2021年01月18日
by DCM株式会社 |
公開:2021.01.18 18:40 更新:2021.10.04 16:23
グルーガン…知っている方も多いかと思います。DIYや工作の場面で活躍してくれる便利アイテムです。ちょっと何かをくっつけたいなと思ったときに、さっとくっつけることができて、しかもしっかり接着してくれるんです。接着スピードも比較的早いのでサクサクDIYが進むこと間違いなし♪まだグルーガンをお持ちでない方や初心者の方へグルーガンのおすすめポイントからグルーガンの使い方まで紹介していきます。
グルーガンはその名の通りピストルのような形をしています。グルーとは樹脂のことで、グルーガンに使う樹脂製品の呼び名はグルースティックです。グルースティックを差し込んで使用します。グルーは熱によって溶けて冷えると固まるため、この性質を接着材のように活用します。
グルーガンは本体のグルーガン、グルースティック、電源があれば使用することができます。一般的にはコード式のものが多く、コンセントに差しながら使用します。DCMグループでは充電式のタイプも取り扱っています。使用前の充電が必要ではありますが、作業中のコードの煩わしさや使用場所を選ばないといったメリットがあります。
次にグルーガンが使える素材とは何なのかご説明します。
グルーガンは、基本的に広い範囲の素材で使えるアイテムです。紙や布から革とフェルト、木材、発砲スチロール等の素材はよく接着することができます。
しかし、接着しにくいものも存在します。それは鉄やガラス、プラスチックなどの表面にざらつきの少ないものです。全く接着できないわけではありませんが、重いものや接着部に負荷がかかる場合は適していないので気を付けましょう。
グルーガンは接着のスピードがはやいことも特徴の一つです。数十秒程度の時間で固まるので、さくさく作業を進めたい方にもおすすめです。また数十秒のゆとりがあるため、何かをくっつける際には、微妙な位置や向きの調整ができる点もDIYや手芸の際にうれしいところです♪
グルーガンはしっかりと接着をすれば、強い接着力を発揮します。先ほど言ったようにプラスチックなどのざらつきの少ない素材では接着力は弱くなってしまいますが、手芸等で布の作業をした場合には布が破けるほどの接着力を持ちます。接着力といっても長時間の負荷がかかるような使用方法はグルーが剥がれる可能性があるので気を付けましょう。何か小物を飾り付ける程度の用途であれば問題ありません。
では、実際に強度を試してみましょう!本を何冊か入れた収納ボックスで実験してみます。
強度の実験に今回丸い板を使用してグルーガンの接着力を見てみましたが分厚い辞書等4冊ほど入れたクリアボックスを吊り下げても問題ないくらい強度があることがわかります。※今回の実験の本の総重量は約5㎏です。
グルーガンの接着に使う「グルースティック」は、水に溶けない性質を持っていますので水分が混じって接着力が弱くなるようなことはありませんが、接着時に水によって熱が下がることでグルーの硬化が早くなる可能性があります。他にも、グルー樹脂自体に影響は少ないですが、接着した素材が水によって劣化することでグルー樹脂が剥がれてしまうことも可能性として考えられるのでDIYの際には気を付けましょう。
ここまでグルーガンについてやおすすめポイントについて紹介しましたが、ここからは実際にグルーガンの使い方や気を付けるポイントについてお伝えします!使い方を見れば、グルーガンを手に取るか悩んでいる初心者もすぐに使いたくなるはず!
グルーガンの説明の最初に電源を使用することをお伝えしました。電源にコードを差したまま放置しないことや、差すことで電源が入るようなグルーガンもあるので、スイッチや電源が切れていることを確認しながら使用、持ち運びをしましょう。こういったときには充電式タイプやスイッチで電源のオン/オフを切り替えられるタイプだと使いやすいです。
グルーガンの先端部分はグルー樹脂を溶かすために使用中は高温になっています。間違ってグルーガンの先端に触れないように常に意識しましょう。
グルーガンは、コードを差しこんだらすぐに使えるアイテムではありません。電気をグルーガンの中で熱に変えています。そのため、グルーが溶ける温度になるまでに数分程度必要になります。作業の準備段階でグルーガンを温めておくとスムーズに作業できます。
グルーガンの使い方はシンプルです。グルーが出るほど温まっているのが確認できたら作業開始です。接着したい部分にグルーガンの先端ををあてて、レバーを引くだけ。グルーが先端から出てくるので接着する飾りに応じて量は調節しましょう。この時にグルーが先端から伸びて切れないということに悩むかと思います。その時には、適量のグルーを出し終えた瞬間にくるくるっと先端を回しましょう。そうすることで伸びたグルーガンの先が切れてきれいに接着することができます♪
使い終えたらグルーガンの先端は下に向けておきましょう。グルーが逆流して故障の原因になってしまいます。付属の機能にスタンドがある場合にはそちらを使いましょう。ない場合にはあらかじめ立てかけれるものを準備しておくと作業中は楽ですよ♪
★簡単!グルーガンの使い方を動画でご紹介★
では、実際にグルーガンを使用してコースターをデコレーションしてみます。グルーガンで接着するのにシンプルで作業がしやすいです。今回作成するコースターの材料はコースターにできそうなサイズの板と好きなタイルの2種類です。さっそく作成してみましょう!
①グルーガンが温まったらグルーを出します。
②グルーが硬化する前に接着。色の配置はお好みで!
③接着が完了したら隙間をグルーで埋めちゃいます。
④グルーで隙間が埋まって硬化したら完成!
あっという間にコースターが完成♪隙間を埋めたのでがたつきも少なくていい感じです。グルーガンのお試しにちょうどいいですね。
グルーガンを今回は接着と隙間埋めに使いました。これは温まったグルーであれば形状が自在に変えられることとすぐに硬化する特徴が使いやすかったからです。こういったDIYでもグルーガンは活躍できます。
グルーガンがあれば、DIYや手芸の幅が広がります。他の工具と比べると扱いやすい点や、コンパクトなところも手に取りやすい理由の一つですね。しかし、グルーガンも工具の一つですので取り扱いにはお気をつけてください。それではグルーガンでより楽しいDIYライフをお過ごしください♪
DCM 充電式グルーガン T-GG36V
電源のない場所でも日曜大工や模型製作などの接着作業ができます。
モーター電圧:3.6V。●接着剤吐出量:約3g/分。●予熱時間:約1分。●ノズル温度(最大):130度。●(連続使用時間)約35分・(充電時間)約2.5時間。●グルースティック寸法:径7.0~7.5mm。●(バッテリー)リチウムイオンバッテリー内蔵式
提供元:DCM株式会社
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