

★ポイント★

実が20㎝くらいになったら収穫

⑨開花後、７日程度で収穫です。最初の２～３果は早取り。それ以降は、長さ20㎝くらいになったら収穫です。

初心者OK！～プランター栽培～

１．準備と土作り

【用意するもの】

・野菜用培養土

・大型プランター

・鉢底石

★ポイント★

キュウリは広い場所が大好き。プランターは、幅、奥行きともに40㎝以上の物を使います。

２株植える場合は株間を約40㎝以上空けます。

【土づくり】

鉢底石を敷く

野菜用培養土をたっぷりと入れる。

２．植え付け

★ポイント★

４月中旬～６月下旬が植えどき。

乾燥が苦手なので、植えてしばらくはこまめな水やりを忘れずに！

３．せん定～その１～

【誘引・せん定】

ひもなどで支柱を這うように誘引する。先が支柱に届いたら、一番上の芽を摘み取る。

４．せん定～その２～

★ポイント★

初めはわき芽をあまり伸ばさないで、親株を元気に育てます。

５．管理

【追肥・管理】

・月に１～２回野菜用肥料を与える

・暑い日は朝夕２回水やりをする

・新しいわき芽も葉を２枚残して摘み取る

６．収穫

★ポイント★

約20㎝になったら収穫！

最初の２～３個は小さめ（約15㎝）で収穫すると株の成長は妨げません。

栽培のコツ

■土作り・植え付け・栽培環境

植え付けの10～14日前に苦土石灰、化成肥料と堆肥を入れ、良く耕します。

堆肥を十分に施し、保水力のある肥沃な土作りを行います。

連作地は避けるようにしてください。

植え付けの時期は、霜の降る恐れがなく、外気温18℃以上の4月中旬以降が適期です。

■管理方法

植え付け後、市販の支柱や竹とネット（網）を用いて、キュウリのつるを誘引します。

【支柱立て】

最初の主枝（親づる）を支柱に誘引します。親づるが支柱の最高部に達したら芯を止めます（摘芯）。

子づるは全部伸ばすのではなく、下から5節目くらいはわき芽を摘み取ります。それより上に出た子づるは2節で摘みます。

【水やり】

晴天の時には、必ず株元に水を与えてください。

乾きを防ぐためには、植え付け前に畝にビニール（マルチ）を掛けるなどの対策をとります。

■肥料

キュウリの果実がとれ始めたら、株元に一握りくらいの化成肥料をまんべんなく施します。

その後10日ごとに肥料を与えてください。

■収穫・楽しみ方

長さ20～21cmくらいがとりごろです。

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病気に強いきゅうり　うどんこつよし®

【特徴】

・名実ともにうどんこ病に強い品種です。

・うどんこ病が発生しても下葉で止まり、全体に広がりにくい品種です。

・キュウリは家庭菜園だとすぐにだめになるイメージがありますが、この品種なら簡単に長い間収穫を楽しめます。

提供元：カネコ種苗株式会社

http://www.kanekoseeds.jp/