2021年02月27日
by シンワ測定株式会社 |
公開:2021.02.27 14:40 更新:2021.10.04 16:23
さまざまなモノをはかる道具と、よくあるQ&Aをご紹介します。
重さを測定するための道具です。上皿に載せて測定するタイプや、吊り下げて測定するタイプがあります。
計量する重量ぎりぎりの「ひょう量」は、製品の耐久性の面からおすすめしません。
負荷によってズレが生じやすくなる恐れがございます。
計量する重量の2倍~3倍の「ひょう量」のはかりを選択することをおすすめします。
はかりの設置場所を確認してください。
柔らかい床などの上で測定すると、正確に量れません。
安定した床の上などで測定してください。
赤い線と重なった目盛を読み取ってください。
アナログ式の上皿はかりは、目盛板の上の針の示す目盛を読み取って値を出します。はかり本来のシンプルな構造です。
デジタル式の上皿はかりは、液晶画面により数値が大きく表示され、値が読み取りやすいのが特長です。
また、風袋引き機能(容器などの重さを差し引く機能)が付いているものがあります。
はかり本来のシンプルな使い方で選ぶならばアナログ式、豊富な機能と液晶表示による読み取りやすさを求めるのであればデジタル式、といった形で、用途に合わせてお選びください。
はかりで確認することができる最小表示のことです。
表示された数値をそのまま読み取ってください。
引っ張る力によって目量が変わりますのでご注意ください。
(1~10kg:10g、10~20㎏:20g)
例えば食品などを量り売りする際は取引証明用のはかりをご使用いただくことになります。
取引証明以外用は量り売り(取引)に使用することができません。
また、取引証明用の場合は、使用開始後2年毎に定期検査を受ける事が計量法で定められています。
定期検査を必要とされる場合は、最寄りの各市町村が指定した場所(計量検定所等)へ持ち込みの上、検査を受けてください。
直線性とは真の値からの最大にズレる可能性の範囲のことです。
再現性は繰り返し精度のことを表しています。
風袋(ふうたい)とは計量する際に載せる器のことです。
風袋ボタンは風袋引き機能を使用する際に使います。
まず器を載せて風袋引き機能を使用することで器が載った状態を0kgに設定することができます。
最小測定量とはそのはかりではかることのできる最小の測定値です。
たとえば最小測定量が50gであれば、50g未満の重量について測定はできますが精度の保証はできません。
提供元:シンワ測定株式会社
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