2021年05月30日

花や野菜の育て方 ~リコリス~

by 株式会社 花の大和

公開:2021.05.30 04:00 更新:2021.10.04 16:23

リコリスは一般的に赤の彼岸花(品種名:ラジアータ)が良く知られていますが、白、桃、黄等バラエティに富んでいます。 数年間は植え放しでもよく咲いてくれるので、初めての人にも育てやすい球根植物です。

リコリスについて

学名 :Lycoris

科名 :ヒガンバナ科

草丈 :40~60cm

耐寒性 :△

耐暑性 :〇

楽しみ方:鉢植え、庭植え、切り花

形態 :球根

日当たり:日なた~半日陰

栽培カレンダー

植え付け

①用土

土質は選びませんが、腐植質に富んだやや湿り気のある場所が適しています。

鉢植えの場合は、赤玉土(小粒)7 腐葉土3を混ぜたものや市販の「花の土」を利用します。

②植え付け場所・置き場所

日当たり~半日陰の場所に植え付けます。

地植えの場合、水はけさえ悪くなければどこでもよく育ちます。根が深く伸びるので深めに耕します。その際に腐葉土を混ぜると生育が良くなります。

鉢植えの場合根が深く伸びるので、浅植えにするか大きな鉢に植えると良いでしょう。大きな鉢に植える際は、少ない数だと見栄えがしないのでまとめ植えがおすすめです。

鉢植えの場合

やや浅植えにします。複数植える場合の植え付け間隔は球根2つ分をあけると良いでしょう。

庭植えの場合

球根を植える深さは、10~15cm。間隔は、10~20cmを目安に植え付けてください。

管理方法

水やり

植付後、水分が不足すると生育不良を起こします。土を乾かし過ぎないよう気をつけます。鉢植えの場合、土の表面が乾いたら与えて下さい。

肥料

無肥料でもよく育ちますが、植え付け時に堆肥や腐葉土、緩効性化成肥料を施してやれば生育が良くなります。追肥は葉の展開時期に速効性の化成肥料を葉にふれない所へ施します。

花後の管理

花後は速やかに花がらを摘み取ります。その後、葉の成長時に光合成を行い球根に養分を貯蔵しますので、葉は刈ったりしないようにしてください。出来れば冬季は日当りの良い場所を選び、凍結しないよう根元を木の葉などで覆っておくと良いでしょう。寒冷地や北海道では夜間凍らない場所に置いて防寒して下さい。

● 植え付けの適期になりましたら、ホームセンター等のお取り扱い店にてお買い求めください。

提供元:株式会社 花の大和

https://www.hanano-yamato.co.jp/

新着記事