2021年10月19日

キャンプ料理に使用する鍋の選び方と注意点とは?おすすめの鍋料理レシピ4つも紹介!

by DCM 編集部

公開:2021.10.19 00:00 更新:2021.11.17 09:42

「キャンプ料理に使用する鍋の選び方が知りたい」と気になっている方も多いでしょう。

ひとことにキャンプ用の鍋と言っても、鍋の素材や大きさはさまざまです。

使用する鍋によって、調理時間や調理の難易度は異なるため、キャンプ初心者の方こそ選び方をきちんと理解しておきましょう。

今回はキャンプで使用する鍋の選び方、おすすめの鍋料理レシピを厳選して5つ紹介していきますので、キャンプへ行くことを検討している方はぜひ参考にしてください。

キャンプで使用する鍋の選び方

まずは、キャンプで使用する鍋の選び方を説明します。キャンプ初心者は必ずチェックしておきましょう。

素材から選ぶ

鍋の素材によって特徴が異なるため、まずはメリット・デメリットを理解しましょう。キャンプで使用する鍋の素材は、主に以下の3つです。

【アルミニウム】

アルミニウムは軽量であるため、持ち運びに適しており、調理時にも扱いやすくなっています。

また、熱伝導率が高く、短時間で食材を加熱できる点も魅力です。一方、柔らかい素材であり、少しの衝撃で歪んでしまうといった欠点があります。

表面加工がされていない鍋を使用すると、熱伝導率が高い場合は食材がこびりつきやすい点に注意が必要です。

【ステンレス】

ステンレスは錆びにくいため、シーズニングといったお手入れは不要です。また、素材が丈夫であるため、長期的に利用できます。

しかし、熱伝導率が低く、調理時間が長くなってしまう点が欠点です。重さもあるため、荷物になってしまう点も気になるところでしょう。

【チタン】

チタンはステンレスと同様、錆びにくい素材であるため、シーズニングといったお手入れはする必要がありません。

また、丈夫な素材であるにも関わらず、軽くて携帯に優れている点も魅力です。

一方、熱伝導率が低く、直接火があたっていない場所が温まるまで時間がかかります。値段も他の素材に比べて高価なところも欠点でしょう。

大きさから選ぶ

キャンプで使用する鍋は、参加人数に応じて大きさを選んでください。大きい鍋を使用すると、一度に複数人分の料理を作れます。

料理が余ったとしても、翌日に再度加熱すれば美味しく食べることが可能です。

しかし、1人でキャンプをするにも関わらず4人用などの大きな鍋を選んでしまうと、荷物がかさばってしまいます。

調理にも時間がかかってしまうため、必要以上に大きな鍋を選ぶのではなく、参加人数に応じた大きさの鍋を選びましょう。

鍋を使用したおすすめのキャンプ料理レシピ4選

次にキャンプにおすすめする鍋料理のレシピを4つ紹介します。

これから冬キャンプに挑戦しようと思っている方がいましたら、

「覚えておいて良かった」

「本記事を見ておいて良かった」

と思ってもらえるはずです。身も心も温まる鍋レシピに、是非挑戦してみてください。

①トマト鍋

カマンベールチーズが美味しい「トマト鍋」のレシピを紹介します。必要な材料と手順は、以下のとおりです。

【材料(2~3人分)】

・カマンベールチーズ 90g

・キャベツ 1/4個

・たまねぎ 1個

・ウインナー 10本

・カットトマト 1缶

・ニンニク 2片

・ブロッコリー 0.5株

・砂糖 小さじ1(5g)

・コンソメキューブ 2個

・鶏ガラスープ 大さじ1~2(15~30g)

・お酒 大さじ3(45g)

・水 700cc

・オリーブオイル 大さじ1~2(15~30g)

【作り方】

①たまねぎは串切り、キャベツは一口大、ウインナーは三等分にカットする。同時にニンニクも薄めにカットする。

②鍋にニンニクを入れて、オリーブオイルで香り付けする。

③たまねぎを鍋に入れて、しんなりするまで炒める。

④砂糖・コンソメキューブ・鶏ガラスープ・お酒・水を鍋に入れて、ひと煮立ちさせる。

⑤キャベツ・ウインナー・カットトマトを鍋に入れて煮込んだら、ブロッコリーを投入して再度煮立たせる。

⑥8等分程度に切れ目を入れたカマンベールチーズを投入した後は火を消して、余熱で5分程度火を通す。

②カレーうどん

〆にご飯を入れても美味しい「カレーうどん」のレシピを紹介します。必要な材料と手順は、以下のとおりです。

【材料(2人分)】

・長ネギ 1本

・油揚げ 1枚

・茹でうどん(チルド) 2玉

・かつおだしパック 1袋

・レトルトカレー 1パック

・めんつゆ(3倍濃縮) 大さじ2(30g)

・水 300cc

【作り方】

①長ネギを斜めに切り、油揚げは食べやすいサイズにカットする。

②鍋にかつおだしパックと水を入れて、5分程沸騰させてだしを取る。

③だしの入った鍋の中に、長ネギと油揚げ・レトルトカレーを入れて火を通す。

④めんつゆで味を整えたら、茹でうどんを加えて、3分程煮る。

③おでん

缶詰を活用した「おでん」のレシピを紹介します。必要な材料と手順は、以下のとおりです。

【材料(2~3人分)】

・大根 1/4本

・にんじん 1/2個

・玉こんにゃく 1袋

・焼き鳥缶(塩) 1缶

・うずら卵缶 1缶

・めんつゆ(2倍濃縮) 100ml

・水 400ml

【作り方】

①大根とにんじんを一口サイズにカットして、水にさらす。玉こんにゃくは水を切って、軽く洗う。

②鍋に大根とにんじん・玉こんにゃく・めんつゆ・水を投入して、落し蓋をしたら10分程煮込む。

③鍋に焼き鳥缶の中身を投入して、さらに5分程煮込む。

④うずら卵缶の中身を投入して、さらに3分程煮込む。

④ごま豆乳鍋

既製品の鶏だんごを使用した「ごま豆乳鍋」のレシピを紹介します。必要な材料と手順は、以下のとおりです。

【材料(4人分)】

・鶏だんご 16粒

・にんじん 1本

・大根 1/2本

・しめじ 1パック

・春菊 1束

・無調整豆乳 400ml

・白だし 100ml

・すりごま 大さじ3(45g)

・水 400ml

【作り方】

①にんじんと大根の皮をむいて、ピーラーで薄くスライスする。しめじは石づきを取り、春菊は食べやすいサイズにカットする。

②鍋に無調整豆乳と白だし・すりごま・水を投入して、中火で加熱する。

③鍋に鶏だんごを入れて、5分程加熱する。

④鍋ににんじんと大根・しめじ・春菊を投入して、軽く煮込む。

キャンプ場で鍋料理をする際の注意点

冬場のキャンプ場は寒いからという理由で、テント内で料理をしたい方もいるでしょう。

しかし、テント内でガスを使用すると、一酸化炭素中毒になる恐れがあるので、十分に注意しましょう。

実際にテント内でガスを使用して、一酸化炭素中毒になってしまったという過去事例もあります。

キャンプを楽しくする為にも、ガスを使用した調理は屋外でおこなうようにしてください。

まとめ:鍋の選び方を理解して、キャンプ料理に役立てよう!

今回は、キャンプ料理に使用する鍋の選び方、鍋レシピ、注意事項についてを紹介してきました。

鍋の素材によって特徴が異なるため、特徴を理解したうえで、どれを選ぶか検討しましょう。

また、キャンプ飯は鍋料理以外にもたくさんありますが、冬キャンプで特に人気があるのが鍋レシピです。

これからの季節で活躍する、美味しい、栄養もある、温かい、と三拍子揃った鍋レシピを是非堪能してみてくださいね。

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