2021年10月25日

キャンプ場でのおすすめ朝ごはんレシピ7選|ポイントや役立つ調理道具も紹介

by DCM 編集部

公開:2021.10.25 06:00 更新:2021.11.09 09:06

「キャンプ場で食べる朝ごはんのおすすめが知りたい」と気になる方も多いでしょう。

1日の始まりである朝ごはん。キャンプ場の朝はバタバタしがちですが、そのあとキャンプを楽しむためにもしっかり栄養を摂っておきましょう。

そこで今回は、キャンプ場の朝ごはんにおすすめレシピを7つ紹介します。

また、朝ごはんに役立つ調理道具も紹介しているので、キャンプへ行くことを検討している方はぜひ参考にしてください。

キャンプ場での朝ごはんのポイント

キャンプ場の朝はテントを片づけるなど、やるべきことが多くあります。

朝食に長い時間をかけてしまうと予定がたてこんでしまう可能性があるため、朝食はスムーズに済ませましょう。

ここでは、朝ごはんの時間を削減するポイントを2つ紹介します。

①缶詰を活用する

缶詰は最初から食材が食べやすいサイズにカットされていて味付けがされています。朝ごはんに缶詰を活用することで、調理の時間を短縮することが可能です。

さまざまな種類の缶詰が販売されているため、ぜひキャンプ場に気になる缶詰を持って行ってはいかがでしょうか。

なお、缶詰には以下のようなものがあります。

・だしまき卵の缶詰

・うなぎ蒲焼の缶詰

・やきとりの缶詰

・牡蠣の缶詰

・カレーの缶詰

・グリルチキンの缶詰

・シーチキンの缶詰

・厚切りベーコンの缶詰

・松坂牛の缶詰

・豚の角煮の缶詰

②炭を使わない

朝ごはんの調理に炭を使うと、鎮火して完全に冷めてから炭を捨てる必要があり、片づけに多くの時間がかかってしまいます。

さらには、炭火焼きで使用した網を掃除するなど、手間もかかります。

しかし、バーナーやカセットコンロを活用すると、簡単に火がつけられるうえに片づけにも時間がかかりません。

「チェックアウトの時間に間に合わない」といった事態を避けるためにも、炭を使用せずにバーナーやカセットコンロで代用しましょう。

キャンプ場の朝ごはんに役立つ調理道具3選

これまでキャンプ場での朝ごはんの時間を削減するポイントを解説しました。ここでは、キャンプ場の朝ごはんに役立つ調理道具を3つ紹介します。

①メスティン

メスティンとは、アルミ製の携帯用炊飯器であり、クッカーの一つです。お米を炊く以外にも、茹でる・焼く・蒸すといったさまざまな用途で使用できます。

調理したメスティンでそのまま食事ができるため、食器を用意する必要はなく、洗い物を減らせる点も魅力でしょう。

ちなみに、さまざまなメスティンが販売されており、一人用から複数人用まで大きさはさまざまです。

複数人でキャンプする場合は大きいサイズのメスティンを利用すると、まとめて調理できます。

②シェラカップ

シェラカップとは、持ち手がついている金属製のカップを指します。

食器として使用できるだけではなく、直接火にかけられるのでフライパンの代わりとして使える点も魅力です。調理器具を減らせるため、食器を洗う時間を削減できます。

ちなみに、シェラカップの素材は「チタン製」と「ステンレス製」の2種類です。

チタン製はステンレス製よりも軽いですが、熱伝導率が低く調理に時間がかかるといったデメリットがあります。

一方、ステンレス製は熱伝導率が高いので調理時間が短くて済みますが、持ち手まで熱くなりやすい点に注意が必要です。

③ホットサンドメーカー

ホットサンドメーカーとは、2枚のフライパンに食材を挟むだけで簡単に焼き上がる調理道具です。

IHに対応したものや電気式などさまざまなタイプが販売されています。その中でも、直接火にかけられるものがキャンプにはおすすめです。

また、パンの側面まで焼けるものや一度に2つの食材を焼けるものまであります。

好みやキャンプの参加人数に応じて、ホットサンドメーカーを選んでみてはいかがでしょうか。

メスティンを活用したおすすめのキャンプ朝ごはんレシピ3選

ここでは、メスティンを活用したおすすめの朝ごはんレシピを厳選して3つ紹介します。

①茶碗蒸し

缶詰を使って下準備を省略できる「茶碗蒸し」のレシピを紹介します。必要な材料と手順は、以下のとおりです。

【材料(2個分)】

・卵 2個

・水 200cc

・白だし 20cc

・焼き鳥の缶詰の具(塩) 1缶

・エリンギ 1本

・枝豆 20粒

・人参 適量

【作り方】

①卵を溶いて、白だしと水と合わせて混ぜる。

②混ぜ合わせたものをザルで濾す。

③ザルで濾し終わったら、メスティンに入れて、具材も投入する。

④フライパンにメスティンを入れて、メスティンの1/3程度まで水を張る。

⑤フライパンに蓋をして、弱火で20分程度蒸す。

②炊き込みご飯

あさりの缶詰を活用した「炊き込みご飯」のレシピを紹介します。必要な材料と手順は、以下のとおりです。

【材料(2人分)】

・米 1合

・あさりの缶詰 1缶

・めんつゆ 大さじ3(45g)

・水 適量

【作り方】

①水で研いだお米と具材をメスティンに投入する。

②合計で180ccになるまで水を入れて、かき混ぜる。

③固形燃料を2つ使用して、火が消えるまでお米を炊く。

④火が消えたらタオルにメスティンを包み、裏返して10分程度蒸す。

③鶏もものポン酢煮

鶏ももでしっかりお腹を満たせる「鶏もものポン酢煮」のレシピを紹介します。必要な材料と手順は、以下のとおりです。

【材料(1人分)】

・鶏もも 250g

・白ネギ 1本

・ポン酢 100cc

・水 50cc

【作り方】

①鶏ももを2cm程度に切り分けて、メスティンに投入する。

②白ネギは斜めにカットして、鶏ももの間に敷く。

③ポン酢と水を入れて混ぜる。

④固形燃焼を1つ使用して、火が消えるまで待つ。

シェラカップを活用したおすすめのキャンプ朝ごはんレシピ2選

ここでは、シェラカップを活用したおすすめの朝ごはんレシピを厳選して2つ紹介します。

①おしるこ

即席のおしるこを活用した「おしるこ」のレシピを紹介します。必要な材料と手順は、以下のとおりです。

【材料(1人分)】

・切り餅 1個

・おしるこ(フリーズドライ) 1個

・熱湯 適量

【作り方】

①切り餅を焼く。

②シェラカップにおしるこの分量通りのお湯を入れる。

③シェラカップに焼いた餅を入れる。

②コーン飯

つぶコーンの缶詰を活用した「コーン飯」のレシピを紹介します。必要な材料と手順は、以下のとおりです。

【材料(1人分)】

・米 0.5合

・つぶコーンの缶詰 大さじ2(30g)

・水 110cc

・塩コショウ 適量

【作り方】

①米を研いで30分間水に浸す。

②シェラカップに具材を投入して、中火で沸騰させる。

③沸騰したら弱火に切り替えて、パチパチと音が鳴るまで弱火で炊く。

④炊き終わったら軽く混ぜて、蓋をして10分間蒸す。

ホットサンドメーカーを活用したおすすめのキャンプ朝ごはんレシピ2選

この章では、ホットサンドメーカーを活用したおすすめの朝ごはんレシピを厳選して2つ紹介します。

①アップルパイ

朝に食べたい「アップルパイ」のレシピを紹介します。必要な材料と手順は、以下のとおりです。

【材料(2個分)】

・冷凍パイ2枚

・りんごジャム 適量

・バター 適量

【作り方】

①ホットサンドメーカーにバターを塗る。

②冷凍パイシートをホットサンドメーカーに敷く。

③冷凍パイシートの上にりんごジャムを置き、上から冷凍パイシートで挟む。

④ひっくり返しながら、バーナーの弱火で焼く。

②スパニッシュオムレツ

野菜のうま味を楽しめる「スパニッシュオムレツ」のレシピを紹介します。必要な材料と手順は、以下のとおりです。

【材料(2人分)】

・じゃがいも(小) 1個

・たまねぎ 1/6個

・ピーマン 1/2個

・卵 3個

・ベーコン 1枚

・塩 少々

・サラダ油 少々

【作り方】

①野菜とベーコンを1cm程度に切る。

②卵を溶いて塩と混ぜ、サラダ油を少々入れる。

③ホットサンドメーカーに油を引いて、じゃがいもを投入する。

④じゃがいもが半透明になるまで、中弱火でじっくり炒める。

⑤たまねぎ・ピーマン・ベーコンを投入する。

⑥卵を溶いたものを流し込み、ホットサンドメーカーの蓋を閉める。

⑦蓋を閉めて2分ほど焼いたら、ひっくり返す。

⑧さらに2分ほど加熱したら、火を止めて1分程度置く。

まとめ:キャンプ場では調理道具を活用して、短時間でおいしい朝ごはんを作ろう!

今回は、キャンプ場の朝ごはんに役立つ調理道具とおすすめのレシピを紹介しました。キャンプ場の朝はやることが多いため、効率よく朝ごはんを作れるといいですね。

大自然の中で寝て、起きた朝に最高の空気と最高の朝ごはんを食べる…想像しただけでとてもよい気分になりませんか?

場所、その日の天候や環境によっては少し難しい朝ごはんなどもあると思いますが、簡単なレシピはたくさん覚えておくようにしましょう。

本記事を参考に、キャンプで食べる朝ごはんをより充実させてくださいね。

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