2021年12月07日
by DCM 編集部 |
公開:2021.12.07 04:00 更新:2022.01.04 10:08
懐中電灯には、さまざまな形や種類があるため、「防災対策として、どれを選んでいいのかわからない」というかたも多いでしょう。
この記事では、懐中電灯の防災対策としての選び方5つや覚えておきたい4つのタイプ、保管する際の注意点を解説していきます。
災害時に役立つ懐中電灯の選びかたについて詳しく知りたいかたは、是非参考にしてみてください。
懐中電灯を防災対策として選ぶ際には、以下の5つのポイントをおさえて選ぶようにしましょう。
①照射距離の長いものを選ぶ
②点灯時間の長いものを選ぶ
③コンパクトなものを選ぶ
④多機能が付いているものを選ぶ
⑤防水機能があるものを選ぶ
上記のいずれも災害時に役立つポイントなので、参考にしながら防災対策として懐中電灯を選んでみてください。
災害は夜間に起きることも考えて、なるべく照射距離が長いものを選ぶようにしましょう。
夜間は見通しが悪いので、転倒物や障害物にいち早く気付くために照射距離が大事になります。
また、ルーメン(lm)も確認しておきましょう。ルーメンとは、主に懐中電灯の「明るさ」を指します。
足元を照らすだけであれば、50ルーメンほどでよいですが、遠くの周囲まで見通したい場合には100ルーメン以上がおすすめです。
災害時には停電して、明かりが懐中電灯だけになってしまう場合も考えられます。
どんな場所でも安心して使えるように、連続して使用できる点灯時間の長さをしっかりと確認しておきましょう。
おすすめは、通常時の明るさで10時間以上、連続点灯できる懐中電灯です。
防災用として懐中電灯を選ぶ際には、コンパクトなものを選ぶようにしましょう。防災リュックの中に入れられたり、災害時にもサッと持ち出せたりするからです。
また、両手を開けられる「ヘッドライト」や、ボタン電池などを用いた小型の「キーライト」もおすすめです。
懐中電灯には、ラジオや携帯の充電機能・光量が調整できるものなどがあります。
スマートフォンなどは、非常時には回線が混み合い、通信が不安定になることも想定されるため、ラジオ機能が付いているものだと安心です。
また、災害時に焦ってモバイルバッテリーを忘れてしまった場合でも、懐中電灯に充電機能が備わっているものもあります。
さらに、光量が調整できるものもあるので、災害時に電池を長持ちさせたい場合には、光量が調整できる懐中電灯を選ぶようにしましょう。
防水機能があれば、台風や豪雨などの災害時にも安心して使えます。
また、防水機能のレベルは「IP〇〇」で表記されていて、左側には「防塵性能」、右側には「防水性能」のレベルを表す数字が記載されていることを覚えておきましょう。
◯の数字が大きいほど高性能で、「IP68」と表記されたものが一番、防水性能のいい懐中電灯となります。
懐中電灯には、電源によってタイプが以下の4つに分けられます。
①電池タイプ
②充電タイプ
③ソーラータイプ
④手回しタイプ
1つずつ順番に特徴を解説していきますので、自分の好みに合った電源タイプの懐中電灯を選んでみてください。
電池タイプは、市販の乾電池などを使用して点灯するタイプです。他のタイプよりも光が強いのが特長。
ただし、電池の予備がないと、電池切れを起こして使えなくなります。
しかし、大量の予備の電池を持ち運ぶとなると荷物になるため、事前に点灯時間を確認しておき、最低限を持ち運ぶようにしましょう。
災害時に限らず、普段から足元や手元を照らすライトとして使えるのが、充電タイプです。
常にコンセントにつなげておくことで、充電とセンサーライトの役割も果たしてくれます。
ただし、一度充電が切れてしまうと、再充電には電気が必要となってしまうため、災害時には予備のライトとして考えておきましょう。
ソーラータイプは、予備の電池を持っていったり、充電に電気が必要なかったりするので、災害時に安心して使えるでしょう。
ただし、天候の悪い日が長く続いた時に、充電できないのがデメリットです。また、明るい場所で充電している際には、盗難にくれぐれも気を付けてください。
他の3タイプと違い、手回しタイプは、電池などの電源を必要としません。そのため、災害の際も安心して使えます。
ただし、充電が完了するまでに体力を消耗してしまうので、体力のないかたには不向きです。また、手回しタイプは、他のタイプと比べて光量が小さいこともデメリット。
そこで、おすすめなのが、電池タイプ・充電タイプ・ソーラータイプのいずれかと一緒に併用することです。
併用することで、「電池タイプの電池が切れたから、手回しタイプを使おう」のように、状況に合わせて使いこなせるようになります。
懐中電灯を防災対策として買っておいても、保管の仕方によって、災害時に役に立たなくなってしまう場合があります。
そのため、正しい懐中電灯の保管方法をしっかりと理解しておきましょう。
防災対策として懐中電灯を買ったとしても、家族全員が懐中電灯の位置を覚えていないと、いつ起きるかわからない災害時に困ってしまいます。
そこで、常に枕元に置いておいたり、玄関のわかりやすいところに置いておいたりなどの工夫をするようにしてください。
また、防災リュックの中にあらかじめ入れておくことで、万が一災害が起こった場合でも、忘れずに懐中電灯を持っていけるでしょう。
電池タイプの懐中電灯は、定期的に入れ替えをしないと、乾電池から液漏れが起こる場合があります。
液漏れをすることで、バッテリーカバーが開かなくなって電池を取り替えられなくなったり、最悪の場合、懐中電灯が壊れてしまったりします。
そのため、半年〜1年を目安に電池の入れ替えをしましょう。
今回は、防災対策における懐中電灯の選びかたや電源タイプ、保管する際の注意点を解説しました。
防災対策として懐中電灯を選ぶ時には、以下の5つを参考に選ぶようにしてください。
①照射距離の長いものを選ぶ
②点灯時間の長いものを選ぶ
③コンパクトなものを選ぶ
④多機能が付いているものを選ぶ
⑤防水機能があるものを選ぶ
また、災害時にスムーズに懐中電灯を持ち運べるようにするためにも、家族全員がわかりやすい位置に置いたり、定期的に電池を入れ替えて液漏れを防いだりしましょう。
この記事で紹介した内容を参考にして、防災対策として懐中電灯を備える際にお役立てください。
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