2021年11月15日

初心者でも簡単施工!ガーデニングはレンガを使っておしゃれに仕上げる

by DCM 編集部

公開:2021.11.15 16:00 更新:2021.12.23 09:17

おしゃれなガーデニングを楽しむなら、レンガは必須アイテムでしょう。しかし、ガーデニング初心者には「レンガを使うのは難しい」と思っているかたも少なくありません。

レンガは導入ハードルの低いガーデニングアイテムのひとつです。並べるだけでもおしゃれな雰囲気を演出できるので、初心者でもポイントさえ押さえれば簡単に取り入れられます。

そこでこの記事では、初心者のかたにもおすすめのレンガの並べ方や敷き方のポイントをまとめました。ぜひレンガ導入を検討しているかたは参考にしてみてくださいね。

ガーデニング必須アイテムのレンガでおしゃれに演出

ガーデニングの情報を調べていて、レンガを多用した豪華な庭に思わず驚いてしまうことはありませんか。レンガを上手に使ったおしゃれなガーデニングには、誰しも憧れるものです。

しかし、

「ガーデニングレンガって業者にお願いするべき?」

「費用が高いのでは?」

と思い、悩んでいるかたも多いのではないでしょうか。

実際は、レンガの価格は安く、基本的な並べ方も難しくないので、ガーデニング初心者でもすぐに始められるのです。

レンガを敷くだけでおしゃれに仕上がる

洋風でアンティークな雰囲気のあるレンガ。ガーデニングでは、レンガを敷くだけでも一気に庭がおしゃれになります。

レンガの敷き方はいろいろありますが、初心者でも簡単にレンガを敷ける方法もあります。また、レンガを敷くのに専門的な知識や複雑な工事は必要ありません。

もちろん、セメントや下地の処理など、こだわれば奥が深いのもガーデニングレンガです。しかし、簡単なものであれば、誰でも始めることができて、おしゃれな雰囲気に仕上がるので試してみるのもよいでしょう。

安いから誰でもすぐにチャレンジできるガーデニングレンガ

ガーデニングレンガは、ひとつ100円未満で購入できるものもたくさんあります。値段が安いので、初心者で失敗をしても、気軽に買い直せるのです。

また、レンガは丈夫なので、

「上手く敷けなかった」

「イメージに合わなかった」

となっても、何度でもやり直せます。まずは少しずつ買ってチャレンジして、レンガでガーデニングを形どる楽しさを味わってみてください。

特殊な道具は必要なし!必要な準備物

レンガの施工方法によって必要な準備物や道具は異なりますが、基本的に特殊な道具は必要ありません。

レンガとレンガを固定する下地、メジャーやスコップなどがあれば誰でも簡単に始められます。

より本格的に仕上げたい方は、ハンマー、レンガタガネ、タフブネ、セメントなども用意するとよいでしょうが、自分ができる施工のレベルに合わせて、少しずつ道具を調達すれば問題ありません。

代表的な4種類のレンガの並べ方

レンガの敷き方にはさまざまな種類があります。初心者に適した簡単なものや複雑でおしゃれなものなどあり、自分の理想や庭のサイズなどに合わせたレンガの並べ方を選ぶのがポイントです。

並べ方次第で庭の雰囲気が大きく変わるため、特徴や難易度などを知って、自分の好みやレベルに合わせた並べ方を見つけてみてください。

初心者におすすめランニングボンド

レンガの敷き方で最も定番なのが「ランニングボンド」です。レンガを半分ずつずらし、横向きに敷いていくだけなので初心者でも簡単にできるのが魅力。

レンガを割ったりカットしたりしなくても敷けるため、特別な道具は必要ありません。また並列だけでなくカーブを描くようにも敷けるため、庭のサイズに合わせてアレンジができます。

仕上がりの丈夫さが特徴のヘリンボーン

ヘリンボーンは道路や公園でもよく見かけるレンガの敷き方で、大きく分けて2種類あります。

45度でジグザグと並べたデザインのものと90度で縦と横に組み合わせて並べるデザインのものです。

ヘリンボーンの特徴は、レンガ同士がしっかりと密着して支え合っているため、レンガがズレにくく安定している点です。

しかし、ヘリンボーンのデザインは初心者には難しく、レンガをカットしたり、全体のバランスを計算したりしながら作業しなければいけません。

四角形に並べるのならバスケットウィーブ

レンガをカットせずに隙間なく敷ける並べ方です。レンガを2つずつセットにし、縦に2つ、横に2つと並列に並べていきます。

面積の広い場所で敷くのに適しており、私たちが普段歩いている道路などでもよく使用されているレンガの並べ方です。

規則的に並べるため、正方形や長方形には向いていますが、カーブなどは作りづらいデメリットがあります。

ちょっとおしゃれなハーフバスケットウィーブ

バスケットウィーブに少し変化を加えたものが、ハーフバスケットウィーブです。縦に1つ、横に2つの計3つをセットに並べていきます。

規則的なバスケットウィーブでは物足りない方や狭い場所などで使用するとよいでしょう。

この並べ方もバスケットウィーブ同様、簡単に並べられます。また色違いのレンガを組み合わせたり、レンガの向きを変えたりと、自分好みにアレンジを加えられるのもメリットです。

基本を押さえて簡単施工!レンガの敷き方3つのポイント

レンガをきれいに敷くために大切なポイントは、主に3つです。基本的なことさえ丁寧に行えば、初心者のかたでも簡単にきれいに仕上げることができます。

せっかくレンガをガーデニングに取り入れるのですから、おしゃれに仕上げたいもの。ポイントを押さえてワンランク上の仕上がりを目指しましょう。

水平をきっちり取れば仕上がりに差がつく

まずはレンガを敷く場所の地面を水平にするのがポイントです。せっかくレンガを並べてもデコボコしては不格好ですし、歩きづらく転んで怪我をしてしまう可能性もあります。

安全のためにも、水平に敷けるよう地面を整えましょう。

地面をならして水平にしたら、必ず水平器を利用して計測します。目視に頼ると、案外水平になっていないものです。

水平器がない場合は、スマホのアプリや真っ直ぐにカットされた木の板などでも代用できます。

縁をしっかり押さえる

並べたレンガの仕上がりをよくするには、丁寧に縁取りをするのがポイントです。水平器を用いながら正確に行うことで、後からレンガを敷き詰める際にも、きれいに並べやすくなります。

並べ始めは重めのレンガで縁を支えるように並べると、後からレンガがズレてしまうのを防げるためおすすめです。

レンガのカットをしたくない場合は、基本的にカット不要な「ランニングボンド」や「バスケットウィーブ」といった簡単に敷ける並べ方をチョイスするのがおすすめです。

簡易的でも固定はしっかり

レンガの固定は、長期的にきれいな庭を維持するために重要です。レンガがしっかりと固定されていないと、人が歩いたり雨が降るだけで浮いてしまいます。

レンガが浮くと見栄えも悪くなり、場合によってはつまずくなど、怪我にもつながるので危険です。

レンガの固定は、川砂や珪砂(けいしゃ)などで簡易的に行うこともできます。しっかりと固定するには、もちろんセメントやモルタルがベストです。

でも、これらの資材を利用できなくても、全く固定をしないのと比べると、格段に仕上がりや耐久性が変わってきます。また、砂を入れる前に防草シートを入れることでレンガの隙間から草も生えにくくなります。

ワンランク上のレンガの使い方

レンガを使った作業に慣れてくれば、レンガを使って花壇やガーデンライトなどさまざまなものが作れます。

レンガはガーデニングDIYではかかせないアイテムなので、ぜひ使いこなしておしゃれな庭を作りましょう。

自分のレベルに合わせて、少しずつ難しいものにチャレンジしていくのも、ガーデニングの楽しみの1つですよね。

積み上げて花壇やガーデンライトなどを作る

ガーデニングレンガでレンガを敷き詰めるのと同じように、レンガを好きな形に積み重ね、セメントで固定するだけで花壇やガーデンライトが作れます。

セメントを使うため、少しハードルは上がりますが、レンガ造りの花壇やガーデンライトなどの造形物は、庭を一気におしゃれに演出してくれるので、おすすめです。

セメントの使い方も一度覚えてしまえば、さまざまな場面で使えます。レンガの扱いに慣れてきたら、ぜひトライしてみてくださいね。

集合住宅のベランダでは注意が必要

集合住宅のベランダなどでレンガを使用する場合は、耐荷重に注意しなければいけません。重量の重いレンガを使用すると、ベランダが崩れてしまう恐れがあります。

ベランダ用の軽量のレンガも売られているので、レンガを使用する際は重量に注意して選びましょう。

また、集合住宅のベランダ等は共用部分となっている場合が多いため、ガーデニングをする際には、事前に管理規約を読んだり、管理会社に確認したりしましょう。

ガーデニングの仕上がりがぐっとおしゃれになるレンガ

ガーデニングのクオリティを上げるレンガ。初心者でもポイントさえおさえれば、簡単に施工できます。

レンガは安価で購入できることも、失敗しがちな初心者におすすめできるポイントです。

レンガの扱いに慣れてくれば、ただ敷き詰めるだけではなく、花壇やガーデンライトなどのアイテムも作ると、庭がおしゃれに仕上がります。

これまでレンガを使うことを迷っていたかたも、ぜひレンガを使ったガーデニングにチャレンジしてみてくださいね。

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