2021年05月10日

ノートの色分け、どうしてる? ~中学生&高校生のノートの使い分けリアルその1~

by コクヨ株式会社

公開:2021.05.10 17:40 更新:2021.10.04 16:23

2020.06.19

フォロワーの皆さんが知りたいことを、フォロワーの皆さんによって解き明かす、大好評インスタグラム連動企画の第2弾。今回は中学生&高校生の皆さんの「教科別ノートの色分け」問題にフォーカスします!

先月、コクヨの公式インスタアカウントで行った「フォロワーさんアンケート企画やります、テーマ案募集!」の告知。なんと!50名近くの皆さんからいろいろなアイデアを頂戴しました(この場を借りて、ご協力いただいた皆様に感謝です!ありがとうございます!)。

うれしい悲鳴をあげながら、「中の人」とコクヨマガジン担当が作戦会議を行った結果、まずは数が多かった中高生の皆さんからの「ノートの使い分け」に関する悩みにまずお答えしていくことを決定。早速、「ノートの使い分け」に関して、次の4つのアンケートを行いました。(アンケートにご協力いただいた皆様、この場を借りて御礼申し上げます!)

今回、フォロワーさんにお聞きしたのは以下の4つの質問でした。

1.教科ごとのノートの「色」、どうしていますか?

2.教科ごとのノートの「罫線」、どうしていますか?

3.教科ごとのノートそのもの、何を使っていますか?(ノート or ルーズリーフ or その他)

4.教科ごとのノートやルーズリーフのとり方に工夫していることはありますか?

4つのアンケートをまとめて「ノートの使い分け」としてまとめてお伝えすることも考えましたが、回答者の皆さんからの熱いコメントや、思わず唸るコメントがとても多かったので、各アンケート別に「ノートの使い方シリーズ」としてお届けしていこうと思います!

第1回目の今回は「教科別のノート色分け」です!

結果発表!文系科目は暖色系、理系科目は寒色系を選ぶ人が圧倒的多数

主要5科目に何色を使っているのかをまずお聞きした結果、153名の皆さんが回答を寄せてくださいました。

結果は、国語は91%で赤・ピンク系、数学は96%で青系、社会は73%で黄色系、理科は80%で緑系を選ぶとの回答がありました。英語は43%で紫系を選び、その他20%ほどずつ赤ピンク系と黄色系が選ばれています。

英語以外の教科では、4分の3以上の方が同じ色を選んでいるという結果がでました。ちなみに私が中学校に入ったのはかれこれ約30年前(!)ですが、同じ色分けしてました。これは、もはや世代を超えて日本人共通の感覚なのか!?

ここからはその理由を探ってみましょう。

教科のイメージを決めているのは教科書の色?

●国語→ピンク、数学→青、というより、教科書の色に合わせてます。

●授業用ノートは自分的にその教科っぽいなと思ったデザインや色を選ぶようにしています!

●教科書の色に似た色のノートを使う

●中学の時の塾のテキストの色が5教科でわかれてたのでその色でノートの色決めてます!

●自分の教科ごとのなんとなくのイメージで色分けしてます!

●小学校の時の教科書の色?が確かこの配色で、大学生になった今でもずっと同じ色分けしてます

その教科に対するなんとなくのイメージで色を選んでいるという回答が多数だったのですが、深層心理で教科書の色が影響を与えている、かもしれませんね。

授業用と自習用の色分け問題は?

今回、教科別のアンケートではあったのですが、同じ教科でも、授業用と自習用のノートを色分けしている、という意見を送ってくれた人もいました。

●問題演習とかはあんまり被らないような表紙が黒いやつとかにしてます!

●ブラックがメインになっているものを問題集や副教科に使ってます!

●問題集や板書用で一科目で使うノートがおおいので、表紙の柄で分けてたりもしています。

●自習用ノートは5冊組の同じ色の使ってます!

●問題演習やテスト、模試の解き直しなどに使うノートはやる気が出ない(あまり得意でない)教科のノートほどかわいいデザインや好きな色を選んでます笑 少しでもモチベが上がるように!!

モチベーション上がらない教科は誰にでもありますよね。モチベ上げるためにかわいいノート、ナイスアイデアです!

また、授業中と自習中では勉強への取り組み方も変わってきます。ノートの色を変えることで、取り組む姿勢もリフレッシュできそうです。

教科が増える高校生ならではの工夫 

高校生ともなると、国語の中に現代文・古典・漢文などのように違う科目が登場してきます。5色だけでは補えない色分けを、こんな工夫で乗り越えてるというアイデアもいただきました。

●理科は物理、化学、生物と別れているので色は同じで背表紙に印をつけている

●表紙ではなく背表紙の色で分けてます!

●背表紙の部分が表紙の色と違ったら上の方に表紙の色と同じ色のマスキングテープを貼って本棚に入っていてもすぐにわかるようにしています。

●高校となると、ノート自体の色だけでは分類しきれないので、マスキングテープを背表紙に貼って国語、英語のような教科の分類をして、現代文、古典、英語表現のような科目の分類をノートの表紙の色(現代文はピンク、古典は青のように)してます!!

今回回答してくれた人の中には学校の先生もいらっしゃいました。

●教科書の背表紙や、子どもが使うノートの色と合わせています。小学校教師なので子どもは方眼ノートなのですが、事前に自分で作っておくノートはcampus一択です♡!!

ありがとうございます♡!!

苦手な科目こそ好きな色、もしくは明るい色で

数こそ少ないけれど、面白かったご意見もご紹介しちゃいます。

●クラフト紙のような色のノートが好きです!それをベースで、製本テープの色が色違いのノートとかをよく使っています!

●最近は白や透明が私のマイブームとなってます!なので最近は表紙に科目の名前書くだけです!

●表紙の教科名をレタリングするのが好きでした!

●あまりやる気が出ない苦手な教科はテンションを上げる為に明るい色や好きな色にしています!

教科書の色のイメージに従わず、自分の好きな色のノートを選ぶことで苦手教科を克服したい!という回答もありました。分かります、その気持ち!

表紙のオリジナルレタリング、私もやっていましたよ。上手にできるとうれしいですよね。

数だけで見ると、文系科目=暖色系、理系科目=寒色系という圧倒的なアンケート結果でした。しかし「その他、ノートの色にかんするこだわりがあったら教えてください!」の質問に寄せられた回答には、十人十色のノート色の選び方が詰まっていました。

ノートの色の選び方、意外と奥が深かった!

次回は教科別のノート罫線の使い分け、お楽しみに!

記事提供元:コクヨ株式会社

https://www.kokuyo-st.co.jp/mag/Life-and-Work/2020/06/000132.html

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