2021年09月06日

緊急事態は突然やってくる!必ず役立つ防災のマメ知識

by DCM株式会社

公開:2021.09.06 09:00 更新:2021.10.11 15:32

毎日忙しくても、家事から解放されることはありません。それならできるだけラクができて、美しい仕上がりが手に入るコツやワザを知りたい。そこでSNSで人気の主婦ブロガーの皆さんに、ご自分が実践している家事の裏技や時短テクをリレー連載で紹介していただきます。いますぐ実践できるアイデアがたくさん登場しますので、皆さんの暮らしに役立ててください。

人気の主婦ブロガーが家事ワザを伝授!自分らしい暮らしの作り方

西日本豪雨では、わが県にも大雨特別警報が発令されました。県内外で土砂崩れや河川の氾濫がおき、多くの方が避難生活をしいられることに。災害はいつ起こるか分からない。他人ごとでないのだと思い知らされました。

ライフラインが止まると、復旧までに数日~ 2週間ほど要します。

トイレを流せない!真っ暗で何も見えない!

そんなとき対処法を知っていれば、ストレスを軽減できると思うのです。

今回は、断水や停電時に役立つ“防災の知識”をご紹介します。

水を流せないときのトイレ対策

破損や断水で排水できないとき、汚物は袋に入れて処分します。

トイレ本体を利用すると便利です。

【方法】

・電源を切り、便座の下に、袋を1枚セット。

・便座の上から、汚物用の袋をセット(便座の汚れ防止)。

・凝固剤など入れる(新聞紙やペット用トイレシーツも可)。

・使用後は、汚物用の袋を取り出し、口をしっかり縛って処分。

※中を隠し、防臭袋にいれるといいでしょう。

※処分方法は、自治体のルールに従ってください。

汚物を減らす工夫

断水が長引くと、汚物の袋もあふれます。

ひとり1日6袋使うなら、3日で18袋に!家族4人なら、72袋に?!

【★数量を減らすために】

案1:尿は数回分まとめる。

案2:尿だけフタつきのバケツやポリタンクに貯め、トイレ復旧後にまとめて排水etc.

対処法を考えておくと、もしもの時も慌てずに行動できそうです。

ちなみに、新聞紙はどのくらい吸収するのか実験をしてみました。紙コップ1杯分の水をしっかり吸収させるには、なんと4枚必要でした。

トイレ混雑時に役立つもの

避難所のトイレは不足しがちです。幼い子などに我慢を強いるのは難しいですよね。手作りの簡易トイレがあれば安心です。

簡易トイレの作り方

【新聞紙の場合】

・ポリ袋の中に、新聞紙で作ったゴミ箱をセット。

・中に凝固剤やちぎった新聞紙などを入れる。

・使用後は、袋の口をしっかり縛り、処分する。

【紙袋の場合】

・紙袋の上をカットし低くする。

・中にポリ袋をセットしたら、新聞紙を敷く。

・凝固剤やちぎった新聞紙を入れる。

・使用後は、袋のみ処分する。

ポンチョやロングスカートなどで覆えば、人目につきません。

編集部のおすすめ!買っておくと便利!

『携帯簡易トイレ ニューミニマルちゃん 3回分』

女性(大人)から幼児まで座って使える携帯簡易トイレです。凝固剤でオシッコを素早く固め臭いを包みます。

組立簡単、持ち運びが手軽です。蓄尿袋が最初から取り付けてあるので組立後、すぐに使えます。蓄尿袋の取替えだけで本体は繰り返し使えます。耐荷重強度80kg

水の運搬・貯水に役立つもの

給水タンクの他に、リュックなどのバック、カゴ、丈夫な段ボールも利用できます。

【方法】

・中にポリ袋を2重にセットし、水を入れる。

※運搬時、台車があると便利です。

※シーツなど丈夫な布にのせれば、重たい水も協力して運べます(布の四隅に結び目をつくると持ちやすい)。

節水の工夫

懸命に運んだ水は大事に使いたいものです。洗い物を減らす工夫をしましょう。

※ラップで覆えば、お皿を汚しません。

ポリ袋(熱に強いポリエチレン)に入れて調理すれば、鍋も汚しません。

※鍋底には耐熱皿を入れましょう。

※お米を炊くこともできますよ。

停電!懐中電灯をルームライトにする方法

懐中電灯は、照らす範囲が狭いですよね。

しかし、工夫すれば部屋の広範囲を照らすことができます。

【方法】

・懐中電灯を立てる(細い場合は、容器で固定)。

・水をいれたペットボトルをのせ、下から照らす。

固定する際、トイレットペーパーも使えます。

2個重ねて、筒底にペーパーを詰めれば、長い懐中電灯もぴったり。

また、スーパーの袋を被せて吊るすと、ランタン代わりに。

光が拡散され、広い範囲を明るくします。

編集部のおすすめ!買っておくと便利!

『DCM LEDハンデイライト PRO ブラック』

クリップに対し、本体が約180°回転するため、明るくしたい場所を的確に照射できます。クリップ、磁石2か所、ストラップで取付、使い方が多彩。単四乾電池3本で約10時間点灯。

乾電池の大きさを変える方法

停電時には、乾電池が品薄になりやすいです。“小さな電池を大きくする方法”を知っておくと、役に立ちます。

【方法】

・布(段ボールも可)を必要なサイズの太さになるまで巻き、テープ止め。

・1円玉やアルミホイルをつけて、長さを調整。

※一度作っておけば、繰り返し使えます。

停電対策・蓄光シールを目印に

停電すると、冷蔵庫のドアの灯りやプレーヤーの時刻など、家の灯りが一斉に消え真っ暗になります。

そんなとき、蓄光シールを貼っていれば、目印になり動きやすいです。

懐中電灯、ドアレバー、階段、スマホetc.

蓄光シールは、太陽光や蛍光灯の光を蓄え、暗闇でやさしく光ります。

停電時には、小さな光も心の支えになります。

以上、防災のマメ知識でした。

編集部のおすすめ!買っておくと便利!

『蓄光ポイント』

暗闇での目印になります。電灯のスイッチやリモコンなど、暗闇での目印に便利です。サイズ:直径約7mm。

さいごに

災害時に自分や家族を守るのは、知識と備えです。防災レシピを作ってみたり、懐中電灯で過ごしてみたり。防災トレーニングをしておくことをおススメします。またラップや袋、トイレットペーパー、新聞紙など、災害時に大いに役立ちます。少し多めにストックしておくといいですね。

編集部からひと言♪

緊急事態は突然やってきます。

もしもの時にスムーズに行動できるよう、日頃から対策をしておきましょう。

今回特に驚いたのは、「ライト」を照明に変えちゃうワザ!ペットボトルやスーパーの袋で簡単にランタンができるなんて知れてよかった!

他にも家で何かに活用できそうなものが無いか探してみようかな♪

提供元:DCM株式会社

https://www.dcm-hc.co.jp/

DCMが運営する公式サイト「DCMオンライン」で「防災特集」を掲載中!

DCMグループが運営するネットショッピングサイト「DCMオンライン」では、「防災」に関する特集が盛りだくさん! 「普段の備え」から、「ちょっと変わった備え」などおもしろい商品を掲載中! 一度、訪れてはいかがでしょうか?

9月1日は防災の日!ペットのための災害対策

9月1日は防災の日!災害時に役立つアウトドアグッズ

地震に備えた室内の安全確保

台風・豪雨対策特集 ~普段の備え編~

台風・豪雨対策特集 ~予報後でもできる準備編~

毎日消費する日用雑貨。非常時のためにストックを確認しませんか?

新着記事