2021年04月13日

どうする?キレイだった芝生に雑草が!対処法を紹介

by DCM株式会社

公開:2021.04.13 13:40 更新:2021.10.04 16:23

手間がかかるけど芝生の感触や青々した感じはやっぱり天然芝ならでは。
だからこそキレイな状態を維持しておきたいものです。

でも、どんなに手入れをしていても、雑草の種はどこかともなく飛んできます。
気づいたら芝のあちこちに見知らぬ雑草が生えている。ちょっとした絶望ですね。

でもそんな風に困ったときには、ぜひ芝生用除草剤を試してみてください!
今回は芝生用除草剤について解説します。

実は芝生は地域によって種類が違う

芝生の種類は地域によって違うってことはご存じでしょうか?

それは芝の種類によって生育温度に違いがあるからです。

大まかな分け方として、北海道以南では日本芝、北海道を主とする寒冷地では西洋芝がよく利用されています。

日本芝の特徴

日本芝は暑さ・乾燥に強く、日本の高温多湿な環境でもよく育ちます。

その一方で寒さは苦手で寒冷地には向きません。

西洋芝と比較すると管理は容易な品種も多いですが、冬は休眠期に入るため、地上部が茶色く枯れてしまうのがデメリットです。

日本芝の主な品種は、高麗芝、野芝です。

高麗芝はホームセンターやガーデンショップで束売りになってよく販売されています。もっとも有名な芝であり、葉が緻密で美しいのが特徴です。

野芝は環境適応性が高く、管理も容易。

公園など面積の広い場所に広く利用されています。

西洋芝の特徴

西洋芝は耐寒性があり、葉も緻密で美しい芝です。

冬でも美しい緑を保ち、耐陰性にも優れているので日照不足にも耐えられます。

しかし、暑さ・乾燥に弱く、日本芝に比べ管理には注意が必要です。※一部、暖地型の西洋芝もあります。

西洋芝の主な品種は、ブルーグラス類、ベントグラス類。

ブルーグラス類はベントグラスより寒冷地向き。北海道でよく使われています。

ベントグラス類は葉が細く短い刈込みにも耐えるため、ゴルフ場のグリーンでよく使用されています。

芝生によく生える雑草

芝生によく生える代表的な雑草を紹介します。

①カタバミ

カタバミ科カタバミ属の多年草。一見、かわいい葉っぱとかわいい黄色い花を咲かせるので許してしまいそうになりますが、恐ろしいほどの繁殖力を持っています。

②スズメノカタビラ

イネ科イチゴツナギ属の一年草。庭のあちこちで生えてくる厄介者。芝生に生えると遠目からは芝なのか雑草なのかの判断がつきづらいのも悩ましいところです。放置しておくと芝生がどんどん荒れていくので早めの対処が必要です。

③オオアレチノギク

キク科 イズハハコ属の一年~多年草。漢字で書くと、大荒地野菊。まさに荒れ地でも繁殖力旺盛な雑草です。草丈は高く2m近く伸びることも。

④シロツメグサ

マメ科シャジクソウ属 の多年草。別名はクローバー。小さなときから慣れ親しんできたシロツメグサも、一度芝生に生えると根絶の難しい雑草のひとつです。

芝生で雑草を見つけたらどうするの?

雑草をみつけたのが早い段階で少量の雑草なら手で抜いてください。

この際注意するのは地上部だけではなく、根ごと抜くことです!

根を残してしまうと、そこからまた生えてきてしまいます。

ですがこれがすごく難しい。

芝の根と雑草の根が絡み合って、なかなか簡単には抜かせてはくれません。

また雑草に気がついたときに心折れるほどの雑草がはびこっていたのなら、ぜひ芝生用除草剤を検討してください。

芝生用除草剤とは

除草剤というと辺り一面全ての緑を枯らしてしまうイメージがありますが、それは違います。

芝生用除草剤は、芝生に生える雑草だけを枯らす、魔法のような除草剤です。

芝生除草剤には粒剤と液剤タイプがあるので、それぞれの選び方とおすすめ商品を紹介します。

雑草が生える前~生え始めなら粒剤タイプ

春先など雑草が生える前や生えていてもまだ小さな段階であれば、持続性のある粒剤タイプ「DCM芝生に使える除草剤 粒剤」がおすすめ。

粒剤をまくだけで芝生内に発生するスギナやカタバミなどの雑草を枯らします。

2~3週間程度で雑草が枯れ、雑草の発生を約3か月間抑制します。

長期間雑草を生やしたくない方におすすめです。

ただし粒剤タイプは注意点が2つあります。

ひとつは、芝を植え付け後1年以内や根切り作業後3か月以内は使用しないこと。

もうひとつが、西洋芝には使用しないことです。(西洋芝は枯れてしまいます)

伸びてしまった雑草なら即効性のある液剤タイプ

すぐに雑草を枯らしたい人には「DCM芝生に使える除草剤 液剤」がおすすめ。

芝生内の雑草にかけるだけで2日~7日程度で雑草のみ枯らします。

ピンポイントな除草が可能なスプレータイプと、広範囲の散布に便利なシャワータイプの2種類あります。

液剤タイプは、除草剤成分が葉や茎から浸透するので、枯らしたい雑草にしっかり液剤がかかるように注意してください。

こちらの液剤タイプなら日本芝はもちろん、西洋芝にも使用できます。

最後に

いつも美しい芝生が目の前にあると、とっても嬉しいですよね。

お家の芝の種類に合わせて、除草剤を使ってみてください♪

提供元:DCM株式会社

https://www.dcm-hc.co.jp/

新着記事