2021年04月04日
by 株式会社タカギ |
公開:2021.04.04 03:00 更新:2021.10.04 16:23
ハーブは葉をつまんで香味を楽しむもの、というイメージを持たれる方が多いのではないでしょうか。ただ実際は、美しい花を楽しみながら日々の暮らしにも活用できるハーブも豊富にあります。そのようなハーブを通して花や緑の香りに包まれた生活を始めませんか?
今回は、美しい花が咲くハーブ5種に着目し、それぞれの特徴と育て方についてご紹介します。
代表的なハーブの1つに、ラベンダーが挙げられます。ラベンダーは芳香剤や香水などの香料としてもよく用いられ、そのすがすがしい香りは誰もがご存じでしょう。また、ラベンダーの印象的な香りに加えて、紫色の花もかれんで美しいことから「ハーブの女王」とも呼ばれています。
ラベンダーを育てるときは、風通しと水はけの良い場所を選びましょう。水やりは、極端な水切れを起こさない程度に与えることがポイントです。ラベンダーは一般的に、寒さに強かったり病害虫の影響を受けにくかったりするため、ハーブ初心者の方にも育てやすいといえます。
ローズマリーは、葉に強い芳香を持つことで知られ、薬草や香辛料として用いられてきたハーブです。地中海沿岸を原産としているため、塩害に強く海沿いで育てることにも適しています。
また、ローズマリーの花の色は紫、青、白の3種類ほどで、各色をたくさん植えれば、カラフルなお庭をつくることができるでしょう。ローズマリーは春か秋に苗を植えつけますが、その開花期は11~5月頃までで、咲いた花を長く楽しめることもうれしいポイントです。
育てるときのコツとしては、日当たりと水はけの良い場所に植え、寒い季節には防寒対策を行いましょう。
センテッドゼラニウムは、別名「ニオイゼラニウム」とも呼ばれ、葉に強い芳香を持つハーブです。一般的な園芸種のゼラニウムより花が小さく、かれんな印象で観賞用としても人気の高いハーブになります。
センテッドゼラニウムを育てるときは、風通しと日当たりの良い場所を選び、湿気予防に努めましょう。冬の寒さにやや弱いセンテッドゼラニウムは、鉢植えで育てた方が扱いやすく、育てやすいです。
地植えで育てている場合は、掘り上げて鉢に植え替えるか、寒冷紗をかけるなどの対策をおすすめします。
カモミールは別名「カミツレ」といい、白い花を咲かせることで広く知られています。香りに鎮静作用があるため、薬草としても用いられてきました。特に、ハーブティーにすることでストレスを鎮める効果に期待され「癒しのハーブ」とも呼ばれます。
カモミールは、ほとんど手をかけなくてもよく育ちます。花がたくさんつくようにするなら種を秋にまきましょう。また、カモミールの植えつけの際に土に肥料を混ぜ込めば、追肥の必要はありません。
チャイブは食用ハーブとして知られ、ピンクの花も食用できます。ネギの一種ですが、香りや味にネギのような癖はあまりなく、卵料理などと相性抜群です。
チャイブを育てるときは水もち保水性の良い土を選び、種や苗を4~5月、9~10月に植えましょう。チャイブは種1粒につき葉を1本しか生やさない性質のため、植えるときも種を1カ所に密集させることがポイントです。
また、チャイブは種から育てると開花までに時間がかかる、という意見もあるため、初心者の方は苗から植えて育てたほうが良いでしょう。
提供元:株式会社タカギ
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