2021年06月27日

黄ばみきった換気口を白くする!

by DCM株式会社

公開:2021.06.27 19:40 更新:2021.10.04 16:23

「家事能力人並み以下」なズボライターが、ネットの「ラクしてキレイ技」に挑戦します!

換気口がいつのまにかまっ黄色に。これは目立つ!

こちらはわが家の壁の換気口たち。

黄ばみとくすみで、壁の白から浮きまくってます。いかにズボラ―でも無視できないレベル……。

こんなに黄ばんだのはわたくしが掃除嫌いだから、というより「プラスチック樹脂素材の経年劣化による変色」が大きいそう。拭いたところで取れません。

だったら取り替えるしかないじゃない?

ということでDCMのホームセンターへ行きましたら…

ありました、「プッシュ式レジスター」という名称で角型2サイズがたくさん売られております。値段もそこまで高くない。

取りつけは簡単、手で外して新品をはめるだけ。

手でゆすりながらひっぱったら、こんな感じでカポッと外れました。突起状の爪がひっかかる場合はマイナスドライバーで押し込むと良いそう。

で・す・が!

ここは「意外に知らない家事の裏ワザ」を試す場所。「取れない黄ばみ」なら取ってこそ!!

グーグル先生に「プラスチック樹脂素材の黄ばみ取り」を聞き

1)過酸化水素水につけ紫外線にあてる

2)スプレー塗装する

の2方式で「換気口を取り換えずに白くする」やってみたいと思います!

作戦1・時間はかかるが手間いらず「オキシひなたぼっこ」

換気口ホワイトニング、ひとつめは「紫外線にあてながら過酸化水素水につける」方法です。

過酸化水素といえばオキシクリーン。

いっぱい残ってるのでバンバン使います!

step1

日の当たる場所にバケツを置き、50~60度のお湯に分量のオキシクリーンを溶かし、外した換気口を漬けます。

シュワシュワの泡がきれい❤

そのまま3~5日放置。

……

……

……

エッ?! 3~5「日」??

「時間」じゃないの?

そんなにかかります?

step2

その間何日も壁穴ポッカリってわけにはいかないので、急遽仮ふさぎ作業を実施。

setp3

結局5日は待てず、3日後にひきあげ。

軽く水洗いし、乾かすと…

おおお! けっこう白くなってます♪

仕組みとしては、「酸素系漂白剤の力で漂白」&「紫外線によって黄変物質の結合を切断して脱色に導いた」らしいです。確かに3日間でいちばん晴れた2日めの夕方、グンと白くなってて驚きました。あと2日置いたらもっと白くなったかも?

ともあれこすり洗い不要、漬けおきだけで白くなる「オキシぼっこ」、間違いなくラクちんです!

作戦2・速攻で白く「スプレー塗装」

次は「3日も待たなくていい、今すぐ白くなる」スプレー塗装にチャレンジ。

DCMのホームセンターには、全8色のDCMブランド「アクリルスプレー」がありました。

塗装の中でもスプレー式は手軽にきれいに仕上げられ、初心者向きとのことです。

step1

段ボールで塗装ブースを作成

スプレー塗料は手軽な反面、吹付け時に飛び散りやすいのが心配です。そこで深め段ボールをポリ袋に入れた簡易塗装ブースを自作。この中ですべて完結させることに。

底板に換気口の軸を突き刺し自立。噴霧時に使うマスク、手袋も用意。

step2

袋にスプレーを突っ込み、30秒くらいよく振ってから薄くまんべんなくシュー!!

なるべく遠くから、薄く重ねるように。

端、溝などにもいきわたるよう丁寧に。

step3

そのまま1時間ほど放置し、サラサラに乾燥したら取り出します。

あらまあ、ツヤありの白がステキ!20秒くらいシューッとしただけでコレ!

側面など、若干吹き付けが足りない部分があるものの、塗装初体験の雑人間でもここまでできるとは正直ビックリ。アクリルスプレー簡単なのにすごいです!

調子に乗って「オキシぼっこ漬け」の方もスプレーすることに。

シュー!

こっちはひとまわりサイズが大きかったため、段ボールの四隅を雑に裂いてスペースを拡張。

すると…

ビニールのくっつき跡、ムラが出まくる残念な仕上がりに……。

原因は、

・段ボールを裂いて広げた→高さが低くなった→近くから噴霧することになった→ムラ

・ビニールとの距離も近くなった→風が吹いただけでくっついた→乾燥後慌てて剥がしたら凸凹

という感じ。

面倒がらず、大きめ段ボールに入れ替えてやればよかった話です。

壁に取り付け。

油断した左はよく見るとムラムラ。

ですが大丈夫! 白だから目立たないしなんたって黄色くない! なんなら新品っぽい!

換気口のお手軽ホワイトニング、大成功じゃないでしょうか!

おまけ・上から隠す①

こんなにうまくいくとは思わず、失敗した時用に「上から目隠し」の手を用意していたので追記。

プチプラ軽量園芸用品を入手し、エアコンダクトから吊りさげてみました。

園芸コーナーでよく見かける「ブリキプレート」は横幅が換気口と同じ15cm。上からぶら下げてるだけなので、空気の通りはじゃましません。

上から隠す②

かぶせるだけで換気口まっしろ

ここまできて何ですが、専用商品があるらしいので紹介。換気口の上から両面テープで貼りつける「給気口カバー」。

ちょっと厚みは出ますが、換気口を取り外さなくていいのでお手軽。

ネットの評判も上々。

通気口が外れない、外したくないならこちらポレットさん、

外せるならオキシぼっこかスプレー、もしくはレジスターごと付け替える。

いずれにしろ簡単なので、黄変に悩んでいる方はぜひお試しを。

提供元:DCM株式会社

https://www.dcm-hc.co.jp/

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