2021年12月07日
by DCM 編集部 |
公開:2021.12.07 00:00 更新:2021.12.28 13:42
近い将来、首都直下型のような大地震がくるといわれています。何の準備もせずに大地震がきたら、受ける被害の大きさは計り知れません。
食器棚のような重量のある、大きな家具に対する地震対策は必要不可欠です。
この記事では、食器棚の地震対策が重要な理由と地震対策に使える3つの道具を紹介。大地震がきた際に、大切な人を災害から守りたいと考えているかたは必見です。
地震対策として、食器棚の対策を講じていくべき理由は、以下の2つになります。
①食器棚から物が落ちてくる
②食器棚自体が倒れてくる
食器棚のような重い家具は倒れてくると非常に危険です。一度下敷きになれば、抜け出せずに亡くなってしまうリスクもあります。
また、食器棚には数多くの食器類が収納されているので、地震の際にそれらが落ちてこないようにする工夫も必要です。
想定外の大地震が自宅を襲ったら、普段では考えられないようなものが急に落ちてくることもあります。
食器棚内の食器も例外ではなく、中に収納されている食器が一斉に下に落ちてくる可能性も否定できません。
また、缶詰や水筒など、食器以外に収納している物が下に落ちてくる可能性もあります。大人でも、食器棚から突然物が落ちてくれば大怪我は避けられません。
大切な人を大地震の際に守るために、食器棚から食器が落ちてこないように予防策を講じることが必要なのです。
大地震の際に危険なのは、食器棚から落ちてくる食器類だけではありません。食器棚自体に地震対策を講じていなければ、重量のある食器棚が倒れて下敷きになる可能性もあります。
食器棚が倒れてくれば、命に関わる怪我につながります。そのため、食器棚が倒れてこないような地震対策が重要となるのです。
食器棚の地震対策には、食器棚を固定するものや食器棚から食器類が落ちてこないようにするための、便利な道具を使用するのがおすすめです。
適切な食器棚の地震対策を知って、大地震の被害を最小化していきましょう。
食器棚から物が落ちないようにするには、「耐震ラッチ」の使用がおすすめです。耐震ラッチとは、食器棚の扉が地震などの揺れで開かないようにする便利な耐震グッズ。
揺れを感知した際にのみ食器棚が開かないようにロックし、普段はスムーズに開閉できるので、日常生活で邪魔になることはありません。
ただし、揺れを検知している時でも、数センチ程度の隙間が空いてしまうこともあるので、小物類は落下してしまうリスクがあると知っておきましょう。
有名な食器棚の地震対策として知られているのは、「L字金具」です。L字金具は、食器棚の上部にL字型の留め具をビスで固定していくタイプの固定具。
食器棚や大きな家具の固定に役立つ固定具ですが、プラスチック製の安価なものは、重量のある食器棚を固定しきれないリスクもあります。
そのため、金属製などの、より耐久性が高い素材を選びたいところです。ともあれ、多少の道具と工具のみで固定できるので、手軽な食器棚の耐震対策としておすすめだといえます。
注意点として、壁の材質や下地の有無によって取付方法が異なります。L字金具を購入する前に、取り付ける箇所の壁を確認しましょう。
家具転倒防止用の突っ張り棒は、工具を使用せずに設置できるものが多いです。そのため、L字金具よりも簡単に食器棚を固定することができます。
ただし突っ張り棒は、上下の揺れには強いですが横揺れには弱いことがあります。また、天井の強度や材質により十分に効果を発揮できないことがあるので注意が必要です。
突っ張り棒で食器棚をしっかりと固定するためのポイントとして、設置場所があります。設置するのは、壁側の奥・食器棚の両端に1本ずつ使用してください。
食器棚のガラスの飛散を防ぐためには、専用のフィルムを貼りましょう。内側に貼るものや外側に貼るものなど、その種類は様々です。
フィルムには有色のものもありますが、無色透明で見た目にあまり変化がないガラス飛散防止フィルムもあります。
食器棚は普段から利用する家具。見た目にもこだわりたいですよね。その際は、あまり違和感がない透明なフィルムがおすすめです。
また、地震などの災害時には、人が食器棚にぶつかってしまい、その衝撃でガラスが割れてしまうこともあります。
耐衝撃性の高いガラス飛散防止フィルムを貼れば、外側からの衝撃も吸収してくれるので、もしもの事故にも安心です。
食器棚は各家庭にある家具だといえます。食器を大量に収納できる食器棚は利便性の高い家具ですが、地震のような災害時には、その大きさや収納力の高さがネックです。
事前に適切な地震対策をしていないと、食器棚から食器が落ちてきて怪我をしたり、食器棚が倒れて下敷きになってしまったりします。
この記事で紹介した食器棚の地震対策を参考にしながら、もしものリスクをできるだけ減らしていきましょう。
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