2021年04月09日
by DCM株式会社 |
公開:2021.04.09 20:10 更新:2021.10.04 16:23
今回ご紹介するのは、ロープ(ひも)の結び方です。どうしたらしっかりと結ぶことができるのか、このシーンではどんなロープの結び方がいいんだろうと悩んだことはありませんか?
日常生活、例えば大きな荷物を縛るときや段ボールをまとめる際に結び方を知っていれば、きっちりとまとめることができます。他にもレジャーやアウトドアのシーンでロープの結び方をしっておくことで活躍することもあります!ぜひ覚えて、実践してみてください!
キング・オブ・ノットとも呼ばれるもやい結びは、使い勝手のよさや使い道の多さからこんな風に呼ばれています。
もやい結びは、特徴として「力がかかっても輪の大きさが変わらないこと」や、「大きな力にも耐えることができる」という点が挙げられます。バケツを上げ下げして運んでいるシーンが、もやい結びが使われているシーンとして想像しやすいですね!
キャンプ時には、強度の必要なテントやタープを張る際に役立つ結び方です。使い道の幅が広い結び方なので覚えておくと便利ですね♪
①結ぶ対象にロープを回します。
②片方で輪を作ります。
③もう片方のひもを、輪の下から通します。
④さらに輪を作っているひもの下をくぐらせ、輪の上から通します。
⑤ロープの両端を引っ張り、締めれば完成!
見た目がカタカナのキに似ているキの字結びは、古新聞や紙の束、ダンボールなどを結束するときに便利な結び方です。家庭でも古紙回収やごみ出しの際などに頻繁に使うので、この方法を覚えておくと役に立ちますよ。大掃除や引っ越し時の整理にも使えそうですね♪キの字結びは持ち運んでいる時にずれてしまうといったことも通常の十字の結びよりも少ないのでバラバラになりにくいです。悩みがちな段ボールのまとめもこれで解決ですね!
①ひもを段ボールの下に通しておきます。このとき、左右に出すひもの長さを3:1程度にしておきます。
②縛る際には、手前から1/3のところではじめます。
③ひもを真ん中で交差させます。
④長い方のひもを段ボールの下にくぐらせます。
⑤くぐらせたひもを交差させ、両端に引っ張り、ひもを締めます。
⑥段ボールを裏返します。
⑦縦の長いひもを、横のひもに一巻きしていきます。
⑧角で「かます結び」をして完成です。
かます結びは、新聞紙をまとめる時や、荷物を縛る際に便利な結び方のひとつです。結び目は強固ですが、ほどくのは簡単。結び目の強度を高くするためにも、荷物の角の部分で結ぶのがポイントです。
一度覚えてしまえばささっと結ぶことができるので、かます結びをマスターして荷造りなどに役立ててみてください!
①画像のように上側と下側にひもがある状態にします。
②上側のひもを折り曲げます。
③下側のひもを折り曲げたひもの上から、ひも全体を巻きます。
④輪の下から巻いたひもを通します。
⑤ひもの両端を引っ張れば、完成です!
ここでは引っ越しや、大きな家具の運搬時に役立つトラックロープの結び方をご紹介します!荷物の固定ができていないと、運んでいる最中に落ちて事故になってしまう可能性もあります。ご自身で荷物をトラックで運ぶ際には、しっかりと固定をしましょう。
①ロープの片方を輪っか状に結び、トラックのロープフックに引っ掛けます。
②荷物をロープに1周巻き付け、荷物を固定します。
右手でロープを二つに折り、折り目の先端部分を左手で持っているロープの上に交差させます。
③左手で持っているロープを、右手の折りたたんだロープの先端に2回巻きつけます。
④下側の輪っかを左に2回ねじります。
⑤下に垂れ下がっているロープを手前に通します。
⑥通したロープをトラックのフックに引っ掛け、下に引っ張ることで荷物を締めます。
※締めすぎて荷物を破損しないように気を付けましょう。
フックとロープにクルッと巻き付け、2つに折り曲げたロープに通して締めれば完成!
トラックにしっかり固定ができました。
ロープを携帯する場合、かさばらないようにするための結びかたです。適当に片付けてしまうとロープが絡まってしまい、ほどくのに時間がかかってしまいます。あらかじめ結んでおくことで、絡まることを防ぐことができますし、さっと作業に入れるのはうれしいですよね!ここではそんなロープの片付け方法である「棒結び」をご紹介します。
①画像のように中心に適当な長さのひもをまとめ、下から折り返したひもで上部に軽く巻き付けます。
②軽く巻き付けたひもを締めつけ、中心に×ができるようにします。
③上から順にしっかりと巻き付けていきます。
④最後に余った部分は下部の輪っかに通します。
⑤上部の輪っかを上に引くことで、下の輪っかを締めることができます。最後に調節すれば完成です。
ひとつえつぎ結びとは、2本をひとつにつなぐ結び方のことを言います。ロープが足りなくて困った…という経験はありませんか?そんな時にこの「ひとつえつぎ結び」ができれば、ロープ同士をつないで解決することができるかもしれません。
しかもこのつなぎ方は、太さや種類の違うロープをつなぐときにも使えますので、とても便利です!ぜひ覚えてみてください。
①2種類のロープを画像のように並べます。
②左のロープの間に右のロープを通します。
③通したロープを左のロープの裏側に通します。
④裏側に通したロープを、左のロープと右のロープの間に通します。
⑤最後にしっかりと締め付ければ、完成です。家にある種類違いのひもなどで試してみてください♪
以上、5種類の結び方をご紹介しました。生活の中でも、今回ご紹介したロープの結び方が役立つシーンは多いかと思います。最初は結ぶのに時間がかかってしまうかもしれませんが、慣れれば自然とできるようになりますよ!ぜひ、ロープ(ひも)の結び方を実践してみてください!
結びやすくて丈夫!
水に濡れても強度が低下しにくい!
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