2021年03月10日
by 株式会社髙儀 |
公開:2021.03.10 02:00 更新:2021.10.04 16:23
子供が好きな野菜の上位に入っているとうもろこし。
甘みが特長の野菜ですよね。
とうもろこしはその甘味を充実させるために一株に一つの実だけを残し、あとは間引いて育てます。
※気候・環境などにより異なります
※受粉を良くするために必ず2列以上、まとめて栽培しましょう
幅約30からcm、高さ約1.5〜1.8mくらいまで成長します。
種まき・植え付けの1週間前までに、土づくりを行いましょう。
土壌酸度計で酸度を計測し、必要な場合は苦土石灰をまきましょう。
苦土石灰をまいたら、耕作鍬などでよく耕しましょう。
種まき・植え付けの当日は、全面施肥で堆肥を入れます。
①畝全体に堆肥(約3L/㎡)と化成肥料(100g/㎡)をまきます。
②耕作鍬やコンパクト耕作鍬などで畝全体に行き渡るようによく混ぜます。
※畑サイクル農園では苗から育てました
1,マルチ穴あけかんたん器で栽培スペースを参考に穴を開けます。
2,次に苗植え穴掘り器で穴を開けましょう。
3,ハス口を外したジョウロで水をまきます。
4,水が引いたら、苗を植え付けます。
このとき、ポリポットに2本以上の苗がある場合は1本に間引いて植え付けましょう。
5,苗植え穴掘り器の土を戻して、軽く押さえてください。
植え付け完了です。
1,種で育てた場合、草丈が20〜30cmくらいになったときに1回目の間引きを行います。
株元に化成肥料を1つまみ(3g程度)まきます。
2,2回目の追肥は雄花が出てきたタイミングで行います。
1回目と同様に、株元に化成肥料を1つまみ(3g程度)まきましょう。
雄穂が伸び、花粉を散らすようになると、下に生えてきている雌花が開花を始めます。
雄穂を手で揺らして花粉を飛散させたりし、雌花のひげ(絹糸)に受粉させます。
とうもろこし栽培の天敵、アワノメイガ。
雄穂が伸びてくる時期はアワノメイガの被害が多くなってくる時期でもあります。
受粉が終わったら雄穂は芽かき摘心鋏 太茎用で切り取りましょう。
【one point!】
ストッキングやネットで害虫や鳥を撃退!
人間と同じく甘くて美味しいとうもろこしは害虫や鳥も大好きです。
特にアワノメイガの被害を受けやすい野菜です。
予防対策に受粉が終わったら雄穂のカットとともにストッキングや目の細かいネットをかぶせるなどを同時に行うとより効果的です。
一株で数本の雄穂が出ますが、充実した実を作るために、一番上の雄穂を残して他は小さいうちに収穫しましょう。
また、側枝からでる雄穂も収穫します。
1,ひげが伸び始めた雄穂です。
手でポキっと付け根から折り取ります。
2,これがヤングコーンです。
生でサラダにももちろん、焼いたりしても甘みがまして美味しくいただけます。
受粉から20〜25日たつとひげの先端が固まりゴワゴワし茶色に枯れてきます。
これが収穫のサインです。
ヤングコーン同様、雄穂を下に押し倒し折り取ります。
とうもろこしの収穫の最適期は2・3日と言われています。
収穫が早くても甘みが不十分になり、遅くても皮が堅くなるため収穫時期を逃さないようにしましょう。
提供元:畑サイクル
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