2021年05月02日
by ネスレ日本株式会社 |
公開:2021.05.02 12:00 更新:2021.10.04 16:23
最近、猫がよく水を飲んだり、おしっこの回数が増えてきたと感じていませんか。もしかすると、それは慢性腎不全(腎臓病)のサインであるかもしれません。特に7歳以上になると、腎臓病のリスクが高まります。早期発見のためにも、日頃から愛猫の様子やおしっこの状態などをチェックしておきましょう。
慢性腎不全とは、腎臓の機能が時間をかけてゆっくりと低下していく病気です。加齢に伴い腎機能が低下するケースが多く、7歳以上の猫によくみられる病気です。腎臓には様々な機能がありますが、その中でも血液の中の老廃物をろ過し、尿をつくるという大切な役目を担っています。腎臓病にかかると、血液中の老廃物をろ過することができず、毒素が体の中に溜まって、様々な障害を引き起こします。機能を失った腎臓は再生することができないため、腎臓病を早期発見し、残りの機能を維持することが重要になります。
初期症状としては、水をたくさん飲んだり、おしっこの量が増えるようになります。血液中に毒素が溜まっていくと嘔吐や下痢、脱水症状などを引き起こします。さらに症状が進行すると尿毒症を発症し死に至ることもあります。
□一度に水をたくさん飲む
□最近、元気がない
□おしっこの量や回数が増えた
□よく嘔吐するようになった
□おしっこのニオイがしなくなってきた
□毛並が悪くなってきた
□おしっこの色が薄くなってきた
□舌やまぶたの色が白っぽい
□食欲がなくなった
□体重が落ちてきた
ひとつでも当てはまったら、早めに獣医師に相談を!
早期発見のためには、定期的に動物病院で検査をするのがおすすめです。腎臓病は尿検査、血液検査、超音波検査などで発見することができます。特に7歳以上は、最低でも年1回は尿検査を受けるようにしましょう。
提供元:ネスレ日本株式会社
https://nestle.jp/brand/purina/
※2021年1月時点掲載内容
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