2021年01月29日

おもちゃ感覚?紙管のジョイントラックをちゃちゃっと作ってみた

by Asayu

公開:2021.01.29 14:38 更新:2021.10.04 16:23

家にいる時間が長くなったせいか、お部屋のあっちこちをちょっといじりたい気持ちが増える。
ちょうど1週間前のこと。この辺に小物を飾る棚欲しいなと思って、WEBで物色していた時。
出会ってしまった。「紙管のジョイントラック」というものに。
紙だし、軽そうだし、簡単そうだし。
既製品の合板組立て棚を買ってもいいけど、どうせならこれでやってみようと。
その一部始終をレポートしてみます。

サイズ感をざっくり測って、ジョイントラックのパーツで一番小さなサイズを購入。

四角い棚を作るのに必要なパーツは:

・角紙管    12本 (220Lサイズ使用)

・3方向ジョイント 8個

・棚板      2枚

・棚受け     4セット(計8枚)

となります。

手に取ってみた感じ、「軽っ!」が第一印象。

まぁ、紙だからね。

で、頑丈さは大丈夫なの?

1本の紙管に、体重をかけてみた。

自分の体重が㊙㎏なので少なくともなん十㎏の重さがかかっていることになるが、

変形も歪みも一切感じなかった。

紙ってこんなに固くなるんだなって、感心しました。

棚板は木製。

木製といっても軽いMDF材で、密度が高くて丈夫そう。

ジョイントの大きさはこんな感じ。3方向のほかに、4方向や5方向などもありますが、

今回は一番ベーシックな3方向だけ使用。

早速組み立て開始。

レシピ、レシピ…っと、手順を詳しく書いたものが見つからず。

でも完成図を見ると、紙管をジョイントでつなぎ、枠を作って、棚板を載せればOKっぽい。

直感でやってみよう。

ジョイントは、上下の段で四隅に1個ずつ使用。

ざっくり位置関係を仮置きすると、こんな感じ。

ジョイントとジョイントの間に角紙管をつなげていく。

これも仮置きしてみた。

ちゃちゃっと入れていきます。

紙管が硬いし、ジョイントにぴったりがっちりはまるように作られているので、

最初は少し入念に合わせていたけど、

段々慣れてくると、さっとはめて、上から体重を軽くかければ、すーっと入っていく。

あっという間に土台と枠の半分が完成。

でもこれ、上のジョイントを2個差し込んだところで気付いた。

上の段の紙管をつなげるのが難しい!一つのジョイントにつなげられても、もう片方のジョイントが柱となる紙管に入らない。

つまりこういうことだ。

そのまま勢いで上段の四隅にジョイントを先に入れてしまうと、

ジョイントとジョイントの間に紙管が入らなかったり、ジョイントと下の紙管がかみ合わない事態になってしまうので、

上段は別途組み立てよう。

そして蓋をするように上下段をつなぎ合わせる。

なんだかブロックのおもちゃを組み立てている感じ。けっこう楽しい。

切ったり穴開けたりビス止めしたりするような作業は一切要りません。

棚の枠が完成しました。

棚板を載せるのに、先ず棚受けを作る。

メーカー説明では、棚受けを角紙管内側の側面に木工用接着剤を貼ることで、その厚み分の段差がつくので板を載せられるとのこと。

あれ?事前にはるの?

もう枠作っちゃったけど…

でも全然大丈夫!後からでも全然貼れた。

棚板が枠とフラットになるように、棚板を仮はめ込みして、養生テープで仮固定。

フラットにならなくてもいいなら、板を仮固定する必要もなく、棚受けを貼っていくだけでOK。

板の裏側から、枠の側面に木工用接着剤をなるべく均等につけて、

フチが棚板に沿ってくっつけるように、棚受けを貼っていくだけ。

接着剤をつけすぎると、乾燥するまで棚受けが動いて位置がずれることがあるので、

つけすぎず、余裕があれば薄く延ばしてから貼ると早くくっつきます。

こんな感じで上下の段でそれぞれ4辺貼っていきます。

乾燥まで棚板は仮固定したまま待つ。

速乾性木工用接着剤を使ったので、結構早く硬化してくれた。

養生テープをとって板を外し、棚受けが動いていないことを確認したら、

再度棚板を載せる。

接着剤の乾燥を待つ時間を除いて、ジョイント付け順ミスで手こずった分も入れて、

正味の作業時間は約15分かな?

紙管もジョイントも棚板も軽いし、間違っても取り返しがつくので、

これまで組み立てた化粧板カラーボックスより断然扱いやすい。

何より、楽しかった。

小物を飾ってみた。

ナチュラルな風合いで、何を飾っても雰囲気を壊さない!

家じゅう飾っておけそう。

棚自体はとても軽いし、角紙管のフチが丸く加工しているので、

ぶつかってもケガのリスクが低いかも。

とにかく楽しくできた今回の紙管棚づくり。

このジョイントラック、DIY初心者はもとより、子供でもおもちゃ感覚で作れそう!

唯一の事後反省(悩みポイント)として、

棚受けは後から貼ってもまったく問題はないけど、

せっかくスイスイ気持ちよく進んでいた作業は、接着剤の乾燥待ちでいったん中断しなければならない。

別にそれはさほど気にしないけど、

事前に貼った方が、作業が一気にできてより達成感が得られたかも?

でも一方で、事前に貼ると、角紙管をジョイントするときに、「内側」「外側」の区別をつけながら作業しなければならない。

それが難しいと思う人は、枠を組み立ててから貼った方が気楽な気がします。

紙管なので、色も自由に塗れるし、リメークシートなどでイメチェーンも簡単。

今度ペイントでマットピンクとかに塗ってみようかな?

今回は一番簡単な四角い2段棚を作ってみたけど、

商品紹介ページを見るとジョイントやパーツを増やしていけばいろんなものができそう。

発想がある限り作れるものが増える。ぜひみんなもやってみては?

https://www.dcm-ekurashi.com/goodslist/901001502035

一応貼っておきますね。

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