2021年11月07日
by DCM 編集部 |
公開:2021.11.07 02:00 更新:2021.12.02 09:38
地震や台風は、私たちの日常とは切っても切り離せない自然災害だといえます。他にも、土砂崩れや津波など、その被害は増える一方です。
被害を最小限に抑えるためには、日頃から適切な防災対策をしておくことが重要だといえます。
防災対策がきちんと出来ていれば、災害時でも焦らず冷静に行動ができるでしょう。たとえ大きな自然災害に遭ったとしても、被害は抑えられます。
今回は、防災に向けた備えが必要な理由を解説します。また、防災の備えとしてチェックしておきたい3つのポイントも紹介。
災害に遭っても後悔しないために、日頃から防災対策を徹底しておきましょう。
日本は「自然災害による被害が多い国」と言われています。具体的には、首都直下型の地震のリスクや大型台風による被害など、数え上げるときりがありません。
また、災害のリスクは現在だけでなく未来にも大きな課題となり残っています。そのため、いつ自然災害に遭っても大丈夫な防災に向けた備えが重要なのです。
ここでは、防災への備えが必要な理由を紹介します。具体的には、以下のとおりです。
①様々な災害に備えられる
②もしもの時に焦らずに行動できる
自然災害には数種類あり、その被害のケースもかなりの規模となります。防災に向けた準備をしながら、想定される災害ごとの準備が必要です。
「防災に向けた備えが事前にできている」ということは、あらゆる災害被害を想定した荷物や避難経路でなくてはなりません。
たとえば、大地震が家を直撃して、避難を強いられている場合を考えてみてください。
「いざという時のために」と防災グッズを多く準備していても、壊れた家から取り出すことすら困難でしょう。
こうした場合は、なるべく身軽で非常食や貴重品が数点入る肩掛けタイプのバッグや背負うことができるリュックが最適です。身軽に動けるうえ、避難生活中の盗難対策にもなります。
その一方で、台風で避難警報が出された場合には避難するまでに時間があるので、避難生活の期間を考えながら、防災用の荷物を準備しておきましょう。
防災に向けた備えがあると、緊急時でも焦らずに対処できます。
「避難時にはこの荷物」
「避難所の生活には、この荷物を」
のように、想定される災害被害ごとに防災グッズを準備しておくのがベストです。こうした備えがないと、緊急時に必要な物を一つ一つ集めていく必要があります。
災害時にはそのような時間は残されていません。迅速に避難するスピーディーさが求められるでしょう。
また、必要なものを事前に理解していないと、防災グッズに忘れものが生じるリスクも高いです。緊急時に焦らず行動するためにも、防災に向けた備えを事前に考えておきましょう。
ここでは、家族構成別に防災にピッタリなグッズを紹介します。具体的には、以下のとおりです。
①女性がいる場合
②乳幼児がいる場合
③高齢者がいる場合
家族構成によって、必要な防災に向けた備えは異なります。それぞれのケースで必要なものについて確認しておきましょう。
女性がいる場合は、以下のようなグッズが必要です。
・女性用の下着
・生理用品
・防犯ブザー
・シャンプーや洗面用具
女性と男性では必要な下着に差があります。女性がいる家族では、女性用の下着や服を持参しましょう。
また、若い女性がいる場合は、避難中に月経を迎える可能性もあるので生理用品が必要です。月経の際に、生理用品がないと日常生活を送るのが困難になってしまいます。
さらに、女性には水が要らないシャンプーなども役に立つ場面が多いでしょう。避難所の生活はかなりのストレスを感じます。髪が長い女性にとっては、髪を清潔にしておくだけでも気分が晴れます。
また女性が避難所で盗難や犯罪に巻き込まれるリスクは、男性より高いものです。避難生活が長くなることを想定して、防犯ブザーのような物があると安心でしょう。
乳幼児がいる場合は、以下のような備えが必要です。
・紙おむつ
・おしゃぶり
・粉ミルク
・哺乳瓶
・おもちゃ
乳幼児がいる場合は、紙おむつや哺乳瓶、粉ミルクは必須だといえます。乳幼児の排泄や食事には欠かせない存在です。
避難生活中ともなると、母親の栄養不足から母乳が止まってしまう可能性があります。そのような際には、粉ミルクが必要でしょう。
また、夜泣きで周りの人に迷惑をかける可能性もあり、おしゃぶりやおもちゃなど乳幼児の気をそらすアイテムもあると便利です。
高齢者がいる場合は、以下のような備えが必要です。
・常備薬
・老眼鏡
・補聴器
・入れ歯
・杖
・介護用品
・大人用おむつ
高齢者がいる場合は、常備薬や普段使っている介護器具などが必要になります。そして、老眼鏡や入れ歯のケアグッズ、補聴器などが無いと日常生活に支障が出る方も多いです。
また高齢者は、トイレの頻度が多くなることもあります。避難所にあるトイレの数が少ない場合は、間に合わないこともあるのでおむつも用意しておくと安心です。
ここでは、防災の備えとしてチェックしておきたい3つのポイントを紹介します。具体的には、以下のとおりです。
①家の防災対策を徹底する
②自分の住んでいる街のハザードマップを確認する
③避難の期間ごとに持ち出す防災グッズを揃える
防災対策の注意点を理解して、適切な対策を行っていきましょう。
防災に向けた備えを考える時に重要なのは、家の防災対策です。
・チェスト
・テレビ
・窓ガラス
これらの家具の共通点は、大きく、重量があることです。高さのあるチェストは床と底面を粘着テープで止めて、壁と接している面を専用の固定器具で止めます。
そうすることで、チェストが倒れてきて自分が下敷きになるリスクを減らせます。テレビの場合は、テレビ台に粘着テープ、もしくはネジで固定しましょう。
余裕があるなら、テレビと壁を固定する器具も取り付けるのがベストです。窓ガラスは割れやすいので、ガラスを強化ガラスに張り替えたり、飛散防止フィルムを貼って、ガラスが飛び散るのを防ぎましょう。
防災の備えとして、ハザードマップを事前に確認することが有効です。
「ハザードマップ」とは、洪水・津波・高潮の被害予測の結果を色分けして表示する地図を指します。
自宅の浸水被害に関して心配な方は、ハザードマップを確認することで、洪水や津波のリスクを事前に知ることが可能です。
ハザードマップで自分の住む家や地域におけるリスクについて把握しておくと、洪水や津波に襲われた場合の避難場所の発見に役立ちます。
非常時に持ち出す防災グッズを事前に選別しておきましょう。
防災グッズを選ぶ際の基準は、「数時間から1日の避難」と「数日以上に及ぶ避難」に分けて考えます。
数時間から1日の避難の場合は、数食分の食料や水、貴重品や懐中電灯などの避難道具をメインに必要最低限の荷物にします。
迅速性が求められる避難時に、重い荷物を持っていては逃げ遅れて命を落とすリスクが高くなります。
その一方で、数日以上の避難の場合は、衣類や洗面道具などの生活用品も必要です。長きにわたる避難生活では、必要な物も多くなることは避けられません。
事前に避難することが分かっており、さらに避難日数が多い場合には、食料品や衣料品を多めに持参すべきです。
可能ならば、避難のパターンごとに対応した防災グッズを備えておくことでしょう。
非常時に持ち出す防災グッズをシチュエーションごとに備えておくと、最適な持ち物で迅速に避難できるようになります。
防災を考えた際には、緊急時の備えを用意する方が多いでしょう。しかし、「これを備えれば安心」という定義はありません。それは、年齢や性別によって、必要な備えには違いがあるからです。
そして、避難生活には多くの物が必要になりますが、それを決定するのは「どのような人物が避難するか」という部分が大きいです。
そのため、「誰が避難するのか」ということを想定した防災対策が必要です。また、防災対策を考える上で注意するべき点もあります。
・家の防災対策の徹底
・ハザードマップの確認
・避難の期間ごとに防災グッズを揃える
大きい家具は固定し、地震の際の転倒を未然に防ぐことも必要です。また、窓ガラスは割れても飛び散らないようにシートや強化ガラスを張ります。
そして、防災グッズを準備する際は、避難する期間や用途に合わせて準備すべきです。
さらに日頃からハザードマップの確認をしておくと安心です。ハザードマップは、近頃増えている洪水などの水害や、地震の際の津波を想定することができます。
ハザードマップを確認しておくと、いざ災害に遭った際に避難経路を考慮しやすくなるでしょう。この記事を参考にしながら、防災の備えを万全にできるといいですね。
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