2021年02月25日

発泡スチロールは環境に優しい

by 株式会社石山

公開:2021.02.25 13:40 更新:2021.10.04 16:23

地球にやさしいの?

地球温暖化など環境に対する関心が高まっているけど…発泡スチロールって、地球にやさしいの?

1 リサイクル

マテリアルリサイクルでプラスチック製品に再商品化したり、発泡スチロールとして再利用もしています。回収された発泡スチロールの80%以上がリサイクルされています。

2 省資源

発泡スチロール製品は98%が空気で、原料はわずか2%しか使われていません。

3 CO2削減

発泡スチロールは断熱性に優れ、建築用の断熱材としても使われています。省エネルギー効果を発揮することでCO2削減にも貢献しています。

4 環境配慮

発泡スチロールは燃やしてもダイオキシンを発生させません。単独燃焼時に発生するのは炭酸ガスと水です。黒煙はスス(炭素)です。また、オゾン層に影響を与えるフロンは一切使用していません。

発泡スチロールは環境に優しいエコ素材です。

リサイクルについて

発泡スチロールのリサイクル

発泡スチロールのリサイクルには現在3つの方法があり、プラスチック製品や熱エネルギーなど、様々なかたちで再び私たちの生活の中で役立っています。

マテリアルリサイクル

●建材・土木:

高い保温効果や軽量性を生かして粉砕品などを再利用。

●再生発泡スチロール:

家電製品等の包装材として再利用する完全循環型リサイクル。

●再商品化:

ビデオカセットや文具、合成木材などプラスチック製品に再商品化。

ケミカルリサイクル

●高炉還元:

高炉で鉄を作る際、コークスの代用として利用。

●油化:

化学工場などの原料や燃料として利用。

●ガス化:

化学工場などの原料や燃料として利用。

●コークス炉化学原料化:

コークスと化学原料を作るために利用。

サーマルリサイクル

●固形燃料(RDF・RPF):

熱エネルギーとして発電などに利用。発泡スチロールの成型時の熱源として再利用。

発泡スチロールは、元々石油から生成されているため、重油並みの発熱量を持ち、熱エネルギーとしての活用にも有効です。

発泡スチロール:9,600kcal/kg

紙      :3,800kcal/kg

木材     :4,500kcal/kg

リサイクルデータ

発泡スチロールの用途別出荷量

資料出所:発泡スチロール協会

https://www.jepsa.jp/recycle/results.html

発泡スチロールの再生利用と処理・処分

資料出所:発泡スチロール協会

https://www.jepsa.jp/recycle/results.html

リサイクルの実績

資料出所:発泡スチロール協会

https://www.jepsa.jp/recycle/results.html

資料出所:発泡スチロール協会

https://www.jepsa.jp/recycle/results.html

提供元:株式会社石山

https://ishiyamapack.co.jp/

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