2021年09月12日
by DCM 編集部 |
公開:2021.09.12 05:00 更新:2021.10.04 16:23
飲み物をキンキンに冷やしたり、食材が傷まないように保冷したりと、キャンプやアウトドアで欠かせないクーラーボックス。近年、キャンプが流行したこともあり、さまざまな種類のクーラーボックスが販売されています。
クーラーボックスは使われている素材によって保冷力も異なるため、用途や目的に合わせた選び方が大切です。しかし、これからキャンプを始める方は、どのようなクーラーボックスを選んだらいいか迷ってしまいますよね。
そこでこの記事では、クーラーボックスの種類や選び方を紹介します。どのようなクーラーボックスを選んだらいいか悩んでいる方は、ぜひ参考にしてみてください。
クーラーボックスは大きく分けて、ハードクーラーボックスとソフトクーラーボックスの2種類があります。それぞれ長所と短所があるので、目的に合わせて使い分けるとよいでしょう。順に紹介していきます。
ハードクーラーボックスはその名前の通り、硬い素材を使用しており、頑丈にできています。ゆえに外部からの衝撃に強く、やわらかい食材や割れやすい瓶などを入れるのに最適です。上に物を載せたり、椅子やテーブルの代わりにしたりと幅広く利用できます。
ソフトクーラーボックスと比べると、重量があり持ち運びは大変です。しかし、持ち運びしやすい小さいサイズのものも売られているので、携帯性を重視する方は小さめのサイズを選びましょう。
ハードクーラーボックスは保冷力が高いことから、2泊以上のキャンプや大人数でのキャンプにおすすめです。ソロキャンプでもメインクーラーとして1つは持っておくとよいでしょう。
ソフトクーラーボックスはやわらかい素材でできています。ゆえに、ハードクーラーボックスと比べると外部からの衝撃に弱いのが欠点です。しかし、大きいサイズでも軽くて持ち運びしやすいため、ソロキャンプや女性用として適しています。
ソフトクーラーボックスはバックパックタイプやトートタイプなど、さまざまな形や機能を持った商品が売られているので、自分の好みやスタイルに合わせて選べるのもメリット。なかにはコンパクトに折りたたんで収納できるものもあり、使用していないときにはスペースの節約にも役立ちます。
チャックが壊れない程度であれば、規定量以上に荷物を押し込んで収納できるため、収納力も高めです。ハードクーラーボックスと比べると保冷力は低いので、日帰りのキャンプやちょっとしたアウトドアに使用するとよいでしょう。また、サブクーラーとして活用するのもおすすめです。
いざクーラーボックスを買おうと思っても、どのようなものを選んだらいいか迷ってしまいますよね。ここでは容量・保冷力・携帯性・予算の4つの選ぶポイントを紹介します。目的に合わせて選んでみてください。
クーラーボックスの容量は少ないもので5L、多いものでは50L前後のものが売られています。容量が多ければ多いほどサイズも大きくなり、持ち運びは大変です。
クーラーボックスは大きければ大きいほど良いわけではありません。ボックス内に余分なスペースがあると保冷力が落ちる可能性があります。用途や使用人数に合わせて適切なものを選ぶとよいでしょう。
目安として、1泊2日のソロキャンプであれば10〜15Lあれば飲み物と食材を十分に入れられます。2人であれば20〜30L、3人以上であれば40Lが目安です。「ソロキャンプもするけど大人数でも使うかもしれない」といった方は、ハードクーラーボックスの15Lを選ぶとよいでしょう
足りない容量は、ソフトクーラーボックスをサブクーラーとして補うのがおすすめです。持ち運びしやすく、使わないときはコンパクトにたためるので使い勝手がいいですよ。
長時間のアウトドアや1泊以上のキャンプでは、クーラーボックスの保冷力は重視したいポイントです。とくに夏場であれば、クーラーボックスに入れた食材が傷んでしまう可能性もあります。
保冷力はクーラーボックスに使われている断熱材を確認しましょう。おもにクーラーボックスで使用される断熱材は、発泡スチロールやポリウレタン、真空断熱パネルの3種類です。
発泡スチロールは安価ですが、保冷力が低く耐久性もありません。繰り返し使えばボロボロになってしまいます。真空断熱パネルは高価ですが、保冷力が高いので長時間使用する方におすすめです。ポリウレタンは手頃な値段で保冷力もそこそこあるので、1泊2日のキャンプやアウトドアに適しています。
ソロキャンプや女性だけのキャンプであれば、携帯性はこだわりたいポイント。軽くて持ち運びしやすいのは、ソフトクーラーボックスです。なかでも、バックパックタイプはリュックのように持てるため、疲れにくく持ち運びしやすいでしょう。
ハードクーラーボックスを使用したい方は、キャスターがついているものや両サイドに持ち手がついているもの、肩にかけられるものがおすすめです。いずれもない場合は、別途キャリーを購入するとよいでしょう。
軽さを重視するのであれば、最も軽い素材でできた発泡スチロールのクーラーボックスもおすすめです。
クーラーボックスを頻繁に使用しない方であれば、できるだけ安いものを選びたいですよね。値段はサイズや容量、材質で大きく変わってきます。発泡スチロールのクーラーボックスは1,000〜3,000円程度で購入できるので、比較的安価です。
また、ソフトクーラーボックスも安い商品が多く売られています。人気モデルの商品は高価ですが、デザインがおしゃれだったり、保冷機能が充実していたりと、長く愛用したい方にもおすすめです。
クーラーボックスを初めて買う方は、ハードクーラーボックスで3,000円程度のものがよいでしょう。10〜20Lあれば、収納量も十分です。足りない容量は、ソフトクーラーボックスをサブクーラーとして補うのがおすすめです。
クーラーボックスは保冷力が大切です。しかし、使い方や断熱材の性能によっては保冷力が落ちてしまうことも。ここでは保冷力を高めるコツを4つ紹介します。長時間のキャンプやアウトドアには欠かせないテクニックなので、ぜひ参考にしてください。
保冷力を高めるために欠かせないのが保冷剤です。じつは保冷剤にもさまざまな種類があります。保冷剤をどのように入れるか、どのように使うかが重要です。
保冷剤には大きく分けてハードタイプとソフトタイプがあります。ハードタイプは耐久性があり、保冷時間も長いため、クーラーボックスの底面に入れるとよいでしょう。
ソフトタイプは周囲の熱エネルギーを吸収しやすく冷却効果が高いため、短時間で冷やせるのがメリット。クーラーボックス内の隙間に敷き詰めるのがよいでしょう。ハードタイプと組み合わせて使えば、瞬時に保冷力を高めることができ、保冷時間も長くなります。
クーラーボックスの開け閉めは最小限にしましょう。開けた瞬間に、ボックス内の冷気は徐々に外に逃げていき、温度が上がっていきます。また、開ける時間をなるべく短くするために、ボックス内の中身を整理しておくとよいでしょう。
当然ですが、クーラーボックスが直射日光を浴びれば、保冷力や保冷時間は減ります。テントの中やタープの下など、なるべく日陰に置きましょう。
また、車内に置きっぱなしも保冷力を下げる原因になります。車内は熱気が溜まりやすいため、どうしても車内に置きたい場合は、クーラーをつけたり、窓を開けたりと熱がこもらない対策をしましょう。
クーラーボックスを地面に置いてしまうと地面の熱を受けて保冷力を下げてしまいます。ついつい地面に置いてしまいがちですが、椅子やクーラースタンドを使ってなるべく直置きは避けましょう。
また、地面から底上げすることで、立ったままでも中身が取りやすくなるメリットもあります。ホームセンターで売られている安い台や椅子をスタンドとして使うのもよいでしょう。
クーラーボックスはホームセンターでも売られている身近なアイテムです。しかし、さまざまな種類や特徴を持った商品があり、保冷力や価格、携帯性などが異なります。予算や目的に合わせてクーラーボックスを選んでみてください。
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