2021年08月26日

暑い夏を元気に過ごそう!夏バテ予防のための生活事典

by ジョンソン株式会社

公開:2021.08.26 17:40 更新:2021.10.04 16:23

最高気温が35度以上を指す猛暑日も、さほど珍しくもなくなった日本の夏。厳しい暑さに心もカラダもぐったり、なんてことにならないように、この夏は体調管理をしっかりしていきたいですね。
そのためには自分の生活習慣を見直すことがやはり大切。疲れをためず、元気に夏を乗り切るためのひと工夫をご紹介します。

毎年悩まされる夏バテ…、その要因は?

昼は太陽がカンカンと照りつけ、夜になっても気温がなかなか下がらない…。そんな毎日が続くとどうしても疲れがたまりがち。夏になると食欲がわかない、何となくだるい、といった不調を感じる人も多いのではないでしょうか。

夏バテとは、主に夏の暑さによる自律神経の乱れが引き起こす体の不調の総称。暑いとき、私たちの体は汗をかいて熱を逃し、体温を一定に保とうしますが、猛暑の屋外と冷房の効いた室内との移動を繰り返すと、自律神経がうまく働かず体温調節の機能が乱れてしまいます。すると体内に熱がこもったままとなり、体はじわじわと疲れやだるさを感じやすい状態に。

他にも発汗によって失われる体内の水分とミネラル不足、胃腸の消化機能低下による栄養不足、熱帯夜による睡眠不足なども重なり、気づけば夏バテ状態となってしまうのです。

楽しいイベントや計画がたくさんある夏、元気に楽しく過ごすためにも、ポイントを押さえた夏バテ対策をしっかりとっていきましょう。

暮らしにちょっとひと工夫、自分でできる夏バテ対策

01 冷え過ぎ注意、冷房はほどほどに

暑さが厳しくなると、どうしても冷房に頼りがち。でも屋内外の温度差が5度以上あると、体の温度調節機能が上手く働かなくなってしまいます。

とはいえ、公共機関や電車内、オフィスなど、冷房の設定温度を自分で調整できない場所も多いもの。外出時は冷えを防ぐ羽織りものを常に携帯し、こまめに脱ぎ着をして調整しましょう。女性はソックスを履くのもおすすめです。

02 のどが渇いていなくても水分補給

汗をかいたのに水分を摂らないと脱水症状を起こしやすくなります。大切なのは、のどが渇いたから水分を摂るのではなく、のどが渇く前に飲むこと。

だからといって冷たいものばかりがぶ飲みすると、胃腸の働きをいたずらに低下させてしまいます。常温にする、もしくは氷を入れないなどの工夫も必要。

また、汗をかくと体内の塩分やミネラルも排出されるので、水やお茶だけでなくほどよい塩分の補給も心がけましょう。

03 食事はしっかりバランスよく

体力を消耗しやすい夏は、特に栄養バランスのとれた食事に気をつけることが大切です。疲労回復効果のある栄養素を取れ入れたメニューでパワーをアップ。暑いからといって素麺などあっさりしたものばかり食べるのはNGですよ。

04 夜更かしせずにぐっすり快眠

風がそよとも吹かない熱帯夜。どうしても寝付きが悪くなったり、眠りが浅くなって睡眠不足になりがちです。そうすると日中の疲れを回復することができず、疲労が蓄積して夏バテ症状を引き起こすことに。

よく眠れるように就寝前に室温を28度前後に冷やしておき、3時間ほどで切れるタイマーセットにしておきましょう。

これなら深い眠りに入る前に暑さで目が覚める心配もありません。熱がこもりにくく、通気性のよい素材の寝具を選ぶことも忘れずに!

05 シャワーだけで済ませずゆっくり入浴

湯船に浸かって温まるとまた汗をかいてしまうから…と、夏はついついシャワーだけで済ましがちです。

でも実は、38~40℃くらいのぬるめのお湯にゆっくり浸かることは夏バテ対策にとても有効。うっすら汗が出てくるまで浸かると温熱効果で血液の循環がアップし、体にこもった熱を放出しやすくなります。

また、ゆっくり温まることでリラックスした気分になり、乱れがちだった自律神経が整う効果も。また、人は体温が低下するときに眠気を感じやすく、体温の低下の幅が大きいほどすぐ寝付くことができるので、入浴により体温を上げることは快眠のためにも非常に大事。

就寝の一時間くらい前に入浴し、体温が下がってきたところでベッドに入るのがおすすめです。

Pick up item

夏のバスタイムをより気持ちよく!清潔お風呂のための月イチジャバ

夏バテ対策の一環としても欠かせない入浴タイム。外でたくさん汗をかいたり、冷房ですっかり体を冷やしてしまった日こそ、夜はゆっくりお風呂のお湯に浸かりましょう。

でもその前に忘れてならないのが、キレイで清潔なお湯を楽しむための風呂釜掃除。

風呂釜の掃除を怠っていると、長い風呂釜パイプの中に汚れがたまったり、雑菌が住み着いてしまうから要注意です。

お湯を沸かしたとき汚れが浮いてきたり、イヤなニオイを感じたりする前に、風呂釜を掃除する習慣をしっかりつけておきたいですね。

提供元:ジョンソン株式会社 「美的生活のススメ」

https://scjcatalog.johnson.co.jp/life/bitekilife/index.html

新着記事