2021年11月01日
by DCM 編集部 |
公開:2021.11.01 00:00 更新:2021.11.11 09:02
キャンプ料理の定番といえばカレー。嫌いな人はいないといっても過言ではない鉄板料理ですよね。
しかし、カレーには様々な種類があるため、どのようなカレーをキャンプで作ろうか悩んでいる方もいるでしょう。
そこで今回は、キャンプでカレーを作るなら覚えておきたい11レシピを紹介していきます。
・キャンプで簡単にカレーを作るコツ
・入れるとより美味しくなる隠し味
なども紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。
それではここから、厳選を重ねた11個のカレーレシピを1つずつ順番に紹介していきます。
キャンプでカレーを作る際には、ぜひこの記事を参考にして作ってみてください。
野菜の彩りがおしゃれな「野菜カレー」のレシピを紹介します。必要な材料と手順は、以下のとおりです。
【材料(4人前)】
・豚バラ肉:200g
・玉ねぎ:1玉
・トマト:1個
・ナス:中2本
・ズッキーニ:1/2本
・赤パプリカ:1/2個
・インゲン:6本
・水:800ml
・カレールー:1/2箱
・コンソメ:小さじ2
・ケチャップ 大さじ1
・サラダ油 大さじ1/2
【作り方】
①野菜を切る(玉ねぎは薄切り、ナスとズッキーニは厚めの輪切り、パプリカは縦に細切り、トマトはザク切り、インゲンは真ん中で二つに斜め切り)
②鍋に油を熱し玉ねぎを炒める
③玉ねぎがしんなりしたら、4〜5cm幅に豚バラ肉を切り加えて炒める
④豚バラ肉の色が変わったらインゲン以外の野菜を加える
⑤野菜全体に油が回るように炒め、水800mlを加える
⑥沸騰したらアクを取り、コンソメを加えて蓋をし中火で5分煮る
⑦いったん火を止めてルーを入れて溶かし、溶けたらケチャップを入れ混ぜながら弱火で5分ほど煮込む
⑧インゲンを鍋に加えて完成
食材の味を最大限に引き出せる「トマトカレー」のレシピを紹介します。必要な材料と手順は、以下のとおりです。
【材料(4人前)】
・玉ねぎ:大2個
・トマト缶:1缶
・鶏もも肉:1枚
・にんにく:1片
・カレールー:100g
・水:200cc
【作り方】
①鶏もも肉を一口大、玉ねぎは粗みじん切り、にんにくはみじん切りしておく
②鍋にサラダ油をしき、いい香りがするまで弱火でにんにくを炒め、鶏もも肉も加えて炒める
③鶏もも肉の色が変わったら玉ねぎを加え、しんなりするまでよく炒める
④トマト缶、水を加えフタをして中火で30分ほど煮る
⑤弱火でカレールーを加えて完成
大人も子どもも美味しく食べられる「バターチキンカレー」のレシピを紹介します。必要な材料と手順は、以下のとおりです。
【材料(4人前)】
・鶏もも肉:400g
・カットトマト缶詰:2缶
・バター:60g
・鶏ガラスープ顆粒:大1
・生クリーム:100cc
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・塩こしょう:適量
・はちみつ:小さじ1
・プレーンヨーグルト:150g
・おろししょうが:大さじ1
・おろしにんにく:大さじ1
・カレー粉:大さじ4
【作り方】
①鶏もも肉は一口大に切ってジッパー付き保存袋に入れ、<a>を加えよく揉みこんで、クーラーボックスの中で30分漬け込む
②鍋にトマト缶とバターを入れて、先ほど30分寝かしておいた①のジッパー付き保存袋の中身を混ぜて火にかける
③沸騰したら中火にして20分煮込んで完成
ごろごろしたジューシーな焼き野菜とスープカレーが絶妙な「スープカレー」のレシピを紹介します。
必要な材料と手順は、以下のとおりです。
【材料(8人前)】
・骨付き鶏もも肉:4本
・ジャガイモ:7~8個
・とうもろこし2:本
・玉ねぎ:4個
・ピーマン:6個
・ナス:4個
・ミニトマト:8個
・青とうがらし:8本
・塩:少々
<スープカレーのルー>
・コンソメ:1個
・クレイジーソルト(またはカレーパウダー):適量
・ホットチリオイル:適量
【作り方】
①焚き火台で炭に火をおこす
②ダッチオーブンの底に焦げ防止のためロストルを敷いて、その上にあればセロリの葉を敷き詰め、周囲にジャガイモを並べる
③骨付き鶏もも肉を関節のところから半分に切り分け、クレイジーソルト(またはカレーパウダー)をまぶしておく
④ダッチオーブンの中に、骨付き鶏もも肉と玉ねぎを半分に縦割りしたものを交互に入れて、とうもろこしを隙間に入れる
⑤残ったジャガイモとミニトマトをのせ、全体にクレイジーソルト(またはカレーパウダー)を振りかける
⑥フタをしてから、炭を下火3:上火7の割合でふたの上にのせ、1時間ほど焼く
⑦その間に、スープカレーのスープを別鍋で作る
⑧具が焼けたら、皿に盛りつけてスープをかければ完成
海鮮の美味しい出汁がたっぷり染み込んでいる「シーフードカレー」のレシピを紹介します。
必要な材料と手順は、以下のとおりです。
【材料(4人前)】
・あさり(殻つき):300g
・イカ:2はい
・オクラ:10本
・トマトの水煮缶(220g):1缶または完熟トマト4個
・玉ねぎ:2個
・にんにく:1かけ
・しょうが:1かけ
・バター:大さじ2~2と1/2
・カレー粉:大さじ2~3
・ローリエ:2枚
・赤唐辛子:1本
・タイム(乾燥):小さじ1
・粗びき黒こしょう:少々
・塩:小さじ2/3
・ご飯:800g
【作り方】
①イカはわたを取り、幅1cmの輪切りに、オクラは幅1.5cmの小口切りにする
②玉ねぎ・にんにく・しょうがはみじん切りにする
③鍋にバターを熱し、玉ねぎ・にんにく・しょうがを弱めの中火で約1時間炒め、あめ色にする
④トマトの水煮・カレー粉・ローリエ・赤唐辛子・タイム・粗びき黒こしょう・水1/2カップを加え、アクを取りながら15分ほど煮る
⑤塩・イカ・あさりを加え、オクラを入れる
⑥貝が開くまで煮たら、ご飯にかけて完成
水を加えずに野菜の旨味がつまった「ドライカレー」のレシピを紹介します。必要な材料と手順は、以下のとおりです。
【材料(4人前)】
・カレールー:1/2箱
・牛豚ひき肉:200g
・玉ねぎ:1個
・トマト:1個
・にんじん:1/2本
・ピーマン:3個
・しょうが:小さじ1
・にんにく:小さじ1
・サラダ油:大さじ1
【作り方】
①玉ねぎ・にんじん・トマト・ピーマンを粗みじんに切る
②フライパンにサラダ油を熱し、玉ねぎ・にんじん・しょうが・にんにく・牛豚ひき肉を入れて、肉の色が変わるまで炒める
③トマト・ピーマンを加えてさらに炒める
④刻んだカレールーを加えて混ぜ、水気をとばして炒めたら完成
牛肉の旨味が染み出る「ビーフカレー」のレシピを紹介します。必要な材料と手順は、以下のとおりです。
【材料(5人前)】
・牛角切り肉:300g
・玉ねぎ:1個
・にんじん:1/2本
・じゃがいも:1個
・かぼちゃ:1/6個(200g)
・グリーンアスパラガス:5本
・サラダ油:大さじ1
・水:750ml
・カレールー:1/2箱(99g)
【作り方】
①玉ねぎは1cm幅のくし切り、にんじん・じゃがいも・かぼちゃは大きめに切る
②アスパラガスは3等分の長さに切る
③鍋にサラダ油を熱し、牛肉を入れて表面に焼き色がつくように、まわしながら焼き付ける
④玉ねぎ・にんじん・じゃがいも・かぼちゃを加えて、全体に油がまわるまで炒める
⑤水を加え、フタを少しずらしてのせて20分ほど、中火でアクを取りながら煮込む
⑥アスパラガスを加えて、さらに5分煮る
⑦いったん火を止め、ルーを割り入れてよく溶かし、再び弱火で5分ほど煮込んだら完成
メスティン(アルミ製の飯盒(はんごう)のこと)で簡単に作れる「焼きカレー」のレシピを紹介します。
必要な材料と手順は、以下のとおりです。
【材料(1人前)】
・米:1合前後
・水:適量(炊飯用)
・レトルトカレー:1袋
・チーズ:適量
・卵:1個
・パセリ:少々
【作り方】
①メスティンで米を炊飯する
②米が炊きあがるまで、レトルトカレーを湯煎する
③炊きあがったら、米の上にレトルトカレーをかけ、チーズをお好みでかける
④スプーンで真ん中あたりにくぼみを作り、そこへ卵を割って落とす
⑤メスティンのフタを閉めて、底が焦げない程度に弱火で数分加熱する
⑥チーズが溶けてきたらバーナーでチーズや卵を炙り、パセリを振ったら完成
食材から出る水分で作る「無水カレー」のレシピを紹介します。必要な材料と手順は、以下のとおりです。
【材料(6人前)】
・トマト:大4個
・玉ねぎ:中2個
・鶏もも肉:400g
・しょうが:1/3個
・にんにく:3かけ
・カレールー:2/1
・クミンシード:適量
・ご飯:3合
【作り方】
①トマトを大きめでカットする
②玉ねぎは薄くスライスする
③にんにく・しょうがをすりおろす
④ダッチオーブンを温めて油を入れ、クミンシードを入れて極弱火で炒める
⑤ある程度クミンシードを炒めたら、ニンニクとショウガを入れ、あまり時間をおかずに玉ねぎを入れる(極弱火)
⑥タマネギがしんなりとしてきたら、鶏もも肉を入れる
⑦このとき後ほど煮込むため、鶏もも肉は芯まで火を通す必要はない
⑧トマトを入れて、ヘラを使って潰しながら炒める
⑨水分がある程度出てきたら、カレールーを入れて、40分煮込み完成
刺激的なスパイスがクセになる「インド風チキンカレー」のレシピを紹介します。必要な材料と手順は、以下のとおりです。
【材料(4人前)】
・鶏手羽:8本
・玉ねぎ:4個
・トマト:3個
・にんにくチューブ:適量
・しょうがチューブ:適量
・カレー粉:大さじ3
・ガラムマサラ:適量
・クミンシード:適量
・ヨーグルト:適量
(・ローリエ)
(・チャツネ)
【作り方】
①玉ねぎ1個はみじん切り、残り3個は下ろし金ですりおろし、水分ごとあめ色になるまで炒める
②①へ細かく切ったトマトを加える
③油をまた加え、クミンシードをその油で少し炒めるように香り付けしながら混ぜる
④水分が飛んで全体がペースト状になったら、チューブにんにく・しょうがを加えて混ぜ合わせ、別の皿に取りだしておく
⑤鶏手羽を表面に焼き色が付くまで炒める
⑥水をカップ1杯程度加えてフタをし、弱火で蒸し煮にする(この時にしっかりスープを出させる(水を加えても可))
⑦⑥にペーストを戻し、水分を少し飛ばしつつ、好みのとろみ加減に調整する
⑧火を止めて味見をしながら、カレー粉とローリエを加える
⑨仕上げにヨーグルト・チャツネを加え、なじませたら完成
市販のグリーンカレーの素で作る「エスニックカレー」のレシピを紹介します。必要な材料と手順は、以下のとおりです。
【材料(4人前)】
・鶏もも肉:400g
・ナス:中2本
・ピーマン:1/2本
・しめじ:適量
・市販のグリーンカレーの素
(・ナンプラー・ココナツミルク・ローリエ:お好みで)
【作り方】
①熱した鍋に油をしきグリーンカレーペーストを炒める
②香りが立ってきたら鶏もも肉を入れ炒める
③鶏肉の色がある程度変わってきたら、野菜を加えて炒める
④ココナツミルクとローリエを加えて軽く煮込む
⑤仕上げにナムプラーを加えて完成
ここまで、キャンプでカレーを作るなら覚えておきたい11レシピを紹介してきました。
ここからは、より簡単にカレーを美味しく作るコツが3つあるので、こちらもあわせて覚えておきましょう。
カレーを作る際には、ダッチオーブン(分厚い金属製のフタつき鍋のうち、フタに炭火を載せられる鍋)で作ることをおすすめします。
熱がしっかりと行き渡るので野菜は甘くなり、肉はほろほろに柔らかく仕上がるからです。
料理経験ない方や、カレーを作ったことのない方だと水を入れすぎてしまう可能性があります。
水を入れすぎてしまうと、ルーが足りなくなってしまいます。そのため、しっかりと水の分量を計ってから、水を投入するようにしましょう。
カレーに使う食材は、なるべく前日にカットや味付けをしておきましょう。
現地についてから、食材のカットや味付けをしていると時間が長くかかってしまい、気がつくと午後になっていることもあります。
前日に自宅で下準備をしておくと、当日のキャンプ飯がスムーズに用意できるでしょう。
また、自宅で下準備をしておけば食材を切って出る、生ゴミを持ち帰らずに済むのもメリットです。
最後に、ここまで記事を読んでくださった方に向けて、カレーに入れるとさらに美味しくなる隠し味をご紹介します。
絶品カレーを作りたい方は、ぜひ参考にしてみてください。
少量でカレーのスパイスを引き立て、2日目のカレーのような旨味を引き出せます。
小さなコーヒースプーンなどで、カレーが出来上がる直前に1〜2杯程度加えるといいでしょう。
はちみつを加えることで、カレーに甘みを加えスパイスの美味しさをかき立てます。
ただし、はちみつの酵素には、カレーのとろみの素である小麦粉の成分を分解してしまう特性があるため、ルーを入れた後だとカレーが水っぽくなってしまいます。
そのため、ルーを入れる前に、大さじ1〜2杯を入れるようにしましょう。
生後1歳未満の子どもにカレーを食べさせることはないとは思いますが、乳児を連れている場合は蜂蜜の取り扱いに十分注意してください。
チョコレートを使用するとカカオの旨味でコクが深くなり、カレーの風味がよりマイルドになります。
1〜2欠片を仕上げに入れるといいでしょう。(ミルクでも、ビターでもOKです)
今回は、キャンプでカレーを作るなら覚えておきたい11レシピと、キャンプでより簡単にカレーを作るコツや隠し味として活用できる食材を紹介しました。
キャンプでは定番のカレー料理ですが、何種類もあり悩みがち…。そんな方は、本記事を参考にしながら、そのシーズンにあったカレー作りをしていただけると幸いです。
「子供も一緒だから」
「夏だから」
「お酒も飲みたいから」
「ご飯ではなくパンで食べたいから」
などなど、たくさんの食べ方や楽しみ方があるカレー。あなたは次のキャンプでどんなカレーを作ろうと考えていますか?
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