2021年02月13日

正しい洗車の手順って?傷をつけ難い洗車手順を教えます。

by シュアラスター株式会社

公開:2021.02.13 10:40 更新:2021.10.04 16:23

洗車を行う際は、目立つ汚れから落としたいと思われるかもしれませんが、効率よく綺麗にする為には、まず洗う順番を考える必要が有ります。

まず洗車すべき箇所は足まわり!

車の外装で、最も汚れがひどい箇所は足まわり。

タイヤやホイールは路面に近い分、土ボコリや泥が付着しやすいことに加え、アスファルトの成分が跳ね上がって付着したタールピッチ、ブレーキの摩擦で発生したブレーキダストなど、さまざまな汚れが存在しています。

この汚れを後回しにすると、すでに綺麗にした箇所に汚れが飛び散ってしまうため、最初に洗いましょう。

時間も労力もかかる箇所ではありますが、先に終わらせる事で効率のよい洗車が出来ます。

足まわりの次は、洗車のセオリーにのっとって「上から下へ」洗います。

もし、上側のルーフを最後に洗ったとすれば、ルーフの汚れが流れ落ちて綺麗にしたドアやボンネットを再び汚してしまうことになります。

傷を付けずにきれいに洗うためには、洗車アイテムはを適切に使う

せっかく揃えた洗車用のアイテムも、使い方を間違えば洗車傷などの原因になってしまいます。

例えば、汚れたスポンジを使うと、汚れの粒子が質の悪い研磨剤のようになり、ボディを傷付ける要因になります。

水を拭き上げるクロスや鉄粉除去用のネンドも、地面に落としたものをそのまま使ったりすると同じように洗車傷の要因になります。

アイテムを適切に使うことは、作業性を高めるだけでなく 、美しい仕上がりのためにも大切なことです。

洗い→磨き→保護及び艶出しの順で行う

①洗い

愛車メンテナンスには、手順があります。

まずは水洗い。車の表面に付着した砂やホコリを、たっぷりの水で洗い流します。

ボディやホイールなどが熱を持った状態なら、冷やす事も出来一石二鳥。

熱いままでは水やシャンプーが乾き、シミなどの原因となるからです。

水でホコリなどを落としたら、続いてシャンプーを使っての洗車。

シャンプーは汚れを浮かせて落とすために、きめ細かく泡立てるのがポイントです。

冒頭でもお伝えしたように、洗い始めるのはタイヤとホイールから。

スポンジやブラシなどを使い、汚れを効率よく落としていきましょう。ホイールの材質や表面処理によっては傷つきやすい物も有るので、たっぷりの水とシャンプーの泡を使い、軽い力で洗ってください。

続いてボディを洗う際も、力の入れすぎはNG。

スポンジやウォッシンググローブを使って、一方向に滑らせながら洗っていきます。

ボディの繋ぎ目やモールとの境目、ワイパーまわりなど、スポンジで洗えない細かな箇所には柔らかいブラシを使いましょう。

全体を洗い終えたら、すすぎの工程へ。

シャンプー液を残すとシミなどの原因になる

ので、しっかり洗い流すようにしてください。ボディの繋ぎ目などの細部や、タイヤハウスなどの見落としがちな箇所もお忘れなく。

洗いの最後となる水の拭き取りでは、水が途中で乾かないよう、吸水性の高いクロスを使って素早く拭きましょう。

面積の広いボンネットなどはクロスを広げて一方向に引くと、水滴を一気に拭き取ることができます。

②磨き

もし、シャンプーで落としきれなかった汚れがあった場合は、専用のクリーナーを使う必要があります。

ホイールのブレーキダスト、ガンコな水アカなど、各汚れに特化した効率良く落とせるクリーナーや、ボディに突き刺さった鉄粉を除去するクリーナーなどもあります。

これらのクリーナーは水を使って作業する場合が多いので、事前に説明書を確認し、製品によっては水滴拭き取りの前に作業してください。

③保護及び艶出し

汚れを完全に落としたら、ワックスやコーティングで艶出しを行います。

見た目の美しさはもちろんですが、塗装に直接ダメージを及ぼさないための犠牲的な被膜という役割も有ります。

なお、ワックスやコーティングは水に濡れた状態で使えるものがあるので、事前に確認し、手順を考えておくとスムーズに作業できます。

提供元:シュアラスター株式会社

https://www.surluster.jp/

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