2021年04月16日
by ジェックス株式会社 |
公開:2021.04.16 16:10 更新:2021.10.04 16:23
金魚は飼いやすく、人にもよく慣れるとされています。そんな金魚を元気に育てるにはさまざまな道具が必要となりますが、どの道具もとてもたくさんの種類が販売されています。
ここでは金魚を飼育する上で必要な種類を紹介します。
金魚を飼育する際に、事前に買っておくと良いアイテムを紹介します。ただ、これがベストではないので、飼育状況に合わせて必要なものがあれば買い足しましょう。
まず水槽選びから始めましょう。水槽の選び方は、大型水槽から小型水槽まで様々な水槽がありますので設置可能なスペースを測定し、そこに置ける水槽のサイズを割り出し、水槽選びや飼育できる金魚の数などを決めていくのが良いでしょう。
また、水槽内には金魚だけなのか、砂や水草を入れるのかによって、適切なサイズは変わってきます。できるだけ金魚が自由に泳げるスペースを広く取れるサイズを選びましょう。
一般的に30cm水槽の場合、体長3cmの金魚で7匹まで、5cmだと3匹ぐらいまでにしておきましょう。45cm水槽なら、体長3cmの金魚で20匹まで、5cmだと7匹ぐらいまでです。大型の60cm水槽なら、体長3cmの金魚で50匹まで、5cmだと30匹ぐらいまでにしておきましょう。金魚は5〜10年と寿命が長く、成長して大きくなっていきます。飼育する金魚の数だけじゃなく、成長後の大きさも考えて水槽の大きさを決めていきましょう。
金魚の飼育でも、水質をキレイに保つろ過フィルターの設置がおすすめです。飼育に使うろ過フィルターはいくつかの種類があります。それぞれについて簡単に紹介します。
1)水中フィルター
水槽の底部に設置するタイプのろ過フィルターです。『ぶくぶくフィルター』とも呼ばれています。駆動には別途エアポンプが必要です。安価で酸素量アップにも効果があります。
2)外掛け式フィルター
水槽の縁に掛けるタイプのろ過フィルターで、すぐ手軽に使えるろ過フィルターです。メンテナンスが簡単です。
3)上部式フィルター
水槽上部に乗せて使うろ過フィルターです。酸素供給量やろ過能力も高く、メンテナンスもしやすい形状です。ただし、水槽サイズに適したサイズでなければ使えません。さらに、照明器具などを上部に設置している場合も使えません。
4)底面式フィルター
砂利の下に敷くタイプのろ過フィルターです。底面式フィルターは底面に敷いた砂利本来のろ過能力を最大限に引き出し、しかもコストパフォーマンスも高いろ過フィルターです。ただし、底面にゴミが溜まりやすくなりますので、定期的な砂利掃除が欠かせません。
5)外部式フィルター
水槽の外にろ過システムを設置するタイプのろ過フィルターです。ろ過能力も高く、自分でろ過材を選べるので、中・上級者に人気です。設置スペースが必要となりますので、事前に確認しましょう。
金魚のフードにもさまざまなタイプがあり、はじめての方はどれをあげるか迷います。それぞれ異なった特徴があり、飼育する金魚に合わせて最適なフードを選んであげたいですよね。ここではフードの主なタイプ3つとそれぞれの特徴を紹介します。
1)人工フード
人工フードの主な成分は、魚肉、エビ、海藻などで、これらを練って乾燥させています。浮くタイプ、沈むタイプ、最初は浮いて次第に沈むフレークタイプなどがあります。金魚が水槽のどの位置で暮らしているかによって、フードのタイプを変えましょう。
フードは沈んで食べ残しになるとゴミになりますから、あげすぎには気をつけましょう。
2)乾燥フード
水中にいるムシやエビなどを乾燥したタイプのフードです。乾燥しているので、フードそのものは水面に浮いた状態です。水面のフードが食べられる金魚を飼っている時に使いましょう。
3)冷凍餌
虫やエビを冷凍したフードです。新鮮な虫やエビなどを新鮮な状態で冷凍しているので、金魚たちの食いつきも抜群、栄養価もかなり高いです。冷凍餌の中で最も一般的なのが冷凍赤虫です。
ヒーターは水槽の水をあたため、水温を一定にする装置です。熱帯魚飼育では一般的ですが、金魚の飼育にも用意をした方が良いです。水温15度を下回ると金魚の動きは鈍り、じっとしていることが多くなります。気温が下がるとフードを消化する能力も鈍くなりやすいため、金魚を元気に育てるにはヒーターを入れてあげるのがおすすめです。
金魚に照明器具は必ず必要というわけではありません。しかし、照明がある方が金魚は美しく見えます。しかも、金魚の体内時計の管理ができるので、金魚を健康に保つこともできます。また、明るい環境で金魚を見ることになるので、健康状態のチェックもより正確にできます。
近年、熱帯魚飼育の照明器具としてLEDの人気が上がっています。蛍光灯に比べて高価だと敬遠する人もいますが、消費電力が小さく寿命が長いので気軽に使用できます。また、熱を発しにくいという特徴があり、これは水槽の水を蒸発させにくいという大きな利点があります。
LED照明はさまざまな色や明るさがあります。クリアな白色光は、くすみをなくして金魚を美しく見せる効果があります。金魚たちをより美しく観賞するために、ぜひLEDライトの導入を検討してください。
金魚を飼育するにあたって、底砂の砂利はかなり重要です。コケを抑えたり、水質を安定させてお魚や水草の健康を維持できるものなど様々な砂利があります。比較的自由度は高いので、あなたの好みを反映した砂利選びをしましょう。
ただし、砂利が敷かれた水底はフードの残りやフンが溜まりますから、定期的に掃除をしましょう。
赤、白、黒の体色が特徴的な金魚は、緑色の水草と相性抜群です。水草の間を悠々と泳ぐ金魚の姿は、見ているだけでなんとも言えない癒やしを与えてくれます。金魚は水草をよく食べますが、共存できる水草もあるので、金魚水槽に植える時はそちらを選びましょう。
底に溜まったゴミなどをホースで吸い出し、水換えの量は1/2〜1/3程度にしておきましょう。ヘラやスポンジでガラス面のコケなどを取り除くのも忘れずに。ろ過フィルターなどは、必要なバクテリアが繁殖しているので洗わないようにしましょう。
金魚の飼育に必要な道具について、主なアイテムを紹介しました。ここで紹介したもの以外にもさまざまなアイテムが必要です。専門店やインターネット、身の回りの金魚飼育の先輩たちにアドバイスをもらいながら、自分の金魚に合ったアイテムを選び、金魚飼育を存分に楽しみましょう!
提供元︓ジェックス株式会社
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