2021年02月27日

発泡スチロールとは

by 株式会社石山

公開:2021.02.27 13:40 更新:2021.10.04 16:23

発泡スチロールができるまで

発泡スチロール(EPS)の原料は、中に発泡剤が入った直径1mm程度のポリスチレンの粒(ビーズ)です。この原料ビーズを蒸気(スチーム)で加熱し、50倍※に膨らませて作ります。

50倍の発泡体のため製品全体(体積)の98%が空気でできており、石油製品の原料ビーズは、わずか2%しか使われていません。省資源性に大変優れた製品と言えます。

※50倍以外の倍率も可能です。

EPS製品が出来るまで

原料ビーズ

発泡剤となるガスが入ってる原料ビーズに蒸気をあてると、ガスが膨張し、原料ビーズが膨らみます。

発泡ビーズ

膨らんだ原料は、元の原料ビーズの約50倍に発泡し、大量の空気を含んだ「発泡ビーズ」となります。

発泡スチロール成型品

発泡ビーズを金型に入れ、もう一度蒸気をかけることでさらに膨らんだビーズ同士が熱でくっつき金型どおりの形になった製品となります。

出典:JEPSA 発泡スチロール協会

発泡スチロールの特徴

容器や板材などをお店でみかけるけど…発泡スチロールって、どんな特徴があるの?

1 断熱性

空気をたくさん含んでいるから保温・保冷性が抜群!新鮮さを保ちます。(保温・保冷剤を一緒に入れて使用して下さい) 鮮度が重要な野菜や魚の運搬、住宅の断熱材などに利用されています。

2緩衝性

クッション性が高いので輸送時の梱包材・緩衝材に最適。衝撃から中身を守ります。

家電製品の梱包、トラックの荷室での緩衝材として利用されています。

3耐水性

濡れても強度が変わりません。また、独立気泡が水や湿気の侵入を防ぎます。(水をたっぷり入れてのご使用は水漏れの恐れがあります)

魚市場では氷を入れたり何段も積み重ねたりして利用されています。

4軽量

98%が空気なので非常に軽く、郵送や持ち運びに最適です。

一般的なクーラーボックスに比べて自重が非常に軽く、老若男女を問わず楽にお取扱い頂けます。

提供元:株式会社石山

https://ishiyamapack.co.jp/

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