2021年02月10日
by ジョンソン株式会社 |
公開:2021.02.10 21:00 更新:2021.10.04 16:23
海外旅行といえば、大きな楽しみとなるのが旅行先での食事。でも時々、日本でも馴染みのあるメニューを頼んだら、予想外の料理が出てきてびっくり!なんてこともありますよね。
そこで今回は、実は日本流にアレンジされていた海外の有名料理をピックアップ。本場のレシピや食べ方をご紹介します。
イタリアンレストランだけでなく、今や居酒屋のメニューにも並ぶカルパッチョ。日本では洋風のお刺身といったイメージですが、本来は薄切りした生の牛肉に、マヨネーズとマスタードを混ぜたソースを網の目状にかけたもの。ベネチアの名店ハリーズ・バーの創業者が考案したとされ、人気料理として広まるにつれ、牛肉だけでなく「薄く切った生もの」を意味する料理名へと変わっていきました。ただ今でも、イタリアではカルパッチョと言えばやはり肉料理。薄く切ったパルメザンチーズといっしょに食すのが定番です。
世界的に有名なシーザーサラダはメキシコが発祥の地。1924年、アメリカとの国境の町ティファナにあるレストラン「シーザーズ・プレイス」のオーナーによって考案されました。今も現存するレストランで提供されるレシピは次の通り。木製のボールにオリーブオイル、ライム汁、ウスターソース、マスタード、アンチョビ、ニンニク、塩、パルメザンチーズを入れ、へらでペースト状になるまでよく混ぜ合わせたら、コドルドエッグ(半熟玉子)の黄身を入れてドレッシングを作ります。そこにパリパリになるまで冷やしたロメインレタスの葉を、小さくちぎらずそのまま入れてからめたら、皿に盛りつけクルトンをのせ、パルメザンチーズと黒胡椒で味を整えて出来上がり。この名物サラダを求めて、世界中から多くのファンが訪れるそうですよ。
私たちが家庭でもよく食べる回鍋肉。豚肉とキャベツ、ピーマンの取り合わせと、甜麺醤をベースにした甘辛いタレの相性が抜群ですが、本場の四川式回鍋肉は似て非なるもの。まず具材は豚肉と葉ニンニクのみ。味付けも豆板醤を多用しており甘さはほとんどありません。回鍋肉という名前には「肉を鍋に戻す」という意味があり、調理法はまさしくそそのまま。豚肉は塊肉を一度やわらかく茹で、それをカットしてから鍋に戻し、野菜と炒め合わせるのが正式な手順です。豚肉は分厚く切られ、食べ応えたっぷり。ピリッと辛く、ご飯が止まらない美味しさです。
ブイヤベースといえば、想像するのは魚介たっぷりのスープ。南フランスのプロヴァンス地方、地中海沿岸地域の代表的な料理です。特にマルセイユでは多くのレストランで楽しむことができますが、その食べ方は私たちの知るそれとは少し違います。ブイヤベースをオーダーすると、調理する今日の魚を見せてくれた後、それらの魚から出汁を取ったスープのみがテーブルでサーブされます。このスープにアイオリソースを塗ったフランスパンを浸していただくのですが、魚介の旨味がぎゅっと凝縮されており、その味わいは絶品!そしてこの次、お皿に盛られた魚とジャガイモなどの野菜が登場。熱々のスープをおかわりして、これらの具材を食せばお腹はもういっぱいです。
海外のお国自慢の料理はもちろん美味しいけれど、家族が好きな我が家の味も決して引けを取らぬもの。「今日はあれ食べたい!」とリクエストされると、いくらでも頑張って作っちゃいますよね。
でも、食事の後に残ったキッチンの油汚れはやっぱり憂うつ。
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※3:洗浄成分を持つ溶剤を不使用
提供元:ジョンソン株式会社 「美的生活のススメ」
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