2021年02月10日

〈キャットデータベース〉デボンレックス

by ネスレ日本株式会社

公開:2021.02.10 00:00 更新:2021.10.04 16:23

一見、コーニッシュレックスによく似ていますが、デボンレックスのほうが骨太で、大きく離れた耳と大きな目をしていて、並べてみると、かなり違います。また、柔らかいガードカバーとアンダーカバーの両方ともあり、被毛のカールはデボンレックスの方がゆるやかです。
品種の作出の過程でコーニッシュとの交配も試みられましたが、子どもたちはみんな直毛になってしまい、デボンレックスはコーニッシュとは違って、劣性遺伝子による縮れ毛であることが確認されました。


※TICA(インターナショナルキャットアソシエーション)やCFA(キャットファンシャーズアソシエーション)などのデータをベースとし、有限会社グラスウインドが監修しております。
※数値は猫種ごとの目安です。あらかじめご了承ください。

デボンレックス

原産国:イギリス

色・模様:全色

毛の長さ:中毛

抜け毛:少なめ

サイズ:小型

目安となる体重:2.5~4kg

活発度:中程度

子どもに対応する適応力:低め

性格は?

見かけによらず好奇心旺盛で、嬉しいと尻尾を振るといわれるほど、表情豊かです。カールした被毛と、その性格から犬種のプードルになぞらえて、プードル・キャットという呼び名もあります。神経質でおくびょうな面もありますが、それは慣れていない環境や人に接した場合のことです。

起きやすい病気/ケガ

好発するのは皮膚疾患やストレス性疾患です。また、初期の近親交配から、遺伝性の痙攣発作がみられ、現在も遺伝学の一環として研究されています。

起源

1960年、イギリスのデボン州で発見された、突然変異の縮れ毛猫から生まれたレックス品種です。1匹だけ生まれた「カーリー」と名付けられたその猫は、その後、コーニッシュ・レックスとの交配で、縮れ毛の猫を産出しようとしましたが、生まれた子どもは、すべて直毛でした。遺伝的にコーニッシュ・レックスとは別系統だったのです。その後、近親交配により固定され、イギリスで1960年代に公認されました。

キャットショーでの評価基準

頭部は三角形で、頬がわずかにふくらみをもちます。耳は付け根が幅広く、丸みを帯びた先端に向かって先細る大きな立ち耳です。目は間隔が広く、大きく楕円形です。身体は細長く、筋肉質で、四肢も細長くなります。尾は先細りする細い尾です。

提供元:ネスレ日本株式会社

https://nestle.jp/brand/purina/

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