2021年11月08日

キャンプ飯に必須の調理器具!キャンプの快適度に差がつく理想の収納方法とは

by DCM 編集部

公開:2021.11.08 05:00 更新:2021.12.08 16:29

キャンプの醍醐味といえば「キャンプ飯」でしょう。しかし、キャンプで料理をするためには、調理器具をキャンプ場に持ち込まなければなりません。

そこで出てくる悩みが、種類も形状もさまざまな調理器具を、どのように上手に収納してキャンプ場まで運ぶかという点です。

この記事では、キャンプで使用する調理器具の収納方法や収納ボックスを選ぶポイントを解説します。

キャンプ初心者でもポイントさえおさえれば、上手に収納ができ、快適なキャンプを楽しめますよ。

キャンプに持っていく調理器具に理想の収納ボックス

キャンプに持っていくテントや寝袋には、専用の袋などが用意されていることも多いでしょう。クーラーボックスは、剥き出しで運ぶことも多く、運搬の際に悩むことはほとんどありません。

しかし、調理器具は、種類も多く形もさまざまで、収納のための専用ケースがあるわけでもありません。どのようにまとめて収納するかによって、運搬時や現地での使用時に、利便性が変わってきます。

とくにキャンプ初心者のかたにとって、調理器具の収納ボックス選びは、慣れないキャンプ場で、手際よくキャンプ飯を作るために重要なポイントです。

形がさまざまな調理器具の収納にはソフトタイプがおすすめ

キャンプで持ち運ぶ際に使用する収納バッグには、大きく分けて「ソフトタイプ」と「ハードタイプ」の2種類あります。

形状がバラバラな調理器具には、柔軟に変形するソフトタイプがおすすめです。

キャンプに持っていく荷物はコンパクトにまとめるのが基本です。お皿やおたま、包丁などの形がそろわないものをハードタイプの収納ボックスに入れると、スペースを無駄に消費してしまいます。

変形しやすいソフトタイプの収納バッグであれば、空間を無駄なく利用できるので、形状がバラバラな調理器具の収納に適しています。

現地で運搬しやすいように最終的に1つにまとめる

キャンプでは荷物が多くなってしまうため、キャンプ場での運搬のしやすさを考慮すると、収納バッグはできるだけ1つにまとめておくと便利です。

形や種類別に小分けにすることの多い調理器具は、小さいバッグをいくつも持ち歩くのは手間がかかりますし、数が多いと失くしてしまうリスクも出てきます。

小分けの収納バッグを、最終的に大きめの収納バッグ1つにまとめておくのが理想です。運搬も楽に済むほか、1つにまとまっていることで、調理をする際に1箇所を探せば必要な調理器具をすぐに取り出せます。

キャンプで困らない調理器具収納の3つのコツ

キャンプ場で食事に関係する道具は、食器、調理道具、調味料など多岐に渡ります。整理して収納されていないと、ただでさえ慣れないキャンプ場では、必要なものがすぐに取り出せません。「持参したのに荷物から見つけ出すことができない」なんてこともあります。

形も種類もバラバラで収納に悩む調理器具ですが、3つのコツを押さえておけば、キャンプ場での食事の準備もスムーズにできるでしょう。誰でも実践できる収納ポイントなので、参考にしてみてくださいね。

種類ごとにまとめる

多岐に渡る調理器具を収納する最大のコツは、種類ごとにまとめておくことです。種類をまとめておくと、どこに何があるのかすぐに把握できるため、必要なものをスムーズに取り出せます。

箸やスプーンといったセットで使うものや、調味料などもそれぞれでまとめます。また、まとめる際はタッパーや小さなバッグを使って細かく仕分けておくと便利です。

小分けしたものはタグや目印などをつけ、大きなバッグにまとめて入れるとかさばりにくく、見つけやすくなります。

デッドスペースを活用する

収納バッグの収納力は限られているため、うまく入れないと必要な収納バッグの数が余計に増えてしまいます。

基本的には大きなサイズのものから順に入れ、余ったスペースに小物を入れると、デッドスペースを限りなく活用できて、効率よく収納できます。

とくに、まな板や除菌スプレーといった、1つにまとめにくいものは隙間をうまく活用するのがポイントです。

柔軟に形が変形するソフトタイプの収納ボックスであれば、多少無理に詰め込んでも箱枠からはみ出すことなく収納できます。

収納に適した食器を選ぶ

収納方法そのものではなく、収納に適した調理器具を選ぶのも、コンパクトに収納するポイントです。

キャンプ用品には、積み重ねてコンパクトに収納するスタッキング性を考慮した食器類が数多くあります。

よりコンパクトにまとめたい場合は、キャンプ・アウトドア専用の食器類の購入もおすすめの方法です。

手持ちの食器類を持っていく場合は、なるべく積み重ねやすいものを選ぶと荷物をコンパクトにまとめやすくなります。

調理器具以外の収納ボックスの選び方もポイント

キャンプに持ち込む荷物は、できるかぎり少なくまとめておくのがポイント。荷物をまとめておくと、持ち運ぶ手間も省けますし、紛失のリスクも減らせます。

調理器具用の収納ボックスを選ぶ際に見逃しがちなのが、他のキャンプギアの収納方法とのバランスです。

大きすぎて車に積めなかったり、小分けにして荷物が増えすぎたりしないように注意しましょう。

車に積載可能なら少し大きめのサイズの収納ボックスを選ぶ

キャンプギアの収納ボックスは、車の空きスペースや持ち運びが可能な範囲で、できるだけ大きなものを選ぶのがポイントです。

大きなサイズであれば、荷物を1つにまとめられるので、運搬や片付けが楽になります。調理器具を1つにまとめた収納ボックスも、サイズによっては他のキャンプギアと同じ収納ボックスに入れられます。

また、どうしても調理器具用の収納ボックスに入らない、大きなまな板等の調理器具があっても、余分なスペースに収納できて便利です。

注意する点としては、中に入れるものの重量です。いくら荷物が1つにまとまっても、運べないほど重ければ意味がありません。

現地の地形によっては、台車が使えない場合もあります。1つの収納箱は、女性も男性も運びやすい重さに収めるのも忘れないようにしましょう。

小物が多い調理器具の収納がキャンプ成功のポイント

これまで調理器具の収納ボックスの選び方や、収納のコツを紹介してきました。種類や小物が多くても、調理器具が整理して収納されていると素早く料理を用意できます。慣れないキャンプ場での料理のしやすさは、調理器具の管理も関係しているのです。

ソフトタイプの収納ボックスを利用して、種類ごとに小分けし、最終的には1つにまとめること。形や種類がバラバラな調理器具も、ポイントさえ押さえれば初心者でも簡単に整理して収納できますよ。

使い勝手よく上手に収納された調理器具で、ぜひキャンプ飯を楽しんでくださいね。

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