2021年06月09日
by ターナー色彩株式会社 |
公開:2021.06.09 21:10 更新:2021.10.04 16:23
2016.5.14
ターナー布えのぐを使った”ワークショップをされる方へ~実践編~
紙やすり(粗目#40~#100)をしくのですが、これは下敷きとなります。
やすりを使用する理由は
●布が動かず、しっかり描ける。
●裏の布に色移りせず、 乾燥時のひっつき防止になる。
●そのまま乾燥させてもひっつきにくい。
などがあげられます。
新聞紙など、紙類を下敷きにすると絵具が乾くと裏側にひっついてしまいます。
表面がぼこぼこしている紙やすりが大変適しているのです!
小さいお子さまやビギナーさんが多いワークショップでは、使い捨てファンデーションパフの使用がオススメ!
汚れた所は、ちぎったり、ハサミでカットすれば、
数回(数色)使用できます。
注意点:力を入れてポンポンしていると角の跡がつきますので(イメージ図)。
布にこするようにパフを動かすと綺麗な面になります。
画材屋さんなどで行う場合は筆の使用が多いかと思います。
筆は運ぶ向きに注意が必要です。ステンシルの際は、シートの外側から内側へ筆をはこんでください。
節分で言いますよね?
節分鬼は外、福はうち… 筆はうちと覚えてください。(ちょっと苦しいかな…)
ステンシルシートの型の縁取り部分は垂直に、筆をおろすこと。
筆先を寝かせてしまうとステンシルシートの隙間に毛が入ってしまいます。
極力水を使用しない。
布えのぐの基本テクニックでは絵具に対して10~20%の水で溶くように推奨していますが、初心者さんや、お子さまが多いワークショップでは筆に余分に水分を含ませたあまり、「にじみ」が起こる事が多いです!!
そんなときにオススメできるのが布えのぐ「専用メディウム」です!!
こちらはグラデーション(ぼかし)をするときに混ぜる補助剤なのですが、布えのぐの粘度をゆるませたいとき水の代わりに使用することで、定着力を弱めることなく絵具の粘度を柔らげ塗りやすくなります。
絵具と同じくらいの粘度ですので布に筆をおいた時にぶわ~っとにじむようなことはありません。混ぜる時は布えのぐ2に対し、専用メディウム1が目安です。
※加えすぎると乾燥するのが遅くなります。
専用メディウムを加えるとを絵具の量も増えますので(お得?!笑)のびのびとご使用いただけます。
その為、1本の筆で色をかえるとき筆を洗った後は十分に水気を取る事!!
作業テーブルには、乾いたフキンを用意。
筆を洗ったあとは「こんなに?!」というぐらいフキンで筆の水気をとるのがベター。その際、筆はとてもデリケートなものですので引っ張らないようにお気を付けください。
指と指をおしつけるような感じで水分を吸い取りましょう。
机の上を汚さない。
よく絵具や水が机上にとびちったままで作業をしてると知らないうちに布素材が汚れていた・・・なんてことがよ~くあります!!
(前に体験していた人のなごりとか…)
・・・・と、今回も長々と失礼いたしました。
大人気のパントートのHow to記事はこちら
https://ameblo.jp/turnernadeshiko/image-12159234964-13645359918.html
提供元:ターナー色彩株式会社
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