2021年02月09日

〈キャットデータベース〉コーニッシュ・レックス

by ネスレ日本株式会社

公開:2021.02.09 00:00 更新:2021.10.04 16:23

縮れ毛が風変わりな猫を、オリエンタルタイプのしなやかな体型に改良されたコーニッシュ・レックスは、キャットショーでも人気の品種です。コーニッシュの被毛には堅いガードコートがなく、柔らかいアンダーコートは縮れているため、まるでベルベットの感触のようです。もともと被毛の量は多くはなく、そのうえ縮れ毛は伸びるのが遅いので、冬などの寒さ対策が必要です。


※TICA(インターナショナルキャットアソシエーション)やCFA(キャットファンシャーズアソシエーション)などのデータをベースとし、有限会社グラスウインドが監修しております。
※数値は猫種ごとの目安です。あらかじめご了承ください。

コーニッシュ・レックス

原産国:イギリス

色・模様:全色

毛の長さ:短毛

抜け毛:中程度

サイズ:小型

目安となる体重:2.5~4.5kg

活発度:低め

子どもに対応する適応力:高め

性格は?

鳴き声は静かですが、見かけによらず、すばしっこく活動し、なかなか俊敏な遊び好きな猫種です。ほかのペットや訪問者にも友好的に接する社交的な面があり、しつけも手間がかからない賢さがあり、飼い主家族には上手に甘えます。

起きやすい病気/ケガ

一般的に皮膚疾患が好発します。その要因には遺伝的なものやアレルギー性のものなどがあります。被毛が少ない分、皮膚のコンディションを健康に維持することが大切です。また、アンダーコートがないため、激しい気温差には対応できません。特に冬場の低温時には低体温症を起こす場合もあるので、温度管理を怠らないようにしましょう。

起源

1950年イギリスのコンフォールで生まれた突然変異の縮れ毛猫から生まれた品種です。その後、イギリスでバーミーズやブリティッシュショートヘアと交配され、アメリカに渡ってからはシャムやオリエンタルと交配されました。イギリスでもアメリカでも、コーニッシュの体型はオリエンタルタイプですが、アメリカの方がより細身で、小顔に改良が進んでいます。日本でもアメリカの細いタイプのほうが多いようです。

キャットショーでの評価基準

頭部は比較的小さく、オーバル(卵型)です。頬骨の突出が顕著です。目は大きく、オーバルで、やや釣りあがっています。両目は離れてついていて、色は毛色に準じたものになります。耳は大きく、付け根が幅広く、頭部の高い位置にあります。身体はやや小さめで、骨格は細く、筋肉質です。四肢は細長く、筋肉質です。尾は細長く、しなやかで、先細ります。

提供元:ネスレ日本株式会社

https://nestle.jp/brand/purina/

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