2022年01月06日
by DCM 編集部 |
公開:2022.01.06 09:26 更新:2022.01.06 09:27
大葉は、これから家庭菜園をはじめようと思っているかたに、おすすめの野菜です。
栽培に比較的手間がかからず、初心者でも失敗しにくいうえ、料理での使い勝手もいいので、収穫の満足感も高いでしょう。
しかも、プランターで手軽に栽培でき、場所もあまり選ばないので、気軽に家庭菜園をはじめられるのもおすすめするポイントです。
今回は、大葉の育て方と、初心者でも失敗しないためのコツを中心に、大葉栽培の魅力をご紹介します。
大葉は、家庭菜園初心者でも栽培しやすい野菜の1つです。また、家庭菜園なら必要なだけ収穫できるので、新鮮で香りの高い大葉をいつでも料理で使えます。
大葉が初心者でも栽培しやすい最大の理由は、生育環境が日本の気候に合っているからです。
さらに、病気にもなりにくいので、初心者でも途中で失敗することなく育てられて、たくさん収穫することができます。
大葉の栽培を初心者におすすめする理由の1つが、ちょっとしたスペースがあれば、どこでも栽培できることです。
プランターに植えて、ベランダの片隅でも、室内でも手軽に育てられます。さらに、ハイドロカルチャーや水耕栽培など、土すら使わずに栽培する方法もあるので、栽培場所を選びません。
大葉は、日本の風土に適した植物で、生育も旺盛なため、植え付け時期さえ守れば、あまり手間をかけなくても育ちます。
また、発芽しやすく、病気にもなりにくいので、途中で育たなくなってしまったといったケースもあまり発生しません。
土や肥料に関しても、ほとんど気を使う必要がないので、専門的な知識や経験の浅い、家庭菜園初心者でも、すぐに栽培をはじめられます。
大葉は主に、料理の彩りと香り付けに使う野菜です。当然、新鮮なほうが色味も鮮やかで、香りも高いので、摘みたてを使える家庭菜園のメリットを最大限感じられます。
さらに、スーパーなどでは束で売られているので、使い切る前に傷んでしまうこともしばしば。その点家庭菜園なら、使う分だけ摘み取って使うので、無駄もありません。
大葉をいつでも気軽に使えるようになると、料理の幅もぐっと広がりますよ。
大葉の最適な植え付け時期は初夏です。ちょうど暖かくなる時期なので、気持ちよく作業ができます。
大葉は20度以上の気温で発芽します。そのため、種まきは初夏にあたる4月〜6月の暖かくなる時期に行うのが最適です。
収穫期間は長く、7月頃から11月頃まで楽しめます。しっかり収穫を楽しめる点も大葉栽培を初心者におすすめする理由の1つです。
寒さに弱い大葉をより長く収穫したい場合は、外気の温度が下がり始めたら、室内で栽培するといいでしょう。
大葉は日当たりの良い場所を好みます。とくに室内栽培の場合は、日当たりの良い場所に定期的に移動させましょう。ただし、日を当てすぎると、葉が固くなってしまい、美味しく食べられなくなるので注意が必要です。
プランターを選ぶ際は、株の間を15~20センチ空けることを目安に、サイズを決めましょう。さらに、60センチほどの長さの支柱も準備しておくと、株がより安定して育ちます。
大葉は、土を選ばず育つのも、育てやすい理由の1つです。ホームセンターなどで販売されている、一般的な野菜用培養土を選べば問題ありません。また、肥料入りのものを選べば元肥も不要です。
大葉栽培には、特別な技術や経験は不要です。基本的な育て方と、失敗しないためのポイントさえ押さえれば、初心者でも手軽に育てられて、しっかりと収穫できます。
種まきや水やりの方法は、他の植物にも使える基本的な知識です。大葉栽培に慣れれば、家庭菜園の幅をより広げることができます。
大葉の種は、水分を吸収しにくいので、種まきをする場合は、一晩水の中につけて、しっかりと水分を吸収させておきましょう。
大葉の種子は、好光性といって、光を好む性質があるので、土をかぶせる必要がありません。種まきは、事前に水で湿らせた土の上にまくだけです。
種まきをした後は、種を流さないように注意しながらたっぷりと水を与えましょう。大葉は発芽率が高いので、種のまきすぎには注意が必要です。
種から育てるのに不安のあるかたは、苗から育てるとさらに簡単に育てられます。
家庭菜園での栽培で、ほとんど手間のかからない大葉ですが、注意すべきポイントが水やりです。大葉は乾燥が苦手なので、土が乾いてきたら、毎日でも水やりを行う必要があります。
特に、真夏は朝・夕2回、たっぷり水を与えて、乾燥させないようにしましょう。
大葉は、乾燥すると葉が固くなり、美味しい状態で収穫できなくなってしまうこともあるので、乾燥には注意が必要です。
大葉を育てる際に、病気の心配はほとんどありませんが、害虫には注意が必要です。
虫がついたら、その都度取り除くようにしましょう。できるだけ手間をかけたくないかたには、防虫ネットも効果的でおすすめです。
また、水やりの際に、葉の裏にスプレーで水を吹きかけておくと、虫がつきにくくなります。
生のまま食べることの多い大葉なので、できるだけ農薬の使用は避けましょう。どうしても虫避け対策を行う必要がある場合は、木酢液など自然由来のものを利用することをおすすめします。
初心者でも、ほとんど手間をかけずに栽培できる大葉。しかも新鮮で香り高い大葉を使えば、料理のクオリティも高くなります。
大葉は収穫できるまで育てば、数ヶ月にわたって収穫できるのも魅力です。初めて家庭菜園に挑戦するかたでも、次々育つ新芽を見て、たっぷり収穫できる満足感を味わえば、さらに家庭菜園に興味が湧くでしょう。
これから家庭菜園をはじめる初心者のかたはもちろん、今の菜園にもう1品種追加することを考えているかたは、大葉の栽培をはじめてみませんか。
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