2021年05月31日
by マース ジャパン リミテッド |
公開:2021.05.31 16:10 更新:2021.10.04 16:23
食べる、くわえる、じゃれる。犬は、お口を使って毎日を目いっぱい楽しんでいます。愛犬にはいつまでも、健康なお口で元気でいてもらいたいもの。犬が犬らしくあるために、オーラルケアが必要なのです。
食べる、くわえる、遊ぶ。
愛犬はお口を使って、毎日思いっきり楽しんでいます。そんな愛犬の幸せな生活のためにも、お口の健康を保ってあげたいものです。
人間は重症化する前に、「歯が痛い」「口が痛い」と言葉で訴えることができますが、愛犬は言葉を話せません。そのため、飼い主の観察力や注意力がキーポイントです。
愛犬のお口の健康状態に気を配り、次のような愛犬からのサインを見逃さないでください。
●口臭がひどい
●歯に黄色や茶色の汚れがついている
●前足で口をこすったり、前足首付近に血や膿がついている
お口の健康を保つためには、愛犬にも毎日の歯みがきが必要です
犬の場合は、歯みがきをしないと3日~5日で歯垢が歯石になります。
歯石の表面はザラザラして凹凸があり、さらに歯垢が蓄積しやすくなるという悪循環に。
しかも一度歯石が蓄積してしまうと、家庭では対処できず、動物病院で全身麻酔をして除去しなくてはいけません。
歯垢が歯石になってしまう前に、毎日の歯みがきが重要です。
歯ブラシやデンタエックス®のような歯みがき専用ガムで、愛犬に毎日歯みがきをしてあげてください。
特に、小型犬は小さなあごに歯が密集して生えていて、歯みがきをしないと歯石がたまりやすいため、飼い主が気をつけてあげましょう。
愛犬に歯みがきを習慣づけるには、根気よく、焦らずに、少しずつ段階を踏みながら慣れさせることが大切です。初めは嫌がることもありますが、時間を掛けて、習慣づければ多くの愛犬が歯みがきをできるようになります。
〈STEP1〉
まずはスキンシップを十分にとり、愛犬がリラックスして口元を触らせてくれるようになることを目指しましょう。口元や歯、歯肉を触られることに慣れたら、最初のステップが完了です。
〈STEP2〉
次に、ガーゼを使い、愛犬の歯をこすってあげてください。このステップでも、愛犬をリラックスさせることがポイントです。焦らず、ゆっくりと慣らしていきましょう。
〈STEP3〉
ガーゼでの歯みがきにも慣れたら、いよいよ最終ステップの歯ブラシです。まずは歯ブラシそのものに慣らし、十分に安心させてからブラッシングをしてあげてください。
毎日のブラッシングは、飼い主にとっても大変です。歯ブラシに加えて、噛むことで歯垢・歯石の蓄積をコントロールする デンタエックス®のような歯みがき専用ガムや歯みがきグッズも併用して、毎日の歯みがき習慣を続けましょう。
子犬期は歯みがきを始める、一番のチャンスです。子犬のうちに、歯みがきを習慣づけてあげましょう。
ただし、成犬やシニア期になってからでも、決して遅すぎることはありません。年を取るほど免疫力が落ち、お口の健康を保ちにくくなるため、毎日の歯みがきの重要性が増します。ただし、シニア期になってから歯みがきを始める場合、まずは動物病院で診療を受けてください。お口の中に歯石があれば除去するなど、適切な治療を受けたうえで、家庭での歯みがき習慣を始めることが大切です。
現在、ペットショップなどにある犬の歯みがきコーナーには、ガーゼや歯ブラシ以外にも、様々なタイプの商品があります。どんな点に注意して、選べばよいのでしょうか? 歯みがき専用ガムや歯みがきグッズを選ぶ時は、「弾力性」を重視しましょう。柔らかすぎると歯みがき効果が低く、反対に硬すぎるものは歯が折れてしまったり、摩耗してしまうこともあるので、要注意です。「手で曲げられるくらいの弾力性」を目安に選んでください。
提供元:マースジャパンリミテッド
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