2021年04月25日
by ネスレ日本株式会社 |
公開:2021.04.25 00:00 更新:2021.10.04 16:23
ダンディ・ディモント・テリアのサイズ、性格、必要とされる運動量などの特徴、起源など、詳細データを解説いたします。
※FCI(国際畜犬連盟)やJKC(ジャパンケネルクラブ)のデータをベースとし、有限会社グラスウインドが監修しております。
※数値は目安です。あらかじめご了承ください。
古いテリアの一種で、独特のヘアースタイルですが、綿毛のような柔らかい被毛で覆われていて、ブラッシングはそれをより引き立つようにします。この綿帽子でなくてはダンディ・ディモント・テリアとは言えないのです。犬種の中でもかなり変わった容姿をしています。1814年、歴史小説作家のウォルター・スコットが書いた「ガイ・マナリング」に登場する農場主の「ダンディ・ディモント」にちなんで命名されました。
■旅行・移動に対応する適応力:高め
■留守に対する適応力:中程度
■子どもに対する適応力:中程度
ほかのやんちゃで騒がしいテリアに比べると、かなり落ち着きがあり騒々しさはありません。普段から穏やかで、賑やかよりは静けさを好む平和主義者です。陽気で活発で楽しいことが大好きです。独立心も旺盛で知的です。見知らぬ人やほかのペットには警戒心を抱きます。頑固な面があるので、トレーニングはやや手こずるかもしれません。
活発な犬種ですが、それほど多くの運動量を必要としません。しかし、胴長の体型なので、椎間板ヘルニアを予防するためにも、特に背骨に沿った健康な筋肉を鍛える必要があります。そのためにも、20分程度の散歩を、毎日2回程度行いましょう。
■原産国:イギリス
■犬種分類:テリア
■色・模様:ペッパー、マスタード
■毛質・毛の長さ:セミロング(中毛)
■抜け毛:中程度
■サイズ:小型
■目安となる体高・体重
体高:20~28cm、体重:8~11kg
■一日に必要な散歩量:少なめ
■活発度:少なめ
胴長短足の体型で、トコトコ走る姿がかわいく、本人も遊ぶことが大好きで、ついつい活発に走り回りますが、階段などの段差で背中を痛める椎間板ヘルニアになりやすいので要注意です。また、椎間板ヘルニアの原因として、肥満傾向にあることがあげられます。食事と運動のバランスを取ることが大切です。
イギリスとスコットランドの国境地帯。ここがダンディ・ディモント・テリアの故郷です。古いテリアのひとつで、すでに絶滅したスコッチ・テリアとスカイ・テリアの交配によって誕生したものと考えられています。1814年、歴史小説作家のウォルター・スコットが書いた「ガイ・マナリング」に登場する農場主の「ダンディ・ディモント」にちなんで命名されました。主に農場でネズミやテン、イタチ、スカンクなどを駆除していて、ときにはウサギやカワウソ狩りで追跡するときに活躍していました。
頭部スカルは幅が広く、前頭部はドーム型で、たいへん柔らかいシルキーな被毛で覆われます。鼻の色は黒色です。歯の咬み合わせは上の切歯の内側に下の切歯の外側がわずかに接するシザーズ・バイトです。目はダーク・ヘーゼルで、位置が低くなっています。耳もスカルの後方に広く離れてつき、根元で幅広く、先細りに垂れています。胴体は肩の位置が低く、腰の上にアーチがきていて、そこから尾の付け根にかけて、徐々に下がっています。尾は比較的短く、付け根は太く、半ばから先細くなります。前脚は短く、脚と脚の間隔は広く、後脚は前脚よりもわずかに長くなります。
提供元:ネスレ日本株式会社
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