2021年11月08日

ガーデニングはプランターでお手軽に!6種類のプランターの特徴を解説

by DCM 編集部

公開:2021.11.08 08:00 更新:2021.12.13 09:56

ガーデニングに初めて挑戦するかたは、初心者でも始めやすいガーデニング方法から試すことが大事です。

ガーデニング方法は、育てたい植物や育てる場所によって大きく異なってきます。また、マンションか戸建てかによっても、ガーデニング方法は変わってくるでしょう。

そこで、これからガーデニングを始めるかたにおすすめなのが、プランターを活用したガーデニングです。

しかし、プランターは近所のホームセンターなどで手軽に購入できるメリットもありますが、種類が多すぎて「選択に迷う」のも悩みだといえます。

今回は、プランターを活用したガーデニングの魅力と、種類別のプランターの活用方法について紹介していきます。

ガーデニングはプランターで手軽に楽しもう

初心者におすすめなのは、プランターをうまく活用したガーデニングです。

プランターであれば、素材や形状のバリエーションが多いので、自分だけのオリジナルのガーデニングが実現できるでしょう。

プランターを活用する魅力は、以下の3つです。

①ベランダや窓の空いたスペースを有効活用できる

②レイアウトを自由自在に変えられる

③寄せ植えをするのに最適

プランターをうまく活用すると、庭に狭いスペースしかなくても、ガーデニングができます。

また、プランターを使えば、簡単に植物の種類や色合い別で仕分けられるでしょう。

①ベランダや窓の空いたスペースを有効活用できる

プランターは軽い素材で、持ち運びやすいものが多いです。プラスチック製のプランターであれば、上から吊り下げることもできます。

窓の小さなスペースや玄関などの狭い場所でも、ガーデニングの場として有効活用することが可能です。

マンションやアパートで生活しているかたは、自分が使える共用スペースが少なかったり、ガーデニングが制限されていたりする場合もあります。

そんな場合でも、プランターを使って小さい植物を育てれば、住んでいる場所に関係なく、ガーデニングが楽しめるのです。

初心者だけでなく、ガーデニングの場所の確保に困っているかたにも、プランターを活用したガーデニングはおすすめできます。

②レイアウトを自由自在に変えられる

プランターは大きなものから小さなものまで、サイズに幅があり、素材も素焼きの陶器から繊維製のものまで様々です。

そのため、デザインのカスタマイズが可能で、自分流のガーデニングを簡単に表現できます。

和風のガーデニングから洋風のガーデニングまで、自分の好きなスタイルでガーデニングを楽しみましょう。

また、ガーデニングのデザインを変更したい場合にも、持ち運びやすいプランターを活用したガーデニングは非常に便利です。

③寄せ植えをするのに最適

「寄せ植え」とは、数種類の植物を同じプランターで植えるガーデニングの方法です。植える植物の種類をアレンジすることによって、自分だけの組み合わせでガーデニングが実現できます。

ある程度のサイズがあるプランターなら、何種類もの植物を寄せ植えできます。

また、虫に弱い植物の周りに、虫を寄せつけない成分を出す植物を寄せ植えすれば、虫に弱い植物を元気に育てることが可能です。

6種類のガーデニング用プランターの特徴

ガーデニング用のプランターは多種多様ですが、ここでは人気の高い6種類のプランターの特徴について解説します。

①プラスチック製のプランター

②素焼きのプランター

③木製のプランター

④ハンギング型のプランター

⑤マグカップ型のプランター

⑥ブリキ・缶製のプランター

基本的には、プランターの素材の違いをもとに特徴を解説しますが、プランターの形状ごとの違いについても触れていきます。

ガーデニングの目的に合わせて、適切なプランターを選んでみましょう。

①プラスチック製のプランター

プラスチック製のプランターの魅力は、3点あります。

・軽いので持ち運びに便利

・色合いが豊富でアレンジが簡単

・重ねて収納しやすい

プラスチック製のプランターは軽量で、携帯性に優れているのが魅力です。メジャーな種類のプランターなので、100円ショップでも購入できます。

色合いや形などバリエーション豊かで、自分のガーデニングのスタイルに合わせたアレンジができるのも魅力です。

また、最近のプラスチック製のプランターは水はけがよく、根腐れの被害が抑えられるため、「プラスチック製のプランターは安くて、粗悪品ばかり」というイメージは過去のものになっています。

プラスチック製のプランターであれば、使わない時期は重ねて収納できるのも、人気の理由のひとつです。

②素焼きのプランター

素焼きのプランターは低温の700~800度で粘土を焼いたプランターで、重量があり、通気性に優れています。

通気性に優れているので、植物の成長や土の栄養素の維持に役立つでしょう。ただし、与えた水がすぐに蒸発してしまうので、こまめに水やりをする必要があります。

また、重量があるので、うっかり落とすと割れるリスクも高いです。土を入れるとさらに重くなってしまうので、場所替えを頻繁にするかたは、プラスチック製のプランターを使用するのがよいでしょう。

その一方で、「プランターの場所を固定して庭を作りたい」と考えているかたは、素焼きのプランターも選択肢に入れてみてはいかがでしょうか。

③木製のプランター

木製のプランターは、他の素材には無い自然味が出せるのが魅力です。素焼き製のプランターと同じく、排水性と通気性に優れた素材だといえます。

断熱性の高い素材でもあるので、気温の高低に左右されない点もメリットです。

木製プランターは自然の素材なので、自然と調和したガーデニングを目指しているかたには最適だといえます。

木製プランターの中でも、樽型のプランターは定番です。中には本物のウイスキー樽を再利用したプランターもあります。

深さと横幅のある樽型のプランターは、たくさん寄せ植えしたいかたにもピッタリです。オシャレな見た目の樽型のプランターがあれば、より魅力的なガーデニングができます。

ちなみに、素材の木には、スギやチーク、レッドシダーが使用されていることが多いです。高価な木材ほど耐久性が高いですが、一般的には安いスギ材が使われています。

ホームセンターに置いてある端材を活用して、木製プランターをDIYすることも可能です。日曜大工に興味のあるかたは、木製プランターを自作してみるのもよいでしょう。

④ハンギング型のプランター

ハンギング型のプランターの特徴は、上から吊り下げられる点です。屋根や天井など、プランターを掛けられる場所ならどこにでも配置できます。

ハンギング型のプランターに使われる素材には、金属やガラス、陶器など幅広く利用されています。ただし、落ちたら危険なのでしっかりと留める必要があります。

落下が心配なかたは、軽い素材が使用されているハンギング型のプランターを選ぶとよいでしょう。

ハンギング型のプランターをうまく活用すれば、家の中のオシャレなインテリアとしても利用できます。紐や留め具で高さを調節できるのも、ハンギング型のプランターの魅力です。

⑤マグカップ型のプランター

マグカップ型のプランターは、小さい植物の栽培に最適だといえます。不要なマグカップをそのままプランターとして再利用できるのが魅力です。

また、コップや陶器には穴を開けて、水の通り道を作りましょう。

庭を作るスペースの無い家庭でも、ダイニングテーブルやキッチンの隅などの狭いスペースを活用すれば、手軽にガーデニングができます。

小型でどこにでも置けてガーデニングできるのが、マグカップ型のプランターの魅力です。

⑥ブリキ・缶製のプランター

ブリキ・缶製のプランターは、使い終わった缶を再利用するタイプのプランターです。トマト缶や果物の缶詰など、捨てるはずだった缶を再利用してプランターを作ります。

最大の特徴は、余った缶を使うので経済的で、地球環境にも優しい点です。また、缶の見た目に塗装やデコレーションを加えてオリジナルのプランターが作れます。

軽くて持ち運びに便利で、糸や留め具を付ければ、ハンギング型のプランターとしても活用できるでしょう。

まとめ:自分のガーデニングのスタイルに合ったプランターで充実したガーデニングライフを満喫しよう!

ガーデニング初心者にとって、プランターを使ったガーデニングは魅力的です。

プランターは種類が多く、自分のスタイルでガーデニングをすることが可能です。また、狭いスペースを有効活用できるのも魅力だといえます。

狭いスペースでも、自分好みの数種類の植物を同じプランターに植える「寄せ植え」をすれば、世界でたった一つのプランターを作れるのです。

素材ごとのプランターの特徴を知っていれば、プランター選びが何倍も楽になるでしょう。

この記事を参考にして、自分のやりたいガーデニングのスタイルに合った、使いやすいプランターを選択していくことがおすすめです。

新着記事