2020年12月15日
by 大橋産業株式会社 |
公開:2020.12.15 12:40 更新:2021.10.04 16:23
・アイソレーターとはサブバッテリーチャージャーや走行充電器とも呼ばれ、エンジン稼働中にオルタネーターで発電された電力を、車両搭載バッテリーとサブバッテリーへ適切に区別して電力供給するための機器です。
・サブバッテリーに高出力のインバーターやDC12V機器を接続して使用した際に、サブバッテリーの電力低下をメインバッテリーから補う役割があります。
またエンジン稼働時には、オルタネーター+メインバッテリー+サブバッテリーにより、より高出力の負荷を長時間使用することができます。
・メインバッテリーとサブバッテリーの状態を認識し2タイプ(直結/昇圧)の回路で出力します。
・スマホの充電器や携帯ゲーム機などの小電力機器は、アクセサリーソケット(ソケットのヒューズが10Aの場合、取り出せる電力は約120W)を通じてメインバッテリーから電力を供給することができますが、大電力を必要とする家電製品を使用する場合は、メインバッテリーの電力低下が激しいため、別途サブバッテリーを搭載するケースが増えてきています。
・サブバッテリーとして使用するのは【ディープサイクルバッテリー】が主流となっており、その理由は。80%以上の充放電サイクルでの動作を前提に設計されているからです。
対して、エンジン始動用バッテリーは、深放電(50%)繰り返すと寿命が極端に低下します。
・メイン、サブバッテリーの間にアイソレーターを接続します。
メインとサブはアイソレーター内部で並列接続されます。
・バッテリーの電力は、電圧の高い方から電圧の低い方へ流れる特性があります。サブバッテリーに高負荷を接続して大電力を使用すると、サブバッテリーの電圧が低下する為、メインの電力が一気にサブへ流れメインの電力を使い果たす可能性があります。この為メインの保護の為にアイソレーターが必要になります。アイソレーターには各種保護回路が搭載されていますので、メインバッテリーの電力を使い果たしてエンジン始動ができなくなることはありません。
自動車のオルタネーターの発電によってメインバッテリーが充電されます。その際に余った電力をサブバッテリーに供給して充電を行います。
メインバッテリー⇒アイソレーター⇒サブバッテリー間でケーブル抵抗などによる電圧低下が発生するため、サブバッテリーはメインバッテリーより低い電圧でしか充電することができません。
提供元:大橋産業株式会社
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