2021年10月18日
by DCM 編集部 |
公開:2021.10.18 00:00 更新:2021.11.25 08:32
気候も涼しくなり、キャンプにうってつけのシーズンがやってきました。コロナ禍で密を避けられるとあって、キャンプには注目が集まっていますよね。
「キャンプに行ってみたいけど、何が必要なの?」
「どこのキャンプ場に行けばいいの?」
などキャンプにいったことがない方は、最初の準備がとっても大変。
そこで今回は、キャンプ完全初心者の方に向けて、キャンプに必要な道具選びやキャンプ場選びを優しく解説していきます。
初めてのキャンプで失敗しないためにも、ぜひ最後までご覧ください。
それではまず、キャンプを日帰りで楽しみたい方に向けて、最低限用意したほうがよいアイテムを紹介します。
キャンプと言えば、真っ先にタープやテントを思い浮かべる人も多いでしょう。日帰りであれ、1日いるとゆっくり横になりたいシーンもあります。
そんな時に、テントがあるととっても便利なのです。テントの種類は、細かく分類するとたくさんありますが、この記事では大きく3つに分類します。
【ドームテント】
キャンプ場でよく見られるテントの種類。天井が丸いドーム型をしていて、一般的にテントと言えば、このドーム型をイメージする人が多いと思います。
内部も広く使え、設営や撤去も比較的簡単。ソロキャンプで使える小さいものから、3~5人用のものまで幅広い人に利用できます。
キャンプ初心者は、ドームテントを選んでおけば間違いないでしょう。
【ツールームテント】
リビングと寝室が一体になったテントです。テントとタープが一体になっているので、個別で設営するよりも手間が省けるのは嬉しいポイント。
ただし、重たいテントが多く、設営や撤去が初心者のうちは少し大変かもしれないので、仲間と協力しながら作業をしましょう。
【ワンポールテント】
とんがり屋根でスタイリッシュなテント。その名の通り、ポールを真ん中に1本立てるだけなので、初心者でも簡単に設営できるのが嬉しいポイントです。
注意点は、思ったより内部が狭く感じること。また、真ん中にポールがあるので、就寝時に少し邪魔に感じることがあるかもしれません。
【タープについて】
タープとは、日差しや雨除けになる布の屋根のことを指し、テントと併用してタープがあるとより快適になります。
ただし、キャンプ初心者はまずテントだけを用意しておけば問題ありません。慣れてきたら、タープを購入するでも遅くはないので覚えておいてくださいね。
何度かキャンプをするようになり、ハマってきたら絶対に欲しくなるアイテムではあるので、タープがどういったものなのかだけ覚えておきましょう。
キャンプでの料理は、スイッチ1つで点火できるガスコンロがとても便利です。
カセットコンロは、家庭用ガス缶が使えるので、ガスが切れた場合もコンビニなどで手軽に買い足しができます。
焚き火を使用する際は、具体的に以下の道具を準備しましょう。
・焚き火台
・防火マット
・ライター
・革のグローブ
・炭バサミ
・薪
・焚きつけ
直火禁止のキャンプ場が多いため、焚き火をする場合は、焚き火台の準備が必須です。
キャンプテーブルセットだと、テーブルと椅子がセットになっています。単品で買うより安く、コンパクトに収納できるタイプもあります。
座り心地や、テーブルの使いやすさをチェックしてから買いましょう。
食器はお箸、紙皿、紙コップなど、使用後は捨てられるタイプのものを使用すると便利です。キャンプ場で洗って持って帰るのは、意外と億劫ですからね。
調理器具は、キャンプ場によってはレンタルできるので最初のうちはレンタルで済ませるのがおすすめ。
包丁やお鍋にフライパンなど、キャンプ場で調理するものをイメージして、必要なアイテムを持っていくようにしましょう。
各自治体のゴミ袋を持っていきましょう。自治体によってゴミの分別が必要な場合は、それぞれ用意します。
キャンプ場によっては少々異なりますが、基本は焚き火で使用した灰を捨てる「灰捨て場」があります。
キャンプで出たゴミは絶対持ち帰る、というマナーがありますが、持ち帰るゴミとキャンプ場で捨てられるゴミがあることは覚えておいてください。
地味に活躍するのが軍手。テントの設営や、焚き火をする際は素手だと手を痛めることがあるので、必ず人数分持っていくようにしましょう。
手の汚れや、テーブル、椅子の消毒に使えるウェットティッシュもあると便利です。お子さんがいる場合は、何かと物を落としたりするので、活用の機会は多いでしょう。
テートやイス、テーブルは日帰り編でも紹介したとおり、宿泊にも必ず必要ですので、必ず持っていきましょう。
ここでは、宿泊時に忘れがちなアイテムを紹介します。
宿泊には寝袋(シュラフ)が必須です。どんな季節であれ、キャンプ場の気候は朝晩冷え込むという特徴があるので、必ず用意しましょう。
寝袋には、大きく分けて封筒型とマミー型があります。
【封筒型】
文字通り封筒のような長方形の寝袋。封筒型のメリットは、開放的で、布団のような寝心地があるということです。
デメリットは、密封性が低いので、冷え込みやすいという点は注意が必要です。
【マミー型】
マミーとは英語でミイラを意味する言葉です。メリットは、密閉力が高く、保温性が封筒型よりあるということです。
また、薄手で携帯性に優れているのも嬉しいポイントです。一方、デメリットは、やや圧迫感があるため、封筒型より寝心地は劣るかもしれません。
中綿は、大きく化学繊維かダウンで選べます。
化学繊維は、安価で洗濯ができるというメリットがあり、ダウンは、高い保温力がメリットです。ただし、料金は化学繊維よりダウンのほうが割高となります。
テントを貼る場合は、マットも必須アイテムです。
キャンプ場の地面はでこぼこしていたり、底冷えするので、マットを敷くことで、快適に寝ることができます。
おすすめは、断熱性があるもの。朝晩は想像以上に冷えるので、防寒対策としてのマットは重要です。
また、防水加工されているものもおすすめです。
突発的な雨や結露で、よくテントに水が溜まりますので、防水加工されているものであれば、天候を気にすることがないので安心ですよ。
キャンプでなくともそうですが、宿泊するのであれば、パジャマや翌日分の着替えが必要です。
お子さまがいる場合、汚れてしまうことが多いため、数枚余分に持っていくと安心です。
朝晩は気温がかなり下がるので、夏であっても防寒対策はしっかりしておきましょう。
キャンプとなると他の必需品に目がいきがち…。歯ブラシや歯磨き粉などのアメニティも忘れないようにしてください。
今のキャンプ場では購入できるところも増えていますが、販売していないキャンプ場もあります。
一度キャンプ場に着いたのに近くのコンビニへ…。とならないよう予め準備をしておくようにしてください。
キャンプができる、特に山などでは天気がとても変わりやすく、突発的に雨が降ることがあります。
折り畳み傘やカッパ、長靴など雨具を用意しておくと安心です。バックパックを覆うことができるレインカバーも販売されているので、購入を検討してみてくださいね。
全てのキャンパーにとって場所選びは重要です。自宅から遠くのキャンプ場を選んだりすると、「思ったよりゆっくりできなかった」なんてこともあります。
さらに、大型連休は道路の渋滞に巻き込まれることも多くありますので、余裕をもって家を出るようにしましょう。
また、道具選びと同様、キャンプ場選びも初心者にとっては難しいのではないでしょうか。
川が良い、山が良い、富士山が見たい、◯◯県に行ってみたい、テレビや雑誌に載っていた…などなど、動機は様々かと思います。
ここでは、キャンプ場選びのポイントを、キャンプ初心者の方目線で紹介していきます。
高規格キャンプ場とは、清潔感がありお風呂や水洗トイレ、宿泊施設などが充実しているキャンプ場のことです。初心者キャンパーでも安心して利用できるキャンプ場です。
どんなに入念に準備してもいざ当日忘れものをしたり、想定していなかった事態が起こったりすのがキャンプです。
不便や緊急時の対応もキャンプの醍醐味と捉える上級者にとっては問題ないですが、初心者はそういうわけにもいきませんよね。
ある程度設備がしっかりしている高規格キャンプ場を選んでおくことをおすすめします。
高規格キャンプにあわせておすすめしたいのが「コテージ」です。コテージとは、家具や家電が備え付けている宿泊施設のこと。
キッチン、トイレ、リビング、寝室、バスルームなどがあり、アウトドアを楽しみながら自宅にいる安心感を得られます。
「テントを張るのが面倒くさくてイヤ」という方は、「初めはコテージでお試し…」というのもよいかもしれませんね。
本記事では、キャンプ初心者の方に向けて、持っていったほうが良い道具、簡単なキャンプ場の選び方・選ぶ基準について紹介してきました。
実際にキャンプに行ってみて、もしあなたがキャンプにハマってしまった場合、色んなキャンプアイテムを揃えたいと思うはずです。
回数を重ねるたび、自分なりにベストなキャンプスタイルを模索してみてください。
まずは無理せず、必要最低限のものを揃え、複数人で協力し合ってキャンプを楽しんでくださいね。
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